
街のあかり
震災の影響で遅れていた『造形ワークショップの広がり』の納品が、ようやく先週の金曜日に。見返しの明るい桜色に、なんとなく涙がでてくる。こういう本は、こういう時に、何の役にたつのだろう。13人の著者にさっそく発送の手配をするも、宮城県美術館の齋正弘先生とは連絡がとれず・・・(その後、メールでご本人もご家族も無事であると確認!)たんたんと自分の仕事を今まで通りにやること、節電につとめること、それしかないのは分かっているが気持がザワザワしている。当然ながら、東京の街はいま暗い。国分寺駅はみごとに節電モード。どこかの景色に似ている、どこだっけ? どこだっけ?あ、かつてのモスクワ空港だ。そうだ、ビロード革...