武蔵野美術大学出版局

今朝の東京は一段と冷え込みました。吉祥寺駅から徒歩15分のMAUP。出勤の途中、「美大通り」でほぼ毎朝すれ違う若い女性がいます。20代半ば、背の高い彼女はいつも黒いタイトミニのスーツ。ストッキングも黒、パンプスも黒。ときにはパンをかじりつつ、ときには急ぎ足どころか小走りに。ストレートの長めの黒髪をなびかせて、ハーフなのかな、くっきりとした顔立ちで、いつも決して下を向いたりせずまっすぐにこちらを見ている。毎朝、すれ違うだけ。今年、初めて彼女とすれ違う。あれ、髪を肩より短くしてる。似合うな、と思った瞬間に彼女が「おはようございます」。「おはようございます」とハムコ。あしたはもっと元気に「おはよう」...

ほしいと切実に思う呑猫です。年末を迎えそんな切羽詰まっているのに、本日突如探検をしてきました。いやワタシ的に、という話です。最寄り駅が３つ、いずれからも徒歩5分という場所２カ所に用事ができ、プリントアウトした地図を片手に右往左往。でも、そんな私にも強い味方ができました。iPhone４を手にして４カ月、はじめてマップ機能を使い、助けられました。しかしなあ、あと216メートルという距離でも、どっち？　と迷うのもいかがかな。探検した時間も悪い？　18時といえば、しっとりといい具合の闇が街を包み、赤提灯が気になって仕方がない。見たいものだけが目に入る。違う時間帯に歩いたら、また迷うこと必至だな……。［...