はじめてのおつかい
先日、埼玉県内にある某デパート8階にある書店にふらりと寄ったところ、 「しおりが不足しております。ご入り用の方は お申し付けください」と手書きの紙が貼ってあった。翌日、営業ズッチ☆に相談。ジョン・ケージのしおりをハムコが届けることになった。営業「代行」である。編集者が書店に「営業」に行く、あるいは担当した本を書店でプレゼンするような機会はまったくない。大学出版部協会の研修で、書店に御挨拶に行くことはあるが、よく考えてみると、ひとりで「営業」に行くのは初めてだ。書店員さんと編集者は、ほとんど接することがないのだが、ジュンク堂新宿店の「建築関係書籍担当者様」宛にハムコはファンレターを書いたことが...