武蔵野美術大学出版局

日常の業務

販売日和

9月19日に、ムサビで「大学美術教育学会」というものがありました。出版局もちょこっと便乗させてもらい、ずっちさんと一緒に、教職系の書籍とムサビグッズを販売させていただきました。他大学の方や美術教育に関わる多くの方にお披露目できる良い機会となりました。売れ行き良好です。[総務:ピロイ]
ひとりごと

月とス●●●●●

皆さん、十五夜の月はご覧になりましたか?東京では雨予報でみられないのでは、と言われていましたがいい具合に雨がずれて、きれいに見えました。お月見する程風流ではありませんが、私も家路を急ぐ道すがら度々仰ぎ見ました。その日の日中はもういい加減にして下さい! という暑さだったのですが、この月が本当の秋を運んできた様子。昨日今日と寒いくらいですね。で、昨日の朝日、読売、毎日の新聞各紙の一面にもお月様。そして、朝日、読売にはもうひとつ共通の被写体が。そう「スカイツリー」です。うまいこと撮るもんですねえ。しかし、プロ・アマチュア併せたら何人くらいの人が「十五夜+スカイツリー」狙っていたのでしょうね。相当な数...
フェア情報

石元泰博ー写真という思考ラジオで紹介される予定です!

茨城放送のラジオ番組、「タッチ・ミー・イン・ザ・モーニング」 (放送時間は6:00〜9:00)で、9月24日(金)『石元泰博—写真という思考』が紹介される予定です。ご紹介してくださるのは、水戸の老舗書店の川又書店の小根澤さんです。小根澤さんはもう5年もラジオの書籍紹介コーナーを担当されているとのこと。そして実は、石元泰博さんの奥様の滋さんは川又書店の八人兄弟の四人目の長女で、滋さんのご親族でいらっしゃる小根澤さんが、『石元泰博—写真という思考』を読んで私どもへ連絡してくださったのです。とても嬉しい縁だと思いました。放送はぜひ聴きたい!茨城放送は残念ながら電波が届きませんが、インターネットラジオ...
いぬ・ねこ・かえる

お彼岸ですよ

本日、残暑がぶり返し、東京は31°の真夏日だそうで、暑い。なに?この日射し。あまりにまぶしいので、目線を下にやると吉校3号館のコンクリートの上に色鮮やかなきみどりの落下物がある。まじまじ見ると、立派なカマキリでした。ふたつの大鎌を顔の前できれいにたたんで、もう動けない様子。鎌を振り上げて動いているときは結構な迫力なのに、こうしてみるとなにやら哀しい。このようにして虫たちの夏が終わるんだなぁ、ほらもう蟻が見つけちゃったし...いよいよ夏の終わりだねと呟きかけて、気付いた。もうお彼岸じゃん。昨日20日が彼岸の入りでした。夏の盛りのような日射しに、ついうっかり秋を忘れてました。今年は果物も夏バテで生...
耳寄りなお話

MAUP学会デビュー

「最近は学会でも売れないねー」「学会にすら行けないっていう研究者もいるしねぇ」「研究費が減ってるからさ、本を買ってくれないんだよ」「いやぁ、でも学会は売れるよ」「高額な本ほど動くからなぁ」などという会話が、大学出版部協会では聞こえることがあります。「学会」とは縁の薄いMAUP・・・そうか、学会って儲かるんだ・・・と他人事だったのですが、ついに、MAUPも学会デビュー!明後日19日から20日、わが武蔵野美術大学で開催される第49回大学美術教育学会東京大会。大学だけではなく、幼稚園から高校までの教育現場はもちろん、さまざまな場で美術の教育普及に携わるすべての人々にひらかれている学会です(当日参加も...
刊行・販売案内

ご報告

吉田秀和賞受賞の話題で持切りの中ではありますが、違う話題。『大学出版』NO.83のその後のご報告がまだでした。酒井道夫先生の特集号、立派にでき上がっております。特集タイトルは題して「書物偏愛 二代目酒井九ポ堂」。“二代目酒井九ポ堂”とは、ムサビを退任されてから先生が名乗られている肩書き。“武蔵野美術大学名誉教授”なんですけどね。それに見向きもしないところが、酒井先生らしい。で、その内容はというと、表2エッセイからして特集バージョンの番外編。先生が日々こもる秘密基地を誌上公開。本文は「アダナ・プレスからiPadまで」「二代目酒井九ポ堂に聞く いまこそ、本について語ろう」「二代目酒井九ポ堂、書架を...
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吉田秀和賞受賞 記念帯&しおり作成中

J.ケージの吉田秀和賞受賞に色めき立っているMAUPです。白石先生、本当におめでとうございます。担当編集のt:eehも感慨深い様子。いやいやMAUPスタッフ全員で喜んでいます。そして段々と慌ただしくなってきました。まずは、『ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー』の受賞記念帯を制作中。そして、記念しおりも制作中。制作担当の呑猫が息巻いています。デザインは両方とも表紙と同じ、寺井恵司さんです。寺井さんは、急ぎの仕事にも関わらず、ご快諾いただいて、こころより感謝しております。9月下旬には素敵な帯&しおりができあがる予定です。10/9(土)に水戸芸術館で、石元泰博展がはじまり、そして吉田秀和賞の贈呈...
MAUPのヒミツ

久しぶりのスーツ

白石美雪先生『ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー』吉田秀和賞ネタつづきで・・・今日は吉田賞事務局の方が、ムサビにお越しになるとのことで、ジャケットを着ねば、とパンツスーツを引っ張り出しました。このところ体重が減少気味のハムコ、パンツが、ずり落ちる。♪トラのパンツは しましまパンツ はいても はいても すぐおちる がんばらなくちゃ〜 がんばらなくちゃ♪唄っている場合ではない。ベルトをしめれば、こんどはベルトの穴が、足りない。見かねたずっち、いきなり工具を取り出して「ベルトに穴を開ければいいんです!」さすが営業、行動がすばやい。もう落ちません、大丈夫。[編集:ハムコ]
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祝!

もう少しこの吉報、引っ張っときましょう。吉田秀和賞受賞!本当におめでとうございます!!早速ご注文、書店からまとまった数でいただいておりますよぉ〜みなさま、今後も武蔵野美術大学出版局をご支援くださいますよう、よろしくお願い申しあげます。[総務:ピロイ]
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第20回吉田秀和賞 受賞!!!

素晴らしい吉報が届きました。白石美雪著『ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー』が第20回吉田秀和賞を受賞しました。祝!祝!祝!吉田秀和賞は優れた芸術評論を発表した人に対して贈られ、芸術文化を振興することを目的とした賞です。たいへん名誉な賞で、一報が届いてからあたふたあたふた、じっくりと喜びに浸る余裕もありません。この本を読めば、ジョン・ケージがユーモアに溢れ、愛嬌のある人であり、音楽に対して常に真摯であり、深く愛した人であったことがわかります。いただいた選評を転載します。ジョン・ケージは何よりもまず「行為者として音楽」へと向かった音楽家だった。この視点から、著者はケージの風変わりな作品を精査...