武蔵野美術大学出版局

ひとりごと

雨ふって……

いやー、やっと降りましたね、雨。何日ぶりなのかな? 先月半ば過ぎ、私が帰省している間に降ったとは聞いていたのですが、間違いなく20日以上は経っていますね。その間の暑さは、皆さんよくご存知の通り。人も、草木も、本当にひと息つけた感じがします。台風も熱帯低気圧に変わったようで、それ程被害もなかったのかな? まだ大雨に対する警戒が必要らしいですが、とにかくこれで少しは秋らしくなるのでしょうか? えっ? 今週末はまた気温高め、熱中症に注意ですって? とほほ……。(編集:凹山人)
未分類

ツイッター宣伝!

MAUPでは、ブログが始まったばかりというのに、世の中ではツイッターが占拠しています。自分もごくごく個人的にやっておりますが、あんまりつぶやきません。もう3ヶ月ぐらいつぶやいていません。よく“口は災いの元”といいますし、ツイッターでつぶやかなくても、“あなたはひとこと余計なのよ!”と、編集ハムコから言われますしね。なので、ツイッターなんて怖いです。そんな調子ですので、もしMAUPでやろう!となっても、なかなか続ける自信がないのです。そんな私のネガテブ・キャンペーン(?)とは裏腹、大阪大学出版会では、ツイッターを大いに活用したフォロー数で新刊書の発売価格を決定する……という大胆なことをしておられ...
日常の業務

出版局。第二の倉庫

吉祥寺校の敷地を出て、徒歩約50秒くらいのところにある、普通のアパートの一室を、出版局の倉庫として借りています。ここには主に、MAUグッズや段ボールなどの梱包材を保管していて、メインとなる倉庫の在庫が少なくなってきたら、ここから在庫を持ってきて補充しています。こんな感じで…こつこつと運んでおります。いい運動になります。まだまだ紫外線が強いので(今年は特に異常なくらい)、夕方になってから作業してますが、あんまり暗くなると怖くなるので、明るさと暑さのタイミングが微妙な時期なんです。怖いっていうのは、閑静な住宅街の中の、本当に人が住んでるのかな?って思うくらい静かなアパートの、いちばん奥にあるからな...
ひとりごと

「書影」はむつかしい

「書影(しょえい)」という言葉を私の周辺では当たり前のように使っていますが、一般にはなじみがないようで「え? なんのこと?」と聞き返されることがあります。『大辞泉』にも載っていないということは、業界用語かも。何のことはない、本を撮影したものを「書影」といいます。本なんて、テキトーに立てて、ナナメから写しゃいいんでしょ、と思われるかもしれませんが、が、とんでもないことです。ただ撮るならできますよ、でも、やっぱり美人に撮って欲しいではありませんか(本も同じ!)できれば性格のいいところも表現したいし・・・撮ってからの補正も腕の見せどころです。もちろん、大枚はたいて(?)プロカメラマンに依頼すれば、苦...
日常の業務

匂いの話

本日、編集スタッフがそれぞれの思いつきを持ち寄って企画会議の前の準備会議、みたいなものを開催。有意義でした。今すぐ形にできそうな思いつきもあり、一工夫、二工夫必要なものもあり。本になるには、厳しくシビア(意味重復?)な関門を幾つもくぐり抜けねばなりません。時機を見て、即座に立ち上げねばならない場合もあるし、じっくり寝かせて熟成し、香ばしくなったらさあ行くぞ、というものもある。そして。その後、匂いの話になったのだ。「匂い」と書くとよい香りのような気がし、「臭い」と書くと悪臭のように思うのは何ででしょう。もともと、「くさい」という意味を臭に限定する慣習はなかったのにいつの頃からか...、という話は...
ひとりごと

夏の終わり

今日は夏期スクーリング業務を終えた通信教育課程チームが、鷹の台からの引っ越し作業を行っていました。およそひと月ぶりに賑やかになった吉祥寺校舎。これも毎年繰り返される、夏の終わりを告げる風物詩といえます。東北出身の私が子どもの頃、夏の終わり=夏休みの終わりを告げる出来事は甲子園の決勝でした。優勝校が決まると夏休みも終わり。いとこに東京では8月いっぱい夏休みだと知らされた時は、とてもうらやましく思ったものです。なぜなの?という子どもがもつ当然の疑問には、決まって「その分冬休みが長い」の答えが。それで納得させられていましたが、実際そうなのかな? 確かめたことはありません。とにかく、8月も今日で終わり...
未分類

奈良出張レポート☆鹿編

MAUPが所属している大学出版協会の夏期研修会&日本、韓国、中国の国際合同セミナーに参加しました。今回は残念ながら中国は参加できず、韓国と日本の二カ国合同セミナーでした。日本からは京都大学学術出版会が『日本出版部協会の弘報活動』を、韓国からは韓国放送通信大学校出版部が『韓国の出版部のプロモーション戦略』を発表されました。その後、版権ワークショップが行われ、無事終了。晩餐会ではアトラクションで、雅楽の演奏に聴き入り古代奈良の夕べにしばし浸ったのでした。会場は、奈良県新公会堂。そこは奈良公園の敷地内のようなところで、期せずして、鹿との出会いにビックリ。30分ほどの休憩中に、鹿にせんべいあげてきまし...
いぬ・ねこ・かえる

アイ☆ラブ 韓国

なにかなにか、お仕事のことを書こうと思うのですが、パソコンに向かってひたすら数字や文字を入力してる画になってしまう為……だけどお仕事のブログだからちゃんと内容書いとこ。お客様の登録とか、今月何がどのくらい売れたかとか、そういう販売管理のシステムがあって、それを入力しています。…そんなところです。…で、いつも私事ですみません今、韓国語を勉強しています。最近韓国の方多いですよね…あ、でも。前から多かったのかもしれませんが、自分が興味を持った時点から、興味がそれを引き寄せるっていうか、今まで意識してなかったことを意識するようになったから入ってくるというか。…興味とは勝手なものですね。そんな訳で、韓国...
出た出た書評!

日本古典芸能史 ブックレビュー

『日本古典芸能史』(今岡謙太郎・著)がNHKBS2の人気番組「週刊ブックレビュー」で紹介されます。出演者がそれぞれ選んだ本を持ち寄って本の魅力を語るというとても楽しい番組です。一冊の本の魅力が多面的に紹介されて思わぬ発見などもあり、ファンの一人として、とてもうれしいニュースです。放送日はNHKBS2 2010年8月28日(土)AM8:30~AM9:24      2010年8月31日(火)AM9:00~AM9:54NHKBShi 2010年8月29日(日)AM10:00~AM10:54     2010年8月30日(月)AM0:15~AM1:09繰り返し放送というのがうれしいです。うっかり見逃...
耳寄りなお話

「デザイン」はいつから?

直木賞を受賞した中島京子『小さいおうち』を読みました。戦前から戦中の東京が舞台です。今は昔。ブルーノ・タウト研究にひっぱりこまれ(その成果のひとつが『タウトが撮ったニッポン』)彼の来日した昭和8年から離日した11年までの人々の意識などを調べる必要から、当時の人の日記をずいぶん読みました。永井荷風、野上弥生子、古川ロッパの日記を同時並行して読んでいく・・・という地味な作業なんですが、これがじつにおもしろかったんですねー。自分の任務をすっかり忘れて読みふけったものです。というわけで、この時代を描いた小説なども読むのが好きで『小さいおうち』も手にしたのでした。この『小さいおうち』には、なんと「帝美」...