武蔵野美術大学出版局

ひとりごと

寒中お見舞い申し上げます

寒中お見舞い申し上げます。新年も17日目。すっかり2022年も慣れました。出版局は新刊の準備や棚卸の在庫カウントなどで、せわしない毎日です。これまでブログでもご案内していました「武蔵野美術大学令和三年度卒業・修了制作展」は16日に無事終了いたしました。私は、先週鷹の台へ用事を済ませに行きつつ、卒業・修了制作展を拝見することが出来ました。学生の作品とは思えない、優秀な作品ばかりで、各作品にかける「思い」があつく伝わってきました。感動をありがとうございます。そして、関係者のみなさま、お疲れ様でした。この卒業・修了制作展は、ギリギリ大丈夫でしたが、今週から、東京都にも(何回目かの?)蔓延防止法がでる...
日常の業務

柱に救われる

2月25日納品予定「学習指導書」で、てんやわんや。本学通信教育課程の学生の皆さんが、この学習指導書をたよりに、課題に取り組み、提出方法などを確認するB5判の小冊子。おおよそ1科目1タイトルになっていて、今年度は87タイトル制作する。週明け、2回目の本文を印刷所に入稿するために最後の最後の確認&まだまだ修正まっさかりのタイトルのゲラが机の上で入り乱れてしまった!そして、柱に救われた……。柱とは、書籍などで版面の外にあるタイトルや章を標したもの。頁を表すノンブルの横にだいたい位置しているものだが、この柱をもとにゲラを整理して、ことなきを得た。ふう。2月末、年度末まで納品厳守の刊行物の進行に慌ただし...
展覧会情報

武蔵野美術大学 令和三年度 卒業・修了制作展

今日の東京地方、朝からよく晴れていますが、気温低めで昼を過ぎても空気がかなり冷たいですね。そんな中、何度もご紹介しています「武蔵野美術大学令和三年度卒業・修了制作展」が、いよいよ本日より鷹の台キャンパスを会場に開催されています。「武蔵野美術大学令和三年度卒業・修了制作展」日程:2022年1月13日(木)〜1月16日(日)時間:9:00〜17:00会場:武蔵野美術大学鷹の台キャンパス大学webサイト→こちら4日間の日程、幸い天気の崩れはないようですが、観覧には予約申込が必要です。申込ページ→こちら数日前、打ち合わせのために鷹の台へ行った際に、通りすがりに横目でちらり、ちらりと見ただけですが、構内...
やめよう自慢

1月23日14:00から『ぺらぺらの彫刻』についてペラペラ語る会

5日の仕事始めから、はや1週間。6日の『宇部日報』に「彫刻を『読む』ための本」として『ぺらぺらの彫刻』が書影つきで掲載されました!宇部といえば、UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)1961年、日本で初めての大規模な野外彫刻展「第1回宇部市野外彫刻展」が開催されました。石炭産業で栄えたものの、環境が悪化した街を住みやすくしようと市民活動が活発化し、駅前広場に噴水池を設置。そこに彫刻作品を設置したのがはじまりはじまり・・・つまり、宇部市民は日本の中でも、彫刻に最も「近く」「深い」市民である!という知識がもともとあったわけではなく、『ぺらぺらの彫刻』第7章の著者・藤井匡先生からの受け売りです。(何し...
ひとりごと

寅年初の雪

昨日たまたま三省堂書店池袋本店で、平積みで堂々と映えている「イメージかモノか日本現代美術のアポリア」を発見し、三連休最後の夕方、早く職場に向かいたくなったピロイです(笑)キレイに並べていただいているのですが🙏少し傾きを直したりしてきました。たくさんの方が手に取ってくださっているのでしょうか…ありがたいですm(__)m先週1月6日。東京は、歩けば軋む音がするほど雪が積もりました❄️吉祥寺校内の、とある窓辺にて。研究室のスタッフさんが作られたスノーマンが、可愛く佇んでいました。そしてこの日家に帰ると、我が家のマンションの前には、6体のスノーマンが。。。笠地蔵かっ!!ヾ(^^;)子どもたちは、作りた...
刊行・販売案内

KinoDen販売スタート

昨日は、東京にも積雪が。1センチの予報が増えていって10センチだったとか。越後・魚沼生まれの私にとっては珍しくなく、雪道の歩き方がwebに掲載されていて、それに驚いてしまいました。さておき。昨夏からずっと進めなければならなかった紀伊國屋書店さんが提供する学術和書電子図書館サービス「KinoDen」の販売を、昨年末に開始することができました。紀伊國屋書店電子書籍営業部のYさんにお声かけいただき、昨夏に契約。それから販売を予定していた「コンピューターと生きる」の電子化リクエストが入ったそうで、いよいよデータを整えなくては! と1人気持ちがせいていました。まだ予定しているタイトルすべてを入稿していな...
展覧会情報

たましん美術館×武蔵野美術大学「The Adventure of Fine Art Prints」

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。新年一発目にご紹介するのは、たましん美術館と武蔵野美術大学の共同企画による版画の展覧会です。たましん美術館×武蔵野美術大学「TheAdventureofFineArtPrints」会 期:(前期)武蔵野美術大学と版画:1月15日(土)~2月20日(日)    (後期)版画からグラフィックアーツへ:2月26日(土)~3月27(日)※2月21日(月)~2月25日(金)は展示替え期間休館日:月曜日 ※3月21日(月・祝)は開館。翌22日(火)は休館。時 間:10:00~18:00(入館は17:30まで)会 場:たましん美術館(東京都立...
いぬ・ねこ・かえる

新春のお慶びを申し上げます

みなさま、佳き年をお迎えのことと存じます。昨年4月、社名変更や取締役の交代があり、小さなムサビ出版局は大揺れの1年でした。それゆえに著者の先生方、読者のみなさま、関係各位のご支援を、より一層ひしひしと感じる1年でもありました。まことにありがとうございました。ますますのご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。昨年4月は、いつも通りに教科書からスタート。『絵画の表現』は、昨年刊行の『絵画の材料』と両輪をなす、ムサビ通信「油絵」のまさに大黒柱。『モノと空間を考える』は、デザイン系のコース再編に伴って編まれた「環境形成デザイン」の基幹書。『チーム学校の教師論』は、精神論で語られがちな「あるべき教師像」を否定...
日常の業務

[さらば2021年]来年もよろしくお願い申し上げます。

MAUPは12/29(水)〜1/4(火)まで、冬期休業とさせていただきます。毎年恒例ですが、来年2月から春の刊行に向け、編集者はまだまだ落ち着かない様子です。2021年を振り返ると、昨年に続き、新型コロナに油断ができず、身動きの出来きない日々でした。けれど、学生も大学もみな、オンラインでの授業や感染対策など段々と慣れてきたように見受けられます。不自由は不自由ですが、そのなかで楽しさを探したり、表現するというのは、美大生は得意かも知れません。MAUPはおかげさまで、合計10冊も刊行することができました。2021年の刊行物はこちらそしてMAUPは社名が変わり、大きな転換の年となりました。新社名は、...
いぬ・ねこ・かえる

丑から寅へ。さらば2021年

2021年も押し詰まってきました。去年に引き続きコロナに翻弄された年でした。もうそろそろコロナとはおさらばしたいt:eehの、2021年のブー当番の締めは干支ネタです。2021年は辛丑、2022年は壬寅。1日の時間で考えると丑は深夜2時前後の2時間で、寅は午前4時(3時から5時)なんだそうです。真夜中から夜明けへと推移する時間です。で、寅の字は植物が勢いよく伸びていく様を表すと聞いたことがあります。つまり何が言いたいかというと、暗闇から夜明けへ時間は移り、弱々しかった植物が力強く伸びてゆく、壬寅はそんな年であればよいなと思ってる、てことです。しかも壬って水の五行です。寅という希望の芽に適度に水...