武蔵野美術大学出版局

ひとりごと

池田良二 ✕ 原研哉 「低空飛行」

ムサビの名誉教授である版画家の池田良二先生は、ご退任後、そのほとんどを故郷である北海道・根室市の郊外、落石(おちいし)で過ごされています。今回、基礎デザイン学科の原研哉先生が運営されている日本国内の選りすぐりのスポットを紹介するサイト「低空飛行」で、「北海道根室半島落石岬 池田良二の時間」として取り上げられました。「低空飛行」は、池田先生の記事以外にも多くのスポットが紹介されており、国内といえども旅行などの移動がしづらい今、美しい日本の風景を見ながら旅した気分になったり、状況がよくなったら訪れてみたいなぁなどと思いを巡らせることのできる素敵なサイトです。サイト内の文章、写真、動画やそれらの編集...
ひとりごと

さようなら警告の日々

紆余曲折を経て社内LANサーバを廃止し、学内サーバに共有データ保存の居場所を得ることになった。今日は最後の締めで、複合機のスキャニングの保存設定を実施してもらう。「個人フォルダで有していたデータを別場所に移して〜」「今はさようならになってしまった仕事のデータは引越しさせないよ〜」など、大号令を放って1ヶ月半。なんとサーバの空き容量は、180GBから、1.41TBになった!毎冬、教科書作成などが立て込んでくる季節になるとサーバの整理が追いつかず空き容量は、150GBを下回り、最初はメール、やがて電話で警告が届いていた。そんな警告の日々とは、しばらく無縁となりそう。安心慢心は禁物なのだろうけれど。...
展覧会情報

澤井昌平 展

本日は、武蔵野美術大学通信教育課程スタッフの澤井昌平さんの個展のご案内をさせていただきます!日本橋にあるアンペルギャラリーにて個展が開催されます。日時:6/13(日)~7/4(日)月曜定休11:30~17:00(※緊急事態宣言が解除された場合は19:00まで)油絵、ドローイング、コラージュを描かれています。澤井昌平さん情報はこちら!👇Twitter:fly_3Instagram:sawai4839なんとも癒されるLINEスタンプも作っておられます!!(癒される〜)美術館、ギャラリー、各種イベント等、徐々に再開してきました!この機会にぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか🤗[総務:ピロイ]
いぬ・ねこ・かえる

美術館は予約が必要(常識だけど)

5日の土曜日、ムサビの美術館にふらりと行ったところ、なんと、土日は予約した外部のお客様しか入れなかったのでした!いまどき美術館は予約に決まってるよね、そうだよ・・・バカバカ自分。天気はいいし、気をとりなおして、玉川上水散歩へ!学校を出て、玉川上水に沿って歩く。鷹の台駅を左手に、次は津田塾大学を左手に過ぎ、緑の木陰をぶらぶらと歩く。しばらく歩くと「平櫛田中彫刻美術館はこちら」という矢印があり、上水道を出て左へ。ダメ元でたずねてみると、予約は不要とのこと!開催中の企画展「つながる彫刻」は、田中とその弟子、あるいはライバルといった関係にある彫刻家の作品が並んでいる。石井鶴三、中原悌二郎、橋本平八・・...
フェア情報

【ブックフェア】イサム・ノグチ 発見の道 #東京都美術館再開!

緊急事態宣言をうけ、休館していた東京都美術館での「イサム・ノグチ発見の道」展が6/1より再開いたしました。それに合わせ、弊社刊行『イサム・ノグチ 庭の芸術への旅』(新見隆著)をふくむ東京美術・平凡社・みすず書房合同のブックフェアが全国各地の書店であらためて盛り上がっております。※開催期間、取り扱い書目については、各書店で相違がございますので、御確認のうえおでかけください。ちなみに同じく展覧会を再開した世田谷美術館さんの(投稿日は6/3?)のツイッター。小さな訪問者さん、ほのぼの〜しました。かわいくって楽しい情報ありがとうございます!世田谷美術館といえば、2011年に刊行した『美術館のワークショ...
武蔵野美術大学♥

ムサビ美術館:学外への開館を再開

緊急事態宣言を受けてムサビの美術館は学内のみの開館となっていましたが、いよいよ外部の皆さんにも開館されることになりました。ただし、土日のみ、予約制による開館です。詳細は→こちら。素晴らしい展覧会が開催中です。是非、お見逃しなく。(編集:凹山人)
ひとりごと

雲仙普賢岳・大火砕流災害発生から30年

今日の東京地方、雲が多めながら基本的に良いお天気。気温も高めで、出勤の際半袖の方を多く見かけました。ちょうど30年前の1991(平成3)年6月3日。当時、噴火活動が続いていた長崎県の雲仙普賢岳でそれまでにない規模の大火砕流が発生し、報道関係者など43名が犠牲となる大惨事となりました。ニュースで目にした映像は、その後の東日本大震災時の津波の映像同様に現実のこととはにわかには信じられないような有り様で、「火砕流」という言葉が強く心に刻まれました。あらためまして、お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りいたします。その被災地で、災害の翌年から定点観測などのフィールドワークを行いながら「普賢岳プロジェク...
ひとりごと

7日だった

本日の衝撃。6月もはじまり、5月分の出勤簿を総務に提出するために、昨年の勤務記録に接する。2020年5月に出勤したのは、7日だった。『通信卒制集』の原稿やデータを抱えて、在宅勤務していたのだなあ。ずっと家にこもっていたのだなあ。いけばなのお稽古もずっとお休みになり、近所の花屋に週1ペースで花を買い求めたっけ。とてもサービスしていただき、家の中を花畑状態にした1枚。来年の5月はもっと爽やかに、マスクをはずした日常がおくれるといいなあ。[制作:呑猫]
ひとりごと

元に戻りつつある世界

2003年だったかなぁ…某アイドル雑誌の表紙で初めて彼らを見て、「チャラいなぁ…😅、ないわぁ..」が第一印象(ごめんなさい)。2003年あたりの自分の写真を振り返ると、自分も十分チャラかった爆🤣という、近くて見えぬは睫状態だった訳ですがwその後まさかの沼でしたねぇ。このコロナ禍で、15周年の記念すべきライブへ行けたこと、感慨深いものがありました。もちろん、声は出せない、ソーシャルディスタンス、ずっとマスク着用だった訳ですが、それでも、この記念すべき機会にまた参加できたこと、嬉しかったです。15年も経てば、旦那さんもいれば子供もいる友人たちも、今回ばかりは何が何でも行く!と(笑)ココの結束力って...
いぬ・ねこ・かえる

ムサビ美術館「オムニスカルプチャーズ 彫刻となる場所」展は見に行けなくても楽しめる

コロナ禍のボディーブローが、じわりと効いてくるのを実感する今日このごろ・・・閉塞的な状況から抜け出すのに、展覧会ほどよいものはないが、ムサビ美術館「オムニスカルプチャーズ 彫刻となる場所」展も学内限定開催。しかしながら、魅力的な「クロストーク」を次々と発信している(YouTubeでリアルタイム配信)先週の土曜日は、出品作家の青木野枝さんと長谷川さちさん、会場構成を担当した杉戸洋さん、ゲストに水沢勉さん(神奈川近美館長)、さらには飛びいいりで(!)三沢厚彦さんが登場され、夢のような「クロス」トークだった。この秋に刊行予定の『ぺらぺらの彫刻』とも重なる「場」の問題。本質的なモンダイは普遍的にあるが...