武蔵野美術大学出版局

いぬ・ねこ・かえる

丑年。赤い牛の伝説

迎春2021年。良い年にしたいですね。十二支が子から丑に変わり、「ネ」が大の苦手のt:eehにしてみればそれだけで良い年なんですが、丑には実はありがたい話があるらしい。というわけでハムコに続いて丑の話です。会津の民芸品である張子の赤べこは魔除け疫病除けの意味があるのだと聞いたことがあるのですが、この際なのでウェブで調べてみました。1200年に会津地方で大地震があった時、赤毛の牛が壊れたお堂を再建するために材を運び、お堂完成の日に石化して守り神となったとか。ひょっとして、年明けのブログに登場したハムコの石の牛は、この伝承に由来するのでは?なんかそれっぽい強そうな顔してたし、赤かったよ(気になる方...
いぬ・ねこ・かえる

謹賀新年

みなさま、良き年をお迎えのこととお慶び申し上げます。いつもは玄関番をしている丑さんをリビングに連れてきました。よーく見ると、右側から見た顔と、左側から見た顔が、ぜ〜んぜん違う。そもそもは、苔むしたところに価値があったらしい丑さん、あるとき何を思ったのか、ハム父がゴシゴシと洗ってしまい、大きな声を出したことがない祖母がこれを見て悲鳴をあげたのをうっすらと覚えているけれど、どこから来たんだろうねぇ。。。ちゃんと聞いておけばよかったなぁ。そんなことを思いつつ、静かで呑気な新年でありましたが、緊急事態宣言が発令されそうな東京。粛々と春の新刊をつくるのみです。本年も、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し...
ひとりごと

今年もお世話になりました!

MAUPは12/29(火)〜1/4(月)まで、冬期休業とさせていただきます。毎年恒例ですが、編集者はまだまだ落ち着かないようすですが。。。2020年を振り返ると、3月終わりから、新型コロナの影響で予想がつかない日々の連続でした。学生のみなさんは不自由でとても大変だったと思います。教える側の方達もやはり不便で大変だったと思います。日本中、いや世界中のみんなが新しい生活用式に強引に慣れさせられました。私もテレワークをしたり、ZOOM会議をしたり、緊急事態のなか、書籍の販売はどうなるのかとヒヤヒヤしっぱなし。ただ流通は細々とされ、キケンな状況でも私たちの本を売ってくださった販売店の皆さまには感謝のし...
日常の業務

かわらずにあるということ

年の瀬。1年間の制作物・発注一覧表をまとめあげて、今年もよく働きましたと自画自賛しています。2019年:新刊5タイトル、増刷8タイトル2020年:新刊8タイトル(ほか1タイトル販売請負)、増刷13タイトルを刊行さらに2021年1月すぐに納品していただく2タイトルがあり、よく間に合った〜というところです。ほんわかとよい思い出なのが、増刷「星の王子さまの教科書」のCD制作。2007年初版、2008年に2刷を刊行して以来の増刷なので、CDの制作会社と連絡がとれるだろうか!? とドキドキしていました。2007年当時の会社は解散されて、新しい会社を立ち上げた旨連絡をいただいたのが2008年のこと。すぐに...
いぬ・ねこ・かえる

このフェルトのクリスマスツリーは、わが幼稚園時代からのソウルメイト、みかちゃんのお手製。10年くらい前にいただいて、毎年毎年、飾っている。会おうと思えばすぐに会いに行ける距離なのに、みかちゃんとはもう何年も会っていない。昨年の今頃は、考えられないくらいに忙しく、「春になったら会いましょう!」と約束したものの・・・1年延期でも難しい状況になってしまった。2020年は、萎縮した年という印象を否めない。しかし、新春には2冊の「明るい」本が出る。水上泰財先生の『ずっと人間描かれ』このタイトルは富山弁で「これからも人を描き続けて」という願いであり、祈りのような言葉である。その言葉への返事である本書もまた...
ひとりごと

2020年の大仕事

本日、2020年の大仕事、棚卸しをzucchiさんと2人で終えました!!あー、すっきり!😊(現時点では、数え終えたスッキリ感で…これからまた、いろんな確認の作業に入る訳なのですが😅)毎年絶対に数が合わず、数え直しをしていた数えづらい素材(手袋したら滑るし、指紋すり減るよぉ〜笑)なグッズも、なんと二人共ピッタリの数に!!ピロイ的には小さな奇跡でした✨👏スッキリしたところで、ピロイは本日で今年最後のブー当番となります。2020年。新型コロナウイルスによって、何もかも不思議な世界へ持って行かれてしまった年ではありましたが…、全部が全部、悪くはなかったはずですから。2021年も、どうぞよろしくお願い申...
展覧会情報

「TOKYO×PRINT×LANDSCAPE 2020〜流れゆく川とともに〜」

昨日は冬至で、今日から少しずつ日が長くなることを考えると、寒さは厳しくとも気持ちがなんとなく前向きになるから不思議です。そんな年の瀬ではありますが、本日より開催されている展覧会のご紹介。「TOKYO×PRINT×LANDSCAPE2020〜流れゆく川とともに〜」会期:2020年12月22日(火)〜12月25日(金)   2021年1月9日(土)〜1月11日(月・祝)   ※2020年12月26日(土)〜2021年1月8日(金)休廊時間:12:00〜19:00会場:Gallery子の星   東京都渋谷区代官山町13-8 キャッスルマンション113ギャラリーwebサイト→こちらハットリアイコ(板目...
日常の業務

駆け引き

先週月曜日にブログに書いた、書籍に挟む売上カードの話。ネット印刷にお頼みして、11営業日価格で12月28日着予定が、本日到着! 申し込みをする際、混み合っていない時は前倒し納品を希望するか否かのチェック欄があって、もちろんチェックをした結果なのですが、こんな年末の時期だからなお嬉しい! 原稿〆切日や入稿日は、だいたい守られないのでサバをよんで駆け引きして伝える・伝えられるのが常だけれど、今回の売上カードをお願いしているグラフィックさんやアルプスPPSさんは「予定より早くできまたよ〜、送りますね〜」と、もったいつけないところが素敵!弊社の今年の公式な営業日も残すところ1週間。泣きのメールに返事を...
刊行・販売案内

2021年2月発売【形象の記憶 デザインのいのち】【ずっと人間描かれ】

2021年2月発売の情報をHPでアップしています。どちらも来年2月上旬の発売ですが、ネット書店では予約も始まっています!ぜひご注目ください。水上泰財著『ずっと人間描かれ』向井周太郎著『形象の記憶 デザインのいのち』だいぶ寒くなったきました。新型コロナもコワイですが、まず風邪を引かないよう、喉にうるおいを保ってあたたかくしてお過ごしください。良い週末を!!【営業zucchi】
いぬ・ねこ・かえる

来年こそ神保町ブックフェスを!

右手前の小さな人形は身長4センチ。フランクフルト・ブックフェアに行った友人からのお土産で、それはそれは可愛らしい楕円形の小さな木箱に揺られてハムコ宅にやってきた。左の奥にいる本を読んでいる妖精は、フランクフルト・ブックフェアのマスコット。こちらは営業ズッチのお土産。いずれも数年前のこと。はからずも今年のクリスマスコーナーは、ブックフェアを懐かしむしつらえに。世界中のブックフェアが中止になるような不幸な年は、今年で終わってほしい。40回目を迎えるはずだった伝統ある忘年会の延期はもちろんショックだけれど、10月末の神保町ブックフェスティバルの中止は、もっと大きな痛手であった。毎年、若い読者が熱心に...