武蔵野美術大学出版局

展覧会情報

第45回 全国大学版画展

今日は12月1日。信じたくありませんが、12月になってしまいました。この時期恒例の展覧会「全国大学版画展」が、新型コロナウイルス感染拡大の影響により全てが例年通りとはいかないながらも、今週末から開催されます。「版画の彩展2020第45回全国大学版画展」会期:2020年12月5日(土)~12月20日(日)  ※月曜日休館時間:[平日]10:00~17:00(入場は16:30まで)   [土・日]10:00~17:30(入場は17:00まで)会場:町田市立国際版画美術館   東京都町田市原町田4-28-1観覧料:無料全国の美術大学・教育系大学・短期大学・専門学校で版画を専攻する学生の版画約100点...
ひとりごと

新しい風

私が15年来お稽古を続ける小原流いけばな教室の話。「在宅勤務になって通勤時間がなくなる分、時間ができる人はいるし、お花は癒やされる、いけばなをやってみたいと思う人はいるはず。コロナ禍はチャンスなのよ」と教室の新規生徒募集にアクションを起こした先生。そのアナウンスによって、現れた新しい風。木曜日の夜の教室(だいたいいつものメンバーは私を含めて10人。教室は現在ほかに火曜と土曜日に開催)は、これまで、ほぼほぼ一級家元教授の先輩ばかりで、私はペイペイ(それでも、今年一級家元脇教授に進級しました)。とある木曜日、お隣はお見かけしない顔だなあ、「うわあ、かたむける形をやっている。きっちりノートをとってい...
刊行・販売案内

いよいよ書店発売間近! 十時啓悦著『日々の器 悠久の漆』

十時啓悦先生の著書『日々の器 悠久の漆』が12月4日に発売になります。書店によっては予定より早く入荷し発売が早いところもございます。ぜひお手にとってご覧いただきたいです。また武蔵野美術大学美術館では十時啓悦先生の退任記念「樹木と漆と暮らし」展が開催中です。12/19(土)まで開催中です。 実際の漆の美しさを堪能いただければと思います。蜜を避けて、お越しください!わたくしごとではありますが、私の父方の祖父も叔父も、実は漆職人でした。十時先生の書籍もきっかけとなり、大人になってその魅力を知りました。もっと話を聞きたかったな〜。なかなか敷居が高いと思いがちな漆の製品ですが、漆器など、生活が潤うアイテ...
MAUPのヒミツ

コロナのせいなのかどうかわからないが静かな夏だった

お尻に火がボーボーの凹凸人と背中合わせに座っているハムコ。こちらは「お背中カチカチ山」である。ふたりが背後から噴射している炎で、火柱が立っていてもおかしくはない。そこから龍が、ほら、ぐわーっと天井をぐーるぐる。。。昨年度に比べれば、ハムコ担当の著者数は三分の一、総ページ数は三分の二くらいのもの。「楽勝ぢゃ〜ん」なんて思っていたのは、まだ暑かりし頃・・・木枯らしが吹くと同時に押し寄せるお原稿の嵐、嵐、嵐。なぜだ。締め切りは、夏だったはずだ。今年の夏は、たしかに静かだった。(編集:ハムコ)
未分類

リンゴと新聞紙…とくれば!

凹山人さんより、リンゴをいただきました🍎✨めちゃ大きいです。…デッサン&着彩した絵みたいになっていますが、写真ですよ🤗こういう構図を見ると、受験生だった頃を思い出します…。リンゴとか新聞紙って、デッサンのモチーフには欠かせないくらい描きましたよね✏️手の皮が擦り切れるくらい描き込めと..いぇ真面目な話、本当に手の皮擦り切れて、テーピングとかしてました、私。受験生の皆さん、ラストスパートの時期ですね。皆さんが、自分がときめける場所へ、行けますように。[総務:ピロイ]
ひとりごと

どうしよう……

今日の東京地方、先週の暖かさはどこへやら。今の季節らしい、ひんやりとした空気が感じられる一日でした。そんな中、いろいろとつけがまわってきた感じでお尻がボーボー状態の私。別にサボっていたわけではありませんが、こもっていた時期にもっとやれることがあったのでは? などと自分を責める毎日が続いています。そんなこと考えても仕方がないとわかってはいるんですけどね……。いや〜諸々間に合わないかも……。どうしよう……。なんとかなるさと無理やり思って、明日も頑張るしかないなー。でも、どうしよう……。(編集:凹山人)
いぬ・ねこ・かえる

漆は素敵 !!『日々の器 悠久の漆』刊行その3

それは15年前のこと。通信教育教科書『木工 樹をデザインする』を制作していた時、テキスト巻末の漆の作品制作のページをまとめつつ、いつか十時啓悦先生の漆の本が作りたいなぁと夢想したのでありました。漆作品の造形の素晴らしさはもちろん、樹木や木の道具への十時先生の考えを一冊にまとめたいなと。それは、自然から生まれたものを自然に還すという循環の中で制作したいという作家としての姿勢に共感したからでもありました。十時先生は木地制作から加飾まで一貫して制作するので、漆ならではの質感や触感の魅力はもちろん、木地の造形の面白さも魅力の一つとなります。本書には花器、茶道具の水差し、大鉢、酒桶、根来塗の盆、丸盆と生...
いぬ・ねこ・かえる

内閣官房と文部科学省がムサビ出版局をご視察に

11月6日(金)、文部科学省と内閣官房(教育再生実行会議担当)のみなさまが武蔵野美術大学吉祥寺校にご視察にいらっしゃいました。これは、公益財団法人私立大学通信教育協会をつうじて、コロナウィルスが去った後のメディア授業のあり方などを検討するために、武蔵野美術大学通信教育課程や弊社の視察のご要請に対応したものです。弊社は編集長がご対応いたしました。大学では課程長・副課程長・チームリーダーさんたちが対応して、事務局の現場から学生たちのスクーリングの様子まで実地に視察されました。会議室にずらっと弊社刊行のテキストを並べて、大学通信教育の教科書についてご説明し、さらに弊社のフロアにも足をはこばれました。...
ひとりごと

祖父という先輩

先週金曜日。14:00ごろ。「今、おじいちゃん、亡くなりました」という母からのライン。一人、倉庫で、MAUグッズに関する説明書をカットする作業をしておりました。偶然なのか必然なのか…おしゃれなサプライズが好きなおじいちゃんからのメッセージだったのか...カットしていたその説明書には、「武蔵野美術大学の前身・帝国美術学校は、1929年、東京・吉祥寺に創立されました」という文言が入っていました。帝国美術学校時代の…ムサビの先輩でもある祖父の死を知った瞬間でした。職場という社会的な場で、感情露わに取り乱すつもりはなく、ただ淡々と黙々と受け止めていきました。新型コロナウイルスという時代に支配された20...
展覧会情報

展覧会「内田あぐり VOICES いくつもの聲」

ここ数日、東京地方はよく晴れて気温も高め。朝のテレビでは、気象予報士の方が「日に日に気温が高くなっています」などと言っていて、今は春だったかしらん? とおかしな感覚にもなりました。でも油断大敵。来週は10度台前半まで下がるようなので、体調を崩さぬよう気をつけましょう。そんな中、ムサビの名誉教授でMAUP刊行『日本画:表現と技法』の著者のお一人である内田あぐり先生の展覧会が開催中です。展覧会「内田あぐりVOICESいくつもの聲」会期:2020年11月7日(土)-2021年1月24日(日)   ※毎週月曜日休館    ※12月29日〜1月3日休館時間:9:00-17:00(3月〜11月)   9:...