武蔵野美術大学出版局

ひとりごと

寒いからこそ…

クリスマスですねぇ…。以前にもご紹介した気もしますが、今、東京ドームシティには、ムサビ基礎デザイン学科教授の、板東孝明先生のお作品、「RainbowArch」が✨(東京ドームシティ公式には、「ミルキーウェイ」という名称)冬の東京ドームシティ恒例の、ウィンターイルミネーションは、スマイルがテーマの「スマイルミ」😊🌟高さ約15mの、イエロー際立つ光のツリー🎄大きな立体スマイルが、ゴロンゴロンといろんな表情でお出迎え🤗寒いからこそ際立つ光。こんなご時世だからこそ、光や笑顔は、どこか希望の象徴のようなエネルギーを感じます。寒いからこそ…皆さまこの時期、暖房器具のメンテナンスを、忘れないでください…MA...
刊行・販売案内

水上泰財『ずっと人間描かれ』

今日の東京地方、スッキリとした晴天ながら空気はとても冷たい、冬の東京らしい気候です。朝は電車から富士山の美しい姿がよく見えました。現在は担当教科書に掛かりっきりの日々ですが、ちょっと前に完全に手から離れてあとは完成を待つばかりなのが、水上泰財先生の『ずっと人間描かれ』です。自称風俗画家の水上先生が、これまで描いてきたご家族のエピソードや、オウム真理教事件や東日本大震災などの大きな出来事を自らの経験とともに振り返った初の随想となります。とにかく、ご自身とご家族、ご親族のエピソードには驚かされること請け合いです。絵画や美術に興味のない方でも、きっと最後まで一気に読んでしまうのではないでしょうか。1...
ひとりごと

あっという間に

先週の私にとってのビッグニュースは「東京駅前1,980円、30秒でPCR検査。翌日結果メール通知」というもの。これを、受けて陰性だったら、帰省してOKと自己判断。しかし、アクセス集中で、あっという間に検査場所もサイトも移転し、「お申し込みはこちら」がクリックできない状態に。電話での申込みはまだ試していないけれど、昼休み1時間だけの勝負だとつながらないだろうな。厳しいなあ。あっという間といえば、年末までのカウントダウン。書籍に挟む売上カードは、ネット印刷にお頼みしているのだけれど、11営業日か8日営業日と期間によって価格が変わってくる。今日、年内につくっておきたい3タイトルを入稿して、ギリセーフ...
刊行・販売案内

ウィズコロナ時代の大学出版・新刊図書カタログ<2020年1月~10月刊行書籍>のご案内

大学出版部協会で、臨時カタログを急遽、製作することになり、武蔵野美術大学出版局が担当いたしました。このコロナ禍で、新刊情報がうまくお届けできなかったことを実感しており、一年を振り返る形で刊行した臨時カタログです。10月下旬に企画・編集、校正、仕様決定、印刷会社数軒の見積とりから、納品まで約1ヵ月ちょいでの完成。怒濤の納品でした。そして、配布先データの整理、実際の配布とできあがって、皆のお手元に届くまでが営業のお仕事です。国公立、大学などの図書館の司書さんや書店の外商さん、一部の書店などで配布いたします。いちはやくご覧頂きたい場合は、大学出版部協会のHPより、PDFをご覧いただけます。ご希望があ...
刊行・販売案内

来年2月上旬発売:向井周太郎『形象の記憶 デザインのいのち』

「企画立案から本ができるまで、どれくらいかかりますか?」と聞かれることがよくある。弊社の場合は「約2年間」がスタンダード。「最短は?」も、よく聞かれる。今のところ「5カ月」が最短記録。古賀徹先生編『デザインに哲学は必要か』がそれである。「最短の秘訣は何か?」と問われたら、即答するね。「編者の力量!」「力量」というか「エネルギー熱量」というべきか・・・いずれにしても、編集者がコントロールできるものではないと思っている。「では、最長は?」と聞かれると、答える声が小さくなるけど「7年ですぅ」向井周太郎先生『デザイン学 思索のコンステレーション』のことです。向井先生の約50年分の「思索」ゆえ、制作期間...
吉祥寺♥

展示案内「みちくさ よりみち みちしるべ」

先日、ちょっと疲れ気味に帰宅しポストを開けたら、見覚えのある、なんとも癒されるゆるい文字(←良い意味)のDMが。ふじさん(藤原暢子)でした☺️ムサビ建築学科出身のフォトグラファーであり、第十回北斗賞を受賞した俳人でもあり…、友人です。そんなふじさんが、グループ展をするとのこと。「みちくさよりみちみちしるべ」吉祥寺にあるモノギャラリーにて。いなばちえみ/ぽち袋・おす紙 黒石美奈子/版画藤原暢子/写真・俳句 よしだながこ/トルコ手芸・オヤ12月10日(木)〜12月14日(月)13:00〜19:00※最終日は18:00までなんかこう…、思い浮かべると、思い浮かべた顔が絶対笑顔な人って、何人かいると思...
いぬ・ねこ・かえる

道具と動作つうか所作?

ここんとこ、器と手の形の関係とか、道具と姿勢の関係のを考えてるわけです。たとえば3つの器があります。一つは1㎝強の高台を持つ漆の椀です。この椀を持つ時、私の人差し指は高台に添えられ中指から小指は高台の下で椀を支えます。二つ目は7㎜程度の高台で腰の貼った形の漆の椀です。このとき私の人差し指は椀の腰に添えられ、中指から小指は高台の下でわんを支えると。そして三つ目は陶器の茶碗(茶碗なのに時々丼がわりにしている。無作法である)。丼として使おうとすると重い。やはりこれはお茶を注ぎ両手で捧げ持つものだと思い知るわけです。なんでこんなことを思うのかというと、『日々の器 悠久の漆』の製作中、著者である十時先生...
日常の業務

売れてます!電子版「日本古典芸能史」

月初めは、印刷所や用紙代理店などなどの請求書の確認のほか、電子書籍の売上報告書をまとめます。文字にすると、恥ずかしいなあ。売上ゼロでも、報告は報告なので。そんな状態が続くこともありましたが、今年に入ってから「おお!」という数字をあげています(注:当社比)。このところ、顕著な売上を見せているのが、KEP「日本古典芸能史」です。著作権の関係で、電子版はすべて図版をナシとしました。ただ、KEP版はリフロータイプなので、デバイスによって読者の方が読みやすいように調整できることと、書籍版よりお求めやすい価格になっていることはメリットではないでしょうか。本学の通信教育課程のほか、他校でも教科書採用していた...
刊行・販売案内

鬼が笑いますか!? 2021年2月発売の近刊情報

本日、12/4(金)は『鬼滅の刃』の最終巻の発売日だそうですね。はやりのことに疎くマンガは読んでいないのですが、あらすじは知っています。竹を加えたヒロインというのは、ほんと珍しくて魅力的ですね。久しぶりに新宿の書店さんに新刊のご案内に伺いたかったのですが、やはり今日は大忙しでしょう。来週に延期になりました。鬼にちなんで、鬼が大笑いしそうな来年2月のお話です。武蔵美・油絵学科研究室の水上泰財先生の画想の原点をたどる随想『ずっと人間描かれ』をMAUPより刊行いたします!巻頭カラー16ページには先生の御作品、また本文には描き下ろしの挿画多数。先生のあたたかくユーモラスな随筆は、どれもこれもその情景が...
ひとりごと

コロナ禍で変化/定着したこと

個人的にコロナ蔓延によっていちばん変わったのは、朝ごはんを食べるようになったことだ。台所をきれいに片づけてから外出したいハムコ、朝はその時間を確保できないので「食べない」ことにしていた。だから午前中は、ずーっと空腹。でも在宅勤務ならば、通勤にあてていた時間で片づけができる。ずっと家にいると、食事や片づけを挟むことで「区切り」がつけやすくなるので、1日3食がすっかり定着した。しかし秋口から、在宅ではとてもではないが仕事が捌けなくなってきた。出社するとみっちりと忙しく、あまりにも疲れて、ついには早い時間に就寝。その結果、なんと、早起きになってしまった!以前は「片づける時間がないから朝ごはんを食べな...