武蔵野美術大学出版局

刊行・販売案内

『構成 高橋正人の遺した造形教育』納品されました!【書店発売11/17】

本日、武蔵野美術大学・教授の白尾隆太郎先生著『構成 高橋正人の遺した造形教育』が納品されました。いつでもそうですが、書籍の刊行までは山あり谷あり。でも目指せばゴールは必ずあるのですね。この日まで、ご尽力いただいた白尾先生に感謝です。白尾先生デザインの装幀は、箔が美しく、白さがとても清々しい。箔の凹凸で手触りも良く読みやすい判型です。(ただし画像データですと伝わりにくいです)東京教育大学(現筑波大学)で“構成”の教育を広められた高橋正人先生のメソッドがこの本に受け継がれています。書店発売はまだ先ですが、書店でならびましたらぜひお手にとってご覧下さい。また弊社サイトでも予約受け付けます。アマゾンで...
いぬ・ねこ・かえる

ムサビ吉祥寺校は「ガッコウ」のイメージそのもの

ムサビ吉祥寺校には、4つの校舎があります。通信教育課程の学生さんの全員が足を運んだ教室といえば、この写真の右側のドアから入る大講義室ではないでしょうか。これは、4階の大講義室の入口手前から撮りました。左手の大きな窓は、美大通りに面しています。右手の壁面には巨大なフレスコ、正面はモザイク。いずれも1967年、油絵専攻の学生を中心とした共同制作だそうです。鷹の台育ちのハムコですが、「ガッコウ」と言われると、ここを思い浮かべます。いかにも美術学校らしい佇まいだからかもしれません。その昔・・・と言っても1950年代末、この校舎が竣工したばかりの頃は、周囲に2階建以上の建物がまだ少なく、駅の近くからもム...
展覧会情報

展覧会:六人の抽象画家たち―“サイズ”と“スケール”

今日は、MAUP刊行『絵画の表現』の著者である吉川民仁先生が出品されている展覧会をご紹介。「六人の抽象画家たち―“サイズ”と“スケール”」

会期:2023年10月24日(火)~11月5日(日) ※休廊:10月30日(月)
時間:12:00-18:00 ※最終日-17:00会場:ギャルリー・パリ   横浜市中区日本大通14旧三井物産ビル1階出品作家:小川佳夫 岸本吉弘 小池隆英 酒井香奈 山口牧子 吉川民仁
キュレーター:大島徹也(多摩美術大学教授)

「本展では、小川佳夫、岸本吉弘、小池隆英、酒井香奈、山口牧子、吉川⺠仁という六人の抽象画家たちの仕事を、ギャルリー・パリの空間に一緒に並べる。...
ひとりごと

さよならロダン

引っ越しまでの半年は吉祥寺生活を何やかんや楽しもうということで、彫刻学科のY先生に教えてもらい気になっていたお店に少し前に行きました。ミロ。ワインバーです。どの料理も素晴らしく美味しくずっと食べてました。黒板メニューだけで美味しいことが伝わる。ソフトドリンクなしなので、お酒全くダメだといけないのが残念なのですが。吉祥寺にあった名店、高山なおみさんのkuukuu(今のキチムの場所)のメニューだった「南風荘ビール」があったので、kuukuuご出身なのかもしれませんが未確認。中央線沿線に南風荘ビールあり。南風荘ビールあるところに美味しいものあり。国分寺のくうふく国立のニチニチ吉祥寺のミロ newシェ...
ひとりごと

ろしあ亭@神保町が月末で閉店!

神保町ブックフェスティバルは、今月の28・29日。残念ながら、今年、ムサビ出版局は出店致しませんが、定番の位置は、すずらん通りの「ろしあ亭」の前でした。昨日のこと、旧ツイッターで「10月31日で閉店いたします」と発表があり、なんとも悲しいキモチに。。。コロナ以前はブックフェスの会期中、ろしあ亭さんは小さなテーブルに、できたてのピロシキや、サーモンを巻いたブリヌイを並べていました。売り子のお姉さんは、民族衣装の頭飾りをつけて「できたてっ、ピローシキぃ、いっかーがですかぁ」と声をかけ、店番をしながら、これを食べるのが大きな楽しみでした。それから、こっそりワインも。うちのワゴンとは、お向かいですから...
展覧会情報

柳澤紀子「動物のことば 2021-2023」&「柳澤紀子展 動物のことば セキガハラ」

今日は、2011年までムサビ油絵学科で教鞭を執られていた柳澤紀子先生の展覧会を2つご紹介。まずは、昨日からはじまった展覧会。柳澤紀子「動物のことば2021-2023」会期:2023年10月18日(水)−11月19日(日)
   ※休廊日:月曜日・火曜日・祝日(11/3金)時間:12:00-18:00会場:GalleryKIDOPress
   東京都千代田区九段南3-3-3ヨコヤマビル1F
作家在廊日:10/25(水)、11/1(水)、11/8(水)、11/15(水)
「ギャラリーキドプレスにて、柳澤紀子『動物のことば2021-2023』を開催いたします。版画制作を長く続けてきたギャラリーキド...
吉祥寺♥

吉祥寺の窓

ハムコさんの7月の投稿のとおり、来年3月ごろ、出版局は吉祥寺校から鷹の台校に移転予定です。1929年に武蔵美の前身である帝国美術学校が誕生してから、(ほぼ)武蔵美はじまりの場所としてあった吉祥寺校がなくなってしまう。週末の通信教育課程のスクーリング以外はひっそりした吉祥寺校で、最後に立ち会うのは貴重な経験とも思います。吉祥寺校は古いまま残っている場所が多く、校舎を愛でながら歩きます。3号館の亀甲網の入った窓はガラスも網も均質でなく、すべてがゆらいでいて、網の縦ラインのねじねじやガラスにうつる人影の出方まで、とてもよいです。新宿西口広場のタイル的なものはいつまでも残ってほしいと思いつつ、こうして...
ひとりごと

「勇気」を使い切る10月

やっと秋になって、ホッとしているところに、次々と難問がやってくるるる。数日前のこと、洗濯機のスイッチを入れたら、あれ、つかない。コンセントが抜けてるかな? いやいや、おかしいな。一旦抜いて、もう一度。ダメだ。ご臨終。。。エアコンは危ないと思って春先に新調したけれど、洗濯機よ、お前もか。仕事帰りに吉祥寺のヨドバシに寄ってみる、、、ハムコ、ヨドバシが苦手です。店内に響きわたる、あの大音量の繰り返しの音が、まずダメ。さらには、たくさんの商品を前に、どーしたらいいんだ!なんでも1回では決まらない。1回目は、圧倒されて退散する。翌日、また行くの。これは「勇気」を要することで、とにかく「勇気」が必要。ココ...
展覧会情報

点と線と面の散歩ーFUSSA 水上泰財展

今日は、MAUP刊行『ずっと人間描かれ』の著者である水上泰財先生の個展をご紹介。ギャラリーアルトン設立30周年記念「点と線と面の散歩ーFUSSA 水上泰財展」会期:2023年10月20日(金)ー10月28日(土)   ※会期中無休時間:11:00-18:00会場:ギャラリーアルトン   東京都港区青山5-17-2ギャラリーwebサイト→こちら「米軍横田基地のある福生に長年住んできた私は、愛犬と共に15年間、おそらくこの街のほとんどの道という道を散歩したのではないだろうか。今、再開発の波に流され、変わりゆく街の風景を見ながら、歩けなくなった愛犬との記憶を思い起こし、この街の歴史や風土にまで思いを...
ひとりごと

本と何か

先々週末はBooks&somethingというイベントへ。フライドチキンの香り漂う会場に、いわゆる「一人出版社」の版元さんが集う本の販売、加えてライブ、コーヒー、というかんじでかなり東京っぽい。いや、世田谷っぽい。しかし良い雰囲気でした。会場の近くのエトセトラブックスさんももちろん出店。盛り上がる新代田。局地的に軽井沢かと見まごう一角にあるジェラートとコーヒーのお店、美味しいです。高そうでかわいいワンが散歩していて眼福地区。会場だったFeverは良いライブをよくやるとは聞いていましたが、今回初めて。ライブは柴田聡子とキセルの2マンです。入場時、チケットチェックのお兄さんによる「どっち目的!?」...