武蔵野美術大学出版局

いぬ・ねこ・かえる

内閣官房と文部科学省がムサビ出版局をご視察に

11月6日(金)、文部科学省と内閣官房(教育再生実行会議担当)のみなさまが武蔵野美術大学吉祥寺校にご視察にいらっしゃいました。これは、公益財団法人私立大学通信教育協会をつうじて、コロナウィルスが去った後のメディア授業のあり方などを検討するために、武蔵野美術大学通信教育課程や弊社の視察のご要請に対応したものです。弊社は編集長がご対応いたしました。大学では課程長・副課程長・チームリーダーさんたちが対応して、事務局の現場から学生たちのスクーリングの様子まで実地に視察されました。会議室にずらっと弊社刊行のテキストを並べて、大学通信教育の教科書についてご説明し、さらに弊社のフロアにも足をはこばれました。...
ひとりごと

祖父という先輩

先週金曜日。14:00ごろ。「今、おじいちゃん、亡くなりました」という母からのライン。一人、倉庫で、MAUグッズに関する説明書をカットする作業をしておりました。偶然なのか必然なのか…おしゃれなサプライズが好きなおじいちゃんからのメッセージだったのか...カットしていたその説明書には、「武蔵野美術大学の前身・帝国美術学校は、1929年、東京・吉祥寺に創立されました」という文言が入っていました。帝国美術学校時代の…ムサビの先輩でもある祖父の死を知った瞬間でした。職場という社会的な場で、感情露わに取り乱すつもりはなく、ただ淡々と黙々と受け止めていきました。新型コロナウイルスという時代に支配された20...
展覧会情報

展覧会「内田あぐり VOICES いくつもの聲」

ここ数日、東京地方はよく晴れて気温も高め。朝のテレビでは、気象予報士の方が「日に日に気温が高くなっています」などと言っていて、今は春だったかしらん? とおかしな感覚にもなりました。でも油断大敵。来週は10度台前半まで下がるようなので、体調を崩さぬよう気をつけましょう。そんな中、ムサビの名誉教授でMAUP刊行『日本画:表現と技法』の著者のお一人である内田あぐり先生の展覧会が開催中です。展覧会「内田あぐりVOICESいくつもの聲」会期:2020年11月7日(土)-2021年1月24日(日)   ※毎週月曜日休館    ※12月29日〜1月3日休館時間:9:00-17:00(3月〜11月)   9:...
刊行・販売案内

十時啓悦著『日々の器 悠久の漆』印刷のこと

十時啓悦先生の『日々の器 悠久の漆』が先週末納品されたことは、営業ZUCCHIのブログですでに報告済みですが、制作の立場で、この新刊の話題をふたたび。装幀は、2009年10月刊行の『ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー』以来、お世話になっている寺井恵司さん。「そんなにお高い用紙は使えませ〜ん」という内情をわかってくださっていて、今回もしぶいチョイスです。カバーと帯で質感を変えたいとのことで、帯でも4色刷、加工ありとまず第一報。これはMAUP規定的としては、オーバーしているのですが、カバーをキロ単価の用紙を選び、トータルでバランスをとっていただいています。記しますと、カバー:ユーライト 四六/...
刊行・販売案内

十時啓悦著『日々の器 悠久の漆』祝!完成。

十時啓悦先生の著書『日々の器 悠久の漆』が本日、無事納品されました!写真ではうつらない美しさがある綺麗な装幀の本です。*画像は帯有りの書影です。ぜひ実際にお手に取ってみていただきたい本です。そして、11/16(月)〜12/19(土)武蔵野美術大学美術館にて、十時啓悦先生の退任記念「樹木と漆と暮らし」展では、先行販売、会場特典価格で販売される予定です。以前紹介したブログをどうぞ。書店発売は、まだ先ですが、12月4日を予定しています。首を長くしてお待ちください![営業ZUCCHI]
日常の業務

図版サーチ/犯人探し

ここ数日、著者から提示された50点あまりの掲載予定の図版について、掲載の可否をチェックする作業をしている。テキスト原稿と照合しながら、適切な図版か、出典は明示されているか・・・もちろん、高額な使用料が発生するものはご遠慮願い、代案を出す。こうした作業は一気にやらないと公平性が保たれない、というと大袈裟だけど、ある種の「ノリ」がなければ逡巡するばかりで、何がなんだかわからなくなってしまうのだ。ほかの仕事もあるので、1日に片づけられるのは20点が限度だろうか。1885年、ローバー安全型自転車。著者の先生から提示されたサイトをのぞいてみると、失礼ながらシロートのご趣味のようで・・・ほんまにこれ、そう...
未分類

呼吸しているページ

日曜日、久しぶりに東京ドームの周りを一周お散歩しました。ソーシャルディスタンスの足形。👣すぐ右側の壁、ドームです。一瞬、“けんけんぱ”したくなるの、私だけでしょうか...f^_^;)現在MAUPは、増刷納品ラッシュです📚✨『ロマンスは別冊付録』という、出版社が舞台の韓国ドラマがあり、断裁シーンで、「木に申し訳ない」って言ってるんですよね…本の、1ページ1ページ、生きている、呼吸をちゃんとしていると。断裁なんてワード、出したくないですが、このセリフを聞いてから、本を1冊持つ時にも、「木からいただいた命」を持たせていただく思いで、毎日MAUPの本に触れております。あ。「本」て、「木」に一本線を引い...
展覧会情報

倉重光則+天野純治展/広沢仁展/尾関立子展

今日の東京地方、日中、天気は良いけれど気温低めでひんやり。日が沈んで、更に冷え込んできました。年明け完成を目指していた担当本の入稿も無事に済みましたが、ホッとする間もなく次行ってみよう状態。いつもとは違う年でしたが、こと教科書づくりに関してはこの年末年始はいつもと同じかも……。そんな中、これから開催される展覧会をご紹介。まずは学生時代からお世話になっています、天野純治先生が出品される展覧会。天野先生はシルクスクリーンの作品や、その技法を併用したドローイング作品を制作されています。「倉重光則+天野純治展 ミニマリズムのゆくえ」会期:11月14日(土)~12月25日(金)   ※12月7日(月)休...
ひとりごと

ご当選のお知らせ

先週、個人メールに飛び込んできた驚きの件名。待ち焦がれるライブも開催されないから、どこからだろう、イタズラだろうかと思ったら……それはシャープマスク抽選販売事務局からだった。申し込んでいたのを、すっかり忘れていた。失念って、こういうことね。店頭ではいつも品切状態だった4月、あの時は藁にもすがる気持ちだったのに。私が当選したのは第28回の抽選。ふつうサイズ:9,085,774人と応募総数が1万人をきったことと、累計出荷枚数が1億枚突破したことがニュースになった週だ。1回の抽選で1箱50枚入り、87,000箱出荷されるのだという(小さいサイズは別)。今では、手作りマスクをいろいろなところからいただ...
展覧会情報

生誕100年! 石元泰博写真展「伝統と近代」東京オペラシティ アートギャラリー開催中。

来年2021に生誕100年を迎えられる石元さんの展覧会が東京都写真美術館と東京オペラシティアートギャラリーで開催中です。孤高の写真家が何を見、何を感じ取ったか、ぜひ展覧会をお楽しみください。石元泰博さんの初評伝『石元泰博 写真という思考』森山明子著も東京都写真美術館内ミュージアムショップのNADIFF×10(ナディッフバイテン)さん、東京オペラシティアートギャラリーのミュージアムショップ、gallery5(ギャラリー5)さんで、お取り扱いいただいております。ぜひお立ち寄りください。【展覧会情報】生誕100年石元泰博写真展2020.9.29[火]-11.23[月・祝]東京都写真美術館「生誕100...