いぬ・ねこ・かえる

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向井周太郎先生『かたちの詩学』復刊計画

2003年、美術出版社刊行の『かたちの詩学』は、その後、中公文庫から2冊に分けて復刊された。ムサビ基礎デザイン学科の創設者である向井先生のこの御本は、基礎デ院生の必読書。「にもかかわらず、中公文庫が重版未定である。いいのかハムコ! 何とかしろ!」←神の声まず版権の状態を中央公論新社さんに問い合わせ、復刊のご相談したところ、快くご承諾をいただいた。せっかくの復刊である。ぜひとも、向井先生の書きおろしを加えたい。さらには、もともとの図版はドイツの展覧会用に作られたもので、それがそのまま使われているため、本文との照合がほとんどできない現状は、なんとしても改めたい。1頁に70個も入っているこの小さい図...
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台北吉日

今日の東京は、初夏のような一日。半袖を着ていたハムコにずっちが「寒くないんですか???」と驚いたけれど、月曜日まで台北にいたハムコ、ちょうどこんな気候で、それがまだ残っている。桜とサツキが同時に咲いていて、流れるようにブーゲンビリアが咲き、楽しい三日間でした。で、帰ってきたら、どうもボーっとして、、、早くも台北の旅を俳句にした同行者にせっつかれ、なんとか一晩で九句をつくってみたら、ようやく正常に頭が働くようになりました。ハムコ
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三月の椿

昨日のブー当番でピロイも書いてましたが、2月末の雨を境に、草木の芽がムクムク伸び、さらにこの2〜3日の暖かさで春本番の準備は整ったなというかんじです。でも油断はしない。暑さ寒さも彼岸までと言いますしね。寒い寒い冬に花盛りの春を思い、あともうちょっと、がんばれ、がんばれと思う時間がわりと好きであったりするのですが、そんなときはたいてい椿が咲いている。今年の椿は少し遅れたものの2月末の雨で一気に咲きました。今年は中段から咲き始め、地面に近い花が咲く頃には中段の花が落ち、まるで供物のように地を飾る。7年前から椿は弔の花になりました。t:eehにとって、ですけど。あまりに多くの死者のかなしみとともに、...
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4月4日 入学式に向けて…

4月4日の入学式出店に向け、入学式特別セットや、超特価販売など、いろいろ考えております。まるで、新入生のみなさんへの、プレゼントを考えるように…。楽しいです。プレゼントをいただくことも、もちろん嬉しくて有り難いですけど、私はどっちかというと、選んで、自分でラッピングして贈る方が好きです。♪愛されるよりも~ 愛したいまーじーでーって歌ありましたよね(笑)そんな感じです。(なに引っぱってきてんだ..私wf^_^;)…すごい歌詞だな。字足らずで、ムリヤリ補った感を感じるのは私だけでしょうか…この曲わかる人、同世代(笑)…なんかすみません。全っ然悪気ございません。作者の方m(__)m当時めっちゃ口ずさ...
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なにげに.. ライアン

たくさんの感動と興奮をくれた平昌オリンピックも、幕を閉じましたね。羽生結弦選手の演技後のリンクに、「プーさん」が降り注いだ、その中に…、どさくさに紛れて「ライアン」がいました!(笑)…あ。「ライアン」をご存知ない方は検索してみてくださいw主に韓国で普及しているアプリ「カカオトーク」のキャラクターです。日本のLINEみたいなものです。(LINEもそもそも韓国発祥らしいですが…)その「カカオトーク」のキャラクターの、ライオンの「ライアン」。一見クマに見えますが、鬣のないライオンなのです。黄色くて、見るからにフォルムはクマだから、「プーさん」の中に紛れても、たぶん遠目からはわからないと思います(笑)...
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赤い花の幸福

「次回ブー当番ではお伝えできるかな」とお伝えしていた『デザインとコミュニティ』の書影ですが、納品は28日でした。次回では必ずお伝えしたいです。ピンクのスポーツシューズを履いた知人が「今年のナイキのメインカラーだ」と自慢してました。『デザインとコミュニティ』にもピンクが使われているのだが、そうか、今時の色だったのか。デザイナーがいろいろ考えてくれたに違いないのに気づかなかった...。きれいに発色していてほしいです。赤い色の話です。今年還暦を迎えちゃったのであるが、その日の朝、一瞬あられが降って、思わず空に向かって無事に還暦を迎えた幸せを感謝した。それから遠くにいる友人や、もういない人たちに向かっ...
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さくら~ 咲いてます。河津桜。1月下旬から2月にかけて咲く、早咲きの桜だそうです。たぶん、ソメイヨシノとか八重桜が咲くと、「春がきたー!!」ってなるんでしょうけど…それでもやっぱり、どの桜でも、心に嬉しさを運んでくれます。桜を見て心に弾力がついたところで、嬉しい流れは連鎖するもので(笑)みなさま、上空をご覧ください!(…と、力強く言いたいところですが、写真を見ていただければ…^_^;)かすかに彩雲が!画面中央…見えますかね^_^;)東京ドームの近くで見ました。無意識でしたけど、なんとなくふわぁ~っと空を見上げたら、一部分だけ七色に輝く雲。これ、レンズの反射とかじゃなくて、肉眼でもしっかり確かに...
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春の跫

はるのあしおと。ややこしい漢字を使ってみました。本日2月16日は、旧暦によりますと1月1日、元旦です。2018年1月12日のブー当番で「今年の正月は2月16日の旧正月」と宣言してました。めでたいことに教科書『デザインとコミュニティ』も無事入稿となり、カバーの仕上がりを待つ日々です。去年の11月、これはたいへんな年越しになると腹を括った日、デスクの前のよく見える壁に猫たちの写真を貼りました。ずいぶん前、ずっち☆にカレンダー用に加工してもらった子猫の頃の写真である。このとき、手帳に子どもの写真を入れている人の気持ちがはじめてわかった気がしたt:eehである。その写真も無事デスクの引き出しの中に戻り...
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『特別支援教育とアート』は何色?

「金の本がいいか? 銀がいいか?」と神様に聞かれて「金」と答えた人、はい、680頁の『新しい教育通義』をあげます。どっか〜ん。しっかり勉強しましょう。今回も装丁は、臼井新太郎さんです。この『新しい教育通義』が責了となったのは正直に言うと、今朝のことである。やれやれ。で、つぎは『特別支援教育とアート』。金・銀のつぎは銅!と思うでしょ、オリンピックぢゃないからさ、違うのよ。デザイナーの臼井さんと「次はどうするか?」と昨年から悩んでいた。いただいた御原稿を通読すると、これからの教師が担う(であろう)苦難に胸がつまり、それを乗り切る(であろう)工夫に期待する。障害のある子も、ない子も、みんな一緒に学ぶ...
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たったの5冊でも「わややねん」

2月末日納品の教科書5冊。先行している『アートマネージメントを学ぶ』と『コンピューターと生きる』はネットで予約注文も開始した。著者の先生が「え、もう営業開始?」と驚いておられたけれど、そうでーす!今朝はそれぞれのデザイナーさんから『新しい教育通義』『あたらしい表現活動と法』『デザインとコミュニティ』3冊のカバーと帯のデザインが届く。ISBNに間違いはないか、帯の文言の字切りは良いかなどなど確認事項は多くある。呑猫「ISBNコードの特色はやめて〜」ハム「大丈夫よ、ほとんどスミ(黒)だもん」呑猫「ダメだめ、時間がないんだから確実に!」議論百出、かなりの賑わいである。『新しい教育通義』は、なんと68...