MAUPのヒミツ

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MAUP三大ニュース 2010

本日、弊社は仕事納めです。(とても納まらない雰囲気ですけどね)恒例のスタッフ投票により決定したMAUP三大ニュースで今年のブログを締めたいと思います。第3位 向井先生の『デザイン学』竹尾賞受賞!向井周太郎先生の『デザイン学 思索のコンステレーション』が第8回竹尾賞優秀賞を受賞しました。4月のことです。著者と同時に、デザイナー、版元に対しても授与されるこの表彰式でハムコはスピーチをせねばならず冷や汗をかきました。向井先生の御本が刊行できて良かった、その一言につきます。第2位 スタッフの異動これは晴天の霹靂でした。株式会社であるMAUPには様々な雇用形態がありますが、学校法人から出向していたひとり...
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りんご・そのご

「おやつの時間」が定まっているわけではないが、MAUPではひょっこりとスタッフの誰かが「りんごと柿をむいたから食べてね〜」とサービスをしてくれることがある。そういうときは、わいわいと打合せテーブルに集まって「柿を食べるの、今年はじめて!」「うっそー」「ビール呑むと、翌日、柿を食べたくならない?」「ふん、グラス1杯しか呑めないクセに」などなど、じつに賑やかである。楽しいおやつの時間が終わり、片づけようとしたピロイを制して、珍しくt:eehが「今日はわたしが洗い物をする」と云った。ふたたび編集室は静まりかえる。夜までこの静けさはつづくはずであった、が・・・キッチンから戻ったt:eeh、ハムコの前で...
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走るヨロコビ

待てど暮らせど来ぬ原稿・・・それがあるとき一度にやって来る。こういう日にかぎって、すぐに返事を書かねばならないメールもつぎつぎと来る。おまけに電話も鳴る。会社の電話、携帯の電話。打合せに来られる方もある←もちろん最優先。社内の打合せもある←どんどん後回し。ココロ震えるような御原稿もあれば、手が震える(別の意味で)御原稿もあり、編集者の仕事は、顔に出さねど喜怒哀楽の激しい商売です。行く詰まること多々あり。そんなときには、気分転換のために甘いモノを食べたりするのですが、これが美味しくなかったりすると・・・大騒ぎですね。「饅頭が、不味いのも、あたしの、せいですぅ」と泣く。哀れなハムコに凹山人、かわゆ...
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0号館

0号館…もう4年ほど前だったかに取り壊されてしまいましたが、出版局の倉庫として借りていた、木造二階建ての雰囲気ありすぎの建物がありました。昔、どこかの女子寮だったと聞きました。ちょっと回想しながら書いてみます。まず、赤さびだらけの鉄の門にかかっている細い針金を取り、ギィィィ…っと音をさせてそれを開けます。うっそうと茂る雑草をわさわさと3歩またいで入口のドア前へ。絶対一回じゃ開かない噛み合わせの悪い鍵を開けて中へ。真っ暗闇に光を入れます。この時ばかりはいつも’まっくろくろすけ’を見たいと願うのですが、もう純粋な心ではないのでしょう…見れたことはありませんでした。「えいっ!」って入ってしまえば平気...
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久しぶりのスーツ

白石美雪先生『ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー』吉田秀和賞ネタつづきで・・・今日は吉田賞事務局の方が、ムサビにお越しになるとのことで、ジャケットを着ねば、とパンツスーツを引っ張り出しました。このところ体重が減少気味のハムコ、パンツが、ずり落ちる。♪トラのパンツは しましまパンツ はいても はいても すぐおちる がんばらなくちゃ〜 がんばらなくちゃ♪唄っている場合ではない。ベルトをしめれば、こんどはベルトの穴が、足りない。見かねたずっち、いきなり工具を取り出して「ベルトに穴を開ければいいんです!」さすが営業、行動がすばやい。もう落ちません、大丈夫。[編集:ハムコ]
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ムサビの夏、出版局の夏

ムサビは前期の授業が先週で終わり、今週来週と補講やら試験やらがあるものの学生は完全に夏休みモード突入の時期。その通学生のいない時期(今年は今月26日から)に鷹の台キャンパスで、およそひと月に渡って行われるのが、通信教育課程の夏期スクーリングです。毎年、全国から大勢の学生さんが集まり、連日熱い授業が行われます。限られた期間、それもそれぞれが何とか都合をつけて参加しているからか、通信の学生さんは通学生よりも確実に熱気に溢れている感じを受けます。で、この期間、普段吉祥寺にある研究室や事務室も丸ごと(文字通り、人も機材も一式丸ごとです)鷹の台に移動するのですが、その引っ越しが今日明日で行われるようで、...
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MAUP御用達

昨日夕刻、吉祥菜館にMAUP大集合。吉祥寺南口より徒歩三分、この中華料理屋のおやじさんは手がすくと胡弓を弾いてくれたり、老酒をガンガン呑む我々に「仲がいいねー、姉妹みたい」と云うやすらすらとその場面を漢詩につづってくれたりする。ウワバミのように呑む奴もいれば、ベジタブルオンリーもいるというMAUP集団が仲良く食卓を囲むにはこの店しかない。北京ダックコース(しかも安い)を堪能する一方で、おばさんはベジタブルオンリーにむかって「チャーハン食べる? たまご大丈夫? ねぎ、ダメ? オイスターソース嫌いね?」と、それはそれは優しい口調で聞いてくれる。おばさんの口調は「誰にでも美味しく食べさせてあげたい!...
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もっとルビを!?

「ボコやま、ボコやまぁ〜」いくら呼んでも凹山人から返事がない。「ボ・コ・や・ま!」後ろから本人の前に回りこんで呼んでみるが、キョトンとした顔の凹山人。もしかして・・・ハム「凹山人って書いて、なんて読むの?」凹山「おうさんじん、ですよ。他になんて読むんですか」ハム「ボ、ボコ、ボコやまびと!」凹山人は静かに怒っていたようだが、読めませんよねぇ。ルビ(ふりがな)が必要なとき、編集者は原稿に「要ルビ」と書いたりします。〈凹山人〉はぜったいに「要ルビ」だな。ルビを振るかどうか、これといった決まりはありません。初学者が読むのか、専門知識のある人に向けての本なのか、本ごとに著者と編集者が相談して、ルビを振る...
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オアシス

MAUPの美化計画が進み、緑が映える空間がお目見えしました。ちょっとした、オアシスをお披露目します。1番左は凹山人、ほかはハムコが所有者&お世話係です。ずっと青々と茂っていてね。[制作:呑猫]
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ぶーぶーソング

MAUPには2週間分のホワイトボードがかけてある。何時に誰とどこで会う・・・スタッフ全員の予定が一目でわかるすぐれもの。青いマグネットは「鷹の台校」で仕事赤いマグネットは「休み」ここに新しく白いマグネットが登場(ブタちゃんマーク付き)「ぶー当番」を忘れたらタイヘン←このブログの当番当番の日は朝から「ぶーぶぶーぶぶ♪ぶーぶぶー♪」と唄うことにしていたハムコ。ぶーマグネットさえあれば、もう忘れません。え? 職場で唄うか?ええ、たまには・・・合唱はしませんので御安心ください。[編集:ハムコ]