いぬ・ねこ・かえる

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咲いたさいた!

連日のニュースで、どこの桜が咲いた、五分咲きだ、しかし花見は自粛せよ、と報道している。大きなお世話だ(と、毎年おもう)毎年、通信教育課程の卒業制作の撮影が完了すると、「春がきた!」とおもう。今年は3箇所の撮影、しかも鷹の台の15号館と三鷹ルームは初めての場所なので心配した。が、カメラマン岡野圭さんの機転により、いつもどおり、速やかに終了。やれやれ、今年もなんとかなりました。ありがとうございます!そして、我が家のチューリップ、誰に似たのか、かなりのんびりしている。すでに満開の御宅もあるというのに・・・と思ったら、ついに今朝、咲き始めました。よその桜より、我が家のチューリップ。春爛漫。例年、4月に...
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この春の教科書のご紹介@ムサビ出版局

ヘタな写真をアップするな!と怒られそうですが・・・2月26日に、次年度のムサビ通信教育課程の教科書が2月26日に納品されました。今日あたり、通信生のもとへ発送が始まっているのではないでしょうか。(通信生の皆さんへは、カバー無しの状態で配布されます)本屋さんでは、3月19日から発売の予定です。『絵画の表現』は、昨年刊行の『絵画の材料』とともに油絵学科の教科書。油絵学科では、開設当時2002年刊行の教科書が長らく使われていました。『絵画 アートとは何か』『絵画 素材・技法』年月を経て、退任された先生方も多く、新たな教科書が編まれました。『絵画の材料』は、三浦明範先生の単著。『絵画の表現』は、三浦明...
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立春大吉

これ、体重計です。電池不要。真ん中のところを4回くらい踏んで、その圧で測れる仕組み。夏のはじめに、長らく使っていた体重計が使えなくなり、電池をかえればいいだけだなんだろうけれど、どうも面倒でそのままにしていた。すっかり忘れて半年あまり。たまたま雑誌にこの体重計、いや、正式名称「体組成計付きヘルスメーター」を見つけ、「BMI、体脂肪率、体水分率、筋肉率、推定骨量」も測定できるというので、衝動買いをした。だいたい「組成」なんて言葉は、「絵画組成」以外に知らなかった。・・・かなり偏った知識というべきか。先週の土曜日、これが届いて、さっそく使ってみると、真ん中のところを踏むのが、存外に楽しい。ブコブコ...
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祝納品:向井周太郎先生『形象の記憶 デザインのいのち』

先週の水曜日のこと、向井周太郎先生『形象の記憶 デザインのいのち』が納品されました。納品されてすぐ、呑猫が1ページずつ丁寧に印刷をチェック、落丁がないかを確認。それをハムコは1メートルくらい離れて見ている。「はい、綺麗にできました!」という呑猫の声を聞いて、すぐに著者の向井先生、デザイナーの板東孝明先生と平野昌太郎さんに書籍を送る。翌日、向井先生から「なんと美しい!」というメールをいただき、ようやく安堵。閉塞的な毎日だけれど、こんなふうに「ぬける」ひと時もある。久しぶりにホッとした日曜日。ずいぶん前に買ったゴムの木から、新しい芽がひらこうとしているのを見つけた。ハムコの幼少時代、観葉植物といえ...
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もうひとつ丑の話。撫牛

文脈と顛末次第では、世の中的にはごくごく当たり前のことが意味あることのように思えてくるという話です。この連休、新聞にページ2分の1のスペースで、どどーんと「病平癒、撫牛をあなたのお家に」という広告が載っていた。金ピカの牛の像で菅原道真公所縁の何たらかんたらとありました。おお…これは年明け以来、ハムコとt:eehの間で「由来はなんぞや、ルーツはどこじゃ」とごく局所的に話題になっているあの撫牛ではないか。丑年だなぁ。コロナだなぁ。ハムコんちのウシは右から見ると自信満々で強そうに見え、左から見ると愛敬のあるかわいらしい表情で額に梅花紋があるという。梅花紋の牛ってたしかに菅原道真だよね、忘れてたけど北...
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【大学出版部協会】ウィズコロナ時代におすすめする本 丸善NW

営業zucchiです。再度の緊急事態宣言が一都三県に発令されました。緊張が走るなか、二度目だし、忙しいし、少し感染に対し気がゆるみがちです。そんなときこそ、注意ですよね。本当に感染してしまったら、どのように行動すべきか、日頃、スタッフと話しあってても良いかと思いました。みなさまもくれぐれもご自愛ください。まさにこのウィズコロナ時代に読んで頂きたい本の紹介サイトのご案内です。丸善KNOWLEDGEWORKER(ナレッジワーカー)で、大学出版部協会で刊行した、「ウィズコロナ時代の大学出版・新刊図書カタログ」のなかから、新しい生活様式、人生を考える人文・哲学書。自宅で学習できる本、入門書。ステイホー...
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丑年。赤い牛の伝説

迎春2021年。良い年にしたいですね。十二支が子から丑に変わり、「ネ」が大の苦手のt:eehにしてみればそれだけで良い年なんですが、丑には実はありがたい話があるらしい。というわけでハムコに続いて丑の話です。会津の民芸品である張子の赤べこは魔除け疫病除けの意味があるのだと聞いたことがあるのですが、この際なのでウェブで調べてみました。1200年に会津地方で大地震があった時、赤毛の牛が壊れたお堂を再建するために材を運び、お堂完成の日に石化して守り神となったとか。ひょっとして、年明けのブログに登場したハムコの石の牛は、この伝承に由来するのでは?なんかそれっぽい強そうな顔してたし、赤かったよ(気になる方...
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謹賀新年

みなさま、良き年をお迎えのこととお慶び申し上げます。いつもは玄関番をしている丑さんをリビングに連れてきました。よーく見ると、右側から見た顔と、左側から見た顔が、ぜ〜んぜん違う。そもそもは、苔むしたところに価値があったらしい丑さん、あるとき何を思ったのか、ハム父がゴシゴシと洗ってしまい、大きな声を出したことがない祖母がこれを見て悲鳴をあげたのをうっすらと覚えているけれど、どこから来たんだろうねぇ。。。ちゃんと聞いておけばよかったなぁ。そんなことを思いつつ、静かで呑気な新年でありましたが、緊急事態宣言が発令されそうな東京。粛々と春の新刊をつくるのみです。本年も、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し...
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このフェルトのクリスマスツリーは、わが幼稚園時代からのソウルメイト、みかちゃんのお手製。10年くらい前にいただいて、毎年毎年、飾っている。会おうと思えばすぐに会いに行ける距離なのに、みかちゃんとはもう何年も会っていない。昨年の今頃は、考えられないくらいに忙しく、「春になったら会いましょう!」と約束したものの・・・1年延期でも難しい状況になってしまった。2020年は、萎縮した年という印象を否めない。しかし、新春には2冊の「明るい」本が出る。水上泰財先生の『ずっと人間描かれ』このタイトルは富山弁で「これからも人を描き続けて」という願いであり、祈りのような言葉である。その言葉への返事である本書もまた...
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来年こそ神保町ブックフェスを!

右手前の小さな人形は身長4センチ。フランクフルト・ブックフェアに行った友人からのお土産で、それはそれは可愛らしい楕円形の小さな木箱に揺られてハムコ宅にやってきた。左の奥にいる本を読んでいる妖精は、フランクフルト・ブックフェアのマスコット。こちらは営業ズッチのお土産。いずれも数年前のこと。はからずも今年のクリスマスコーナーは、ブックフェアを懐かしむしつらえに。世界中のブックフェアが中止になるような不幸な年は、今年で終わってほしい。40回目を迎えるはずだった伝統ある忘年会の延期はもちろんショックだけれど、10月末の神保町ブックフェスティバルの中止は、もっと大きな痛手であった。毎年、若い読者が熱心に...