いぬ・ねこ・かえる

いぬ・ねこ・かえる

「色探検」はっとりこうへい 展

少し前までは、今年はいつまでも温かいなぁなどと言っていたのに、気がつけば寒さが身に染みる時期に。そんな中、国分寺の美大予備校、武蔵野美術学院に併設されたギャラリーで愉快な展覧会が開催されています。「色探検」はっとりこうへい展会期:2018年11月2日(金)~11月28日(水)時間:11:00~20:00日曜・祝日・最終日~16:00 場所:634展示室   〒185-0012 東京都国分寺市本町2-4-10   (国分寺駅から歩いて5分ほどです)ギャラリーwebサイト→こちら以前もご紹介したことがあったと思いますが、はっとりこうへいさんはムサビ彫刻出身の作家さんです。ガイコツや動植物、自動車や...
いぬ・ねこ・かえる

『デザイン学』韓国語翻訳版 見っけ!

ソウルに、行ってまいりました。『デザイン学思索のコンステレーション』の韓国語翻訳版が、2017年世宗図書(芸術部門図書)に選ばれ、当時のブー当番で、「今度ソウルに行ったら、図書館に行って探してみます〜」的なコトを書いた気がするのですが。。。その後も、実は何度も韓国に行っているのですが(どんだけ〜〜笑)なんだかんだ、全然図書館に行けず(行かず…f^_^;)で、たまたま今回、ソウル駅付近に用がありまして、…あれ。確かこの付近に図書館あったような。。。思い出した訳です。で、ちゃちゃっと検索。やっぱりあったー!!今行かねばっ!!…え。開館時間。11:00~18:00その時点で私、18:00過ぎの時間帯...
いぬ・ねこ・かえる

金曜日の夜7時

金曜日の夜7時、もう一仕事せねばと思った瞬間、ブー当番であることに気づく、この悲劇!「トッカータとフーガニ短調」が頭の中で激しく鳴り響く。しかも、歌詞つき。♪ティラリ〜 鼻から牛乳ぅ〜〜♪こんな戯れ歌は、ハムコの子ども時代で終わっているだろうと思っていたら、豈図らんや先日、吉祥寺の美大通りで小学校3年生くらいの男子三人組のひとりが「ティラリ〜♪」と言うや残りのふたりが「鼻から牛乳ぅ♪」と叫んでぎゃはははと笑いながら、全速力で駆け出したのであった。うわぁ、まだ現役だったんだ。なんたるロングセラー。感動した。[編集:ハムコ]
いぬ・ねこ・かえる

年末感。。。

昨日のMAUP会議のもぐもぐタイム~(←すでに懐かしい感じですねf^_^;)ケロT取締役より頂戴しました。いつもありがとうございます。もうクリスマスですね〜ハロウィン終わってすぐクリスマス☆ちょうどクリスマスプレゼントかのように、MAUPからも、新刊&NEWグッズ出ます~~☆まだちょっとヒミツです。お楽しみに。MAUPサンタがちゃんと入れるように、煙突(←という名にこじつけた、いろいろな年末)のお掃除(笑)、お願いします。子供の頃、「お部屋のお掃除ちゃんとしないと、サンタさん、入ってこれないわよ」と、母に言われ、必死に片付けたなぁ…ピッカピカに。うまいこと言った(操った?笑)なぁ…母(笑)…い...
いぬ・ねこ・かえる

11月のあれこれ

11月である。もはや待ったなし。「うわーっ、もう年末!?勘弁して...」という悲鳴があちこちから聞こえてくる季節でもある。年の暮れって、終末の華やかさのようなものがあってわりと好きなのですが、年齢とともに、わけもなく「あわわ」と思うようにもなりました。寂しいものです。で、11月になると、これもわけもなく「西向く侍」と思う。「にしむくさむらい」は、30日以下の小の月、2月4月6月9月11月の語呂合わせですが(語呂合わせと言っていいのかな)、どういうわけだか、t:eehの中では「西向く侍」は、「年の暮れ」に佇む人のイメージなのである。そして11月に入ると、酔芙蓉はもう咲かない。この夏たっぷりと咲い...
いぬ・ねこ・かえる

萩は強い

萩は草だと思ってました。筮竹にしようとメドキハギを育てるときに、気軽に観賞用ハギの5センチぐらいの苗を植えたのですが、3年ほどで2メートルになってしまいました。メドキハギは、筮竹を取るうちに消えていきました。9月4日の台風第21号で帰宅すると、家にぞうさんがいました。正確に言えば、暗闇のなか、緑色の巨大な生き物が、長い鼻を振り回しているのです。ハンニバル軍団の象のようでした。つまり、2メートルのハギが、家の縦長の排水パイプをまきこんで、ふりまわしていたのです。本当にハギは、鼻を振り回して荒ぶりました。仕方なく、深夜に萩を伐採。鼻を取りました。ゾウ軍団を征伐したスキピオ・アフリカヌスの気分です。...
いぬ・ねこ・かえる

神保町で店番しながら考えたこと

神保町ブックフェスティバルにご来場の皆様、武蔵野美術大学出版局のワゴンからお買いあげくださいましたお客様、まことにありがとうございました。手際よく商品を並べ、売れればたちまち袋に入れて領収証をサッと書き、同時に釣銭を正確に渡すのは、お隣のワゴン、中公美さんのベテラン営業マン。一方、編集担当のハムコ、そもそも動作が遅いうえ、どんな方が買ってくださったのか、しげしげとお客様を見つめてしまうために、ますます時間がかかってしまい・・・500円と100円を間違えてお客様に注意をされたり、慣れない店番をどうかお許しください。慣れないながらも、目の前で自分の担当した本が、じっくりと吟味され、ニッコリしながら...
いぬ・ねこ・かえる

待ち時間は大事

「t:eeh、今日ブーやんけ」という厳かなハムコの声が鳴り響いて我に返った、というより悲鳴を挙げてしまった。朝からお昼までは憶えていた。だけど今この瞬間、すーっかり忘れていた。これが実に危ないのである。ちなみに、ハムコは生まれも育ちも東京なのだが、ルーツが西のほうにあり、ときどきものすごく年季の入った関西弁を使うのである。本作りには、いくつかの「待ち」がある。最初に、著者から原稿が入るのを「待つ」段階。これは待つより、しつこくしつこく催促することのほうが多いかもしれない。次に本文組がデザイナーから届くのを待つ時間。これは本の骨格とか姿形が定まる瞬間で、テキストにデザイナーがどんな風貌を与えてく...
いぬ・ねこ・かえる

遠藤彰子先生のNHK「日曜美術館」

昨日の朝9時、NHK「日曜美術館」は待ちに待った「巨大な絵画にこめたもの 画家・遠藤彰子の世界」。まずはアトリエのアップ、そして玄関から遠藤先生が登場するや、司会の小野正嗣さんが「あ、妖精の家から妖精が出てきた!」と言ったので爆笑してしまった。ホント、見ている人はみんなそう思ったに違いない。アナウンサーの高橋美鈴さんは、巨大な作品の前に立って、口をぽかーっとあけて見上げていた。理知的な彼女が、あんな顔をしているのは珍しい。けれども、そうなの、そういう顔になっちゃうの。嘘がないというか、自然体というのか、みんなが遠藤先生の世界に巻き込まれてゆくのが嬉しくて仕方ない、そんな番組になっていた。しかし...
いぬ・ねこ・かえる

朱夏から白秋へ

思わず物干台から竿を外して飛ばないように固定した。それくらい強い風が吹き荒れた台風24号が通り過ぎ、久々に、文字どおりの台風一過となったのが昨日のこと。10月は秋晴れとともに始まったのである。青春、朱夏、白秋、玄冬という、五行思想による季節の異名に倣うなら、朱夏から白秋となったわけで、ちなみに北原白秋もここから名前をいただいたらしい。人の各年代に対応させると、青春は16から30代前半、朱夏は前期後期に分かれて長く30代前半から50代後半まであるんだそうです。白秋は50代後半から60代後半で、玄冬は60代後半から始まるらしい。ネット検索のみなので、ちゃんと調べれば相当年代にズレがあるかもしれませ...