いぬ・ねこ・かえる

いぬ・ねこ・かえる

Love Letter from Canada♪

凹山人の吉報、日々、なかなか先が見えない(?)編集の仕事に携わる者にとっては、たいへんな励みになり、同時に、著者の研究成果にあらためて敬意を表す次第です。さて、現代アートの版権取得、あとはジェフ・ウォールのみ。間の悪いことに、ジェフは今年の夏にギャラリーが変わったばかり。ニューヨークの巨大なギャラリーである。そのせいなのか、2カ月たってもいっこうに返事が来ない。が、ここで諦めるわけにはいかない。第7章「現代アートと写真」は、5人の写真家の作品を並べて論じているところに魅力があるので「すいやせーん、ジェフに無視されて図版ないっす」というわけにはいかない。版権交渉を手伝ってくれているNさんが、「作...
いぬ・ねこ・かえる

おそろいシリーズ

11月14日はスーパームーンだったと、ずっち☆から教えられ、えーっ!!頭が別の方向に飛んでいて、暦のこと忘れてた、という会話を交わしたのが15日のこと。スーパームーンは見そこなったものの、15日夜半から強い風が吹き、空には皎々と輝く16日目の月と、その脇にオリオン座。強い月光のせいで幾分控えめなオリオンの星々でしたが、いよいよ冬に向かうんだと思う夜でした。月とオリオンがお揃いなら(話の流れが無理矢理ですが)、maupの書籍には、本のカバーデザインとしおりがおそろいになったものがいくつかあります。髙橋陽一著『造形ワークショップを支える ファシリテータのちから』と、しおり。本はA5判で、しおりは4...
いぬ・ねこ・かえる

ビタミン

朝、9:33くらいに撮った写真ですけど…君は…なにをいつもそんなに急いでいるのさ…(笑)直しても直しても、この時計、急ぐんです。7~8分くらい。いつもはたぶん、マイナス5分くらいなピロイですが(笑)今日に限っては、私の気持ちもちょっと急ぎ気味…。だから、いつもやたら急いでいる君に、今日は視線が向かってしまう。(完全なひとりごと、スミマセン…)もう空気が冬ですね。めっきり寒くなりました。みなさん、風邪ひかないように、目から(この画面から)ビタミン摂ってください!こちらは、先日ハムコさんが手で搾ってMAUPメンバーにひとつずつ配ってくださったみかんジュース。愛情たっぷりです。そしてこちらは、呑猫さ...
いぬ・ねこ・かえる

青天のなんちゃらかんちゃら

きわめてHappyなことがあれば、マジ?と言いたくなるようなことが起きるのも世の常らしくて、(らしくて、というより世の中たいていそんなもんだ、ということは年の功に教えられます)晴れ上がった美しい空からいきなり石礫が降る、これぞまさに青天の霹靂というようなこともあるわけです。少し前、用があって関西に行きました。お寺の住職さんとの約束がずれて中1日ぽかっとあいたので、斑鳩の三塔と言われる法隆寺、法輪寺、法起寺へ行ってきました。あいかわらずの法隆寺の素晴らしさは言わずもがな。これはコスモスでも知られる法起寺の境内です。撮りたかったのは池ではなく、池に浮かぶ蓮の花2輪と蜘蛛の糸です。ブログ用に解像度と...
いぬ・ねこ・かえる

たくさん増える

出版局の一番たくさん出ている出版物は何でしょうか。印刷部数か販売部数か、単年度か累計か、基準によってちがうでしょう。印刷物では、通信通学の『学生手帳』各年度版が最大数でしょう。こちらは、出版局ウェブページで有償の発売もしますが、基本は通信通学の学生など約8000名への無償配付ですから、ベストセラーとは言いにくいかもしれません。図書では、『武蔵野美術大学のあゆみ 1929-2009』も有力です。2009(平成21)年の80周年記念事業で在学生や寄付者に配付され、その後も毎年約1000部が通学課程の学生の保証人(父母など学費負担者)に配付されています。市販版は品切れなので、残念です。なお、市販版と...
いぬ・ねこ・かえる

まうかくし × ハロウィン

大盛況だったムサビ芸術祭「まうかくし」も、本日で終わってしまいます(T﹏T)あの場に行って気付きましたけど、…たぶん、「まうかくし」されて連れて行かれた場所が、あの空間でした。いたるところに、MAU妖怪がいっぱい。(しかもかわいい♡)現実を、非現実に変換しようとする感覚が、いつも少しおもしろい。雨でもなく晴天でもなく… ちょっとどんより曇った感じが、妖怪の世界にふさわしく、宙も演出を手伝ってくれたな…って思いました。MAUP&世界堂のお店にも、本当に途絶えることなく、たくさんの方がお立ち寄りくださり、時間があっという間に経ってしまいました。お立ち寄りくださいましたたくさんのみなさま、本当にあり...
いぬ・ねこ・かえる

たぬきとしいたけ

ハムコが買ってきたカカオ90パーセント?のチョコレートを食べて、ずっち☆が「レンガの味がする」と言ったと聞き、レンガ食べたことあんのか!?という笑い話になりました。その流れで、ハムコの友人が子どもの頃「しいたけはたぬきの味がするから嫌いだ」と言ったと聞き、爆笑のあと「かわいすぎるよ、しかもすごいし」という話になりました。その日の夕方、お店で食べた蕎麦にしいたけが浮いておりまして、茶色いしいたけをしみじみ眺めながら、たぬきねえ、と思った。しいたけの色味は当然のこと、しいたけ出汁特有の匂いとかえぐみとか、あれやこれやで、なんとなくわかる。わかるけど、でも、最後の肝心なパーツが繋がらない。繋がらない...
いぬ・ねこ・かえる

さかなクンの気持ちがわかった瞬間

ひょんなことから、さかなクンの師匠・奥谷喬司先生と親しくお話しする機会にめぐまれた。少年時代のさかなクンはテレビでタコの解説をしていた奥谷先生に憧れ、ファンレターを出したら「日本にはタコや海の生き物の研究者は少ないので、 一生懸命勉強してタコの先生になってくださいね」という優しいお返事が来て、すっかりその気になって現在に至る・・・この話はとても有名だ。初めて奥谷先生にお会いして、名刺とともに御挨拶したところ、ちょっと困った顔をされて「今日は名刺を持ち合わせておりませんで」と仰った。「とんでもないことでございます」と、そのあとはほとんど無礼講で楽しくビールを呑んだ。その翌々日、奥谷先生から封書が...
いぬ・ねこ・かえる

生まれる!

まるで恐竜の卵のよう。沖縄県産のキーツマンゴー、収穫時期が短いそうでめったにお目にかかれない珍品。呑猫がこれを仕入れたのは先週の日曜日。週明けに会社に持ってきてくれ、それから毎日、くんくん鼻をちかづけては「もういいんじゃない?」「いや、かたいと思う」「昨日よりも匂いが濃くなってるみたい」「でも、まだまだ」ついに本日、みなでいただくことに・・・なんと濃い味でしょう。うっとり。本日、めでたくも『かたち・色・レイアウト』をデザイン情報学科研究室にお納めしました。納品してからしばらくは、嬉しいよりも怖ろしい。そんな気持ちをそっくりをくるんでくれるような南国の味でした。[編集:ハムコ]
いぬ・ねこ・かえる

金魚鉢のグッピー

近世以来のガラスの金魚鉢は酸素の供給や濾過や温度管理に適さないのでお魚好きから忌避されている。とくに開口部が狭められた構造が酸素不足を予期させる。もちろん濾過器なしでも毎日水を少しづつ換えて、ついでに水草などを入れれば十分である。夏なら熱帯魚でも。 何度か書いた研究室のグッピーの皆さんに新規メンバーを加えようと「国産グッピー」(輸入物と区別した呼称だが、どうもなじめない)を1組つれてきて、一度自宅においたら、そのまま金魚鉢に住みついてしまった。 つうじょうの水槽とくらべて狭いのだが、その分、コミュニケーションが取りやすい。すぐに手から食べ物を受け取ってくれるようになる。水替えの湯飲みを水槽に入...