ひとりごと

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卒業・修了制作展終了

美術大学最大のイベントといってよい、卒業・修了制作展が終了しました。毎年お勧めしていますが、皆さまご覧いただけましたでしょうか。初日こそ荒れた天気で人出も少なかったようですが、その後の三日間は概ね天候にも恵まれ、盛況であったようです。私も、大学院修了制作作品集のための下見をかねて、2日目に足を運びました。残念ながら全学科、全コースを見て回る余裕はありませんでしたが、眼にした作品からは、卒業制作、修了制作独特の熱が感じられました。やはり、いいものです。見逃した方、この後、五美大展や学科ごとの学外展示などもありますので、そちらを是非。そして、もうひとつの卒業制作展が待っています。ムサビ通信教育課程...
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つまる、しぼる

今週はじめ、2月末納品の新刊テキストの頁数が確定。スムーズな進行とはほど遠い現状に、毎年のことながらつまっています。つまると、どうするか。私の場合は、モノを移動させているだけともいえる整理整頓に逃避行します。編集:ハムコの場合は?みんなのために、みかんしぼりをしてくれています。しぼってもらったみかんジュースの甘さにびっくり。しぼると、甘くなるって初めて知りました。人のアタマはしぼるとどうなるのか? むむ。写真、エプロンにご注目ください。[制作:呑猫]
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何故か重なる

この年末年始、セブン坊主と母親は早々に田舎に去り、一人原稿読みと自分の制作に明け暮れ、年賀状を書いたり受け取ったりする以外、全くそれらしい気分を味わうこともなく過ごしてしまいました。なんだかなぁ、という感じですが、教科書の入稿と展覧会の日程がほぼ重なっている状態では、仕方がありません。とほほ。がんばったおかげで、何とか作品の方は目処が立ちましたが、残りの作業を進めるとともに、つくったものは果たしていいのかわるいのか、見る人がどう評価するのかが気がかりな日々は続きます。一方の教科書。読めば読むほど、何でこれに気付かなかったのか〜、ということの連続。ギリギリまで、精度を上げるための作業は続きます。...
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しゅくしゅく

年があけて、maupの社内は粛々と仕事を進めております。このようなイメージかと…。この画像は何か?これでいかがでしょう?年末年始を越後の実家で過ごし、2階から撮影したものです。1回の雪下ろしと降雪で窓をあけるとこんな景色があります。MacBookProを背負って、450頁超えのテキストの索引作りをしておりました。さきほど最後の最後まで組版が終わり、頁数が確定。「やったー! イチヌケた」という気持ちなのですが、ここからがもうひとやま。がんばりたいと思います。〆の言葉が浮かばないので、おまけ画像。秋に100個は実る柿の木です(手前)。冬はこんな様子。[制作:呑猫]
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よいお年を…☆パート2

インフォメーションでご案内していますが、武蔵野美術大学出版局は2014年12月27日(土)から2015年1月4日(日)までを年末年始の休業日とさせていただきます。いよいよ今日が業務終了日ですが、スタッフの皆が皆、終わる感じがしないよーと、まだまだフル稼働業務中です。(毎年恒例?仕事の持ち帰りもあるようです。。。。)さて、営業担当者目線ではございますが、ブログやサイトを振り返りトピックスを集めてみました。芸祭や講義での販売、単発のフェア、研修会、遠方出張、大学出版部協会や美術書出版会のフェアのこと、グッズの開発など書ききれないのですが、ピックアップすると、まあ、いろいろあったなあと感慨深いです。...
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走るのは師ばかりではない

東京地方は、晴天ながら風が強かったり、寒い日が続きます。各地の大雪の映像を見ながら、東京では今シーズン何回雪かきするのかなぁなどと考える、今日この頃。万事、差し迫って参りました。ただ、学内で出版局以上に切羽詰まっているのは、卒業制作、修了制作を行っている学生の皆さんでしょう。先生方がお休みに入る中、その教え子たちは全速力で走っています。一部、もう既に提出期限が過ぎてしまった学科、コースもあるようですが、大方の学生さんは学内の卒制・修制展までひと月をきった今、また、年末年始に大学が閉まってしまう時期を目前に控えた今が、一番気持ちも何も落ちつかない、それだけに最も卒制・修制らしい時期を過ごされてい...
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歴史はくりかえす

シンと静かな社内。黙々と仕事をしても、予定より進行がスムーズにいって余裕! ということはなかなかないのですよね。歴史はくりかえす。嵐の前の静かさで、校正さんからの赤字で驚き! の誤植発見の手前は叫び声はありません。お正月があけたら、2月末納品のタイトルの頁数がきちんと確定できるといいなあ(←まだ、すべての原稿や図版が揃わず、ただいま猛烈組版中)。[制作:呑猫]
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W選挙!

W選挙だっけ? そう、世の中は、14日が投票日の衆院選で盛り上がっています(?)が、もう一つ大事な選挙があるんです。それが、4年に1度、武蔵野美術大学次期学長を決める選挙。今日は、その投票日でした。出版局は選挙には関係がない(出版局メンバーには選挙権ありません。一応別会社ですからね)のですが、どなたが次期学長になられるかは少なからず出版局のこれからに影響があるはず。これを書いている時点で、そろそろ結果が出ている頃。どうなりますことやら。14日の選挙の方は、未だかつてないほど悩みます。一体誰を、どの政党を推せば良いのか、どうにも判断がつきかねる感じ。しかしまあ、しっかり考えて国民の義務を果たし、...
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「ㅎ」ハングルを構成する文字の一つで、「ヒウッ」と読みます。ハングルって、こういうパーツが、2〜5つ合体して一文字になってるんですけど、この「ㅎ」という文字、前後・左右・上下に置かれる文字によって、7つ以上の音に変身します!例えるなら…今年話題になった、テニスの錦織圭選手の読み方のように。「錦(にしき)」+「織(おり)」=「にしきおり」が、“錦”と“織”の隣接音が混ざって、にしき+おり→き(k)+お(o)=こ→「にしこり」ってなるみたいに。韓国語はこんなんばっかりです。周りの文字と影響しあって、常に、本来持っていたであろうその文字の音が変化する。接する文字によって、自身以上の可能性を発揮したり...
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展覧会情報

今進行中の仕事でお世話になっている、ムサビ日本画学科の非常勤講師、東京藝術大学准教授の荒井経先生。ご自身が日本画家であることを軸足に、大学では保存修復日本画准教授というお立場で、最新の科学分析等を駆使するとともに古典研究や摸写を精力的に行うことを通して、日本画を多面的に捉えながら研究されている方です。先頃終了した東京国立近代美術館「菱田春草展」にも、春草作品の科学分析を行うなど深く関わられて、その流れからか「日曜美術館」(NHK)や「美の巨人たち」(テレビ東京)などのTV番組にも出演し、春草作品を解説されたり「猫」の摸写を披露されたりしていました。昨年の東京藝術大学美術館「夏目漱石の美術世界展...