ひとりごと 尊い「普通」 2011年3月11日のことを思うたびに立ちすくむ。いまも、立ちすくんでいる。それでも日は昇り、日は沈み、そして再び日は昇る。世界が昨日とは全く違ってしまったように思えても、もう笑えないんじゃないかな、と思っていたとしてもいつかかならず、健やかに笑える日がくるはずだと信じたい。ねばり強く、一歩ずつ歩いていきましょう。ずっち☆も言っていました。私たちは日常をとりもどさねばなりません。編集:t:eeh 2011.03.31 ひとりごと
ひとりごと 百年後のいま 「オレ、今日、ブーだったぁ!」と叫ぶ凹山人にかわって今日もハムコが書きます(凹山人ファンの皆さん、ごめんね)大学とかかわるところで仕事をしていると、3月末が1年のおわりとなります。だから今日は12月30日の気分。普通ならば、やっと休みだ! 今年も暮れるなぁ・・・などと熱燗かな。しかし、このたびの震災後、原発の事態はひどくなるばかり。こうした状況で、本など売れない年になってしまうのだろう。出版界はいま、どんなことができるのだろうか。もっと狭めて、大学出版部はいま、何ができるのだろうか。安否がようやく確認できた東北大学出版会。編集者のK林さんは、2か月の乳飲み子を抱えて、それでも通常業務をおこなっ... 2011.03.30 ひとりごと
ひとりごと 街のあかり 震災の影響で遅れていた『造形ワークショップの広がり』の納品が、ようやく先週の金曜日に。見返しの明るい桜色に、なんとなく涙がでてくる。こういう本は、こういう時に、何の役にたつのだろう。13人の著者にさっそく発送の手配をするも、宮城県美術館の齋正弘先生とは連絡がとれず・・・(その後、メールでご本人もご家族も無事であると確認!)たんたんと自分の仕事を今まで通りにやること、節電につとめること、それしかないのは分かっているが気持がザワザワしている。当然ながら、東京の街はいま暗い。国分寺駅はみごとに節電モード。どこかの景色に似ている、どこだっけ? どこだっけ?あ、かつてのモスクワ空港だ。そうだ、ビロード革... 2011.03.29 ひとりごと
ひとりごと 業務再開 ムサビ出版局は、本日より通常業務を再開いたしました。今回の大災害では本当に多くの方が亡くなりました。ご家族や身近な方を亡くされた方々、そして被災された方々に、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。また、救助・救援活動、様々なトラブルに対処している多くの方々に声援をおくりたいと思います。一日も早い復旧、復興をお祈り致します。それにしても、いまだに続く余震に加え、原発の事故による被害も拡大する様子で、全く予断を許さない状況。まだまだ進行形です。書店をはじめ、紙の問屋さんなど、出版にかかわる各方面でも大きな被害が出ていると聞きました。実際、ムサビ出版局にも発行の目処が立たない書籍があります。災害時... 2011.03.23 ひとりごと
ひとりごと なんと 気がつけば、3月。そしてあっという間に、4月か。月並みですが、時が経つのは早いです。昨日見たクイズ番組で、いくつかある事項の中に3月が一番ではないことがひとつだけあって、それを避けて答えていくという問題がありました。結論をいうと、一番じゃないのは「道路工事の件数」でした。年度末に意味のない工事一杯やっている印象があるけどなあ。では3月でなけりゃ、12月が多いのか?と思いきや、今は年末、年度末の交通混雑の原因になるのを避けるため、11月と2月が多いのだそうです。で、3月が一番のことのなかで気になったのが「ちらし寿司の消費量」。何で?って言ったら、家人曰く「お雛さまがあるからに決まってんじゃん」。... 2011.03.01 ひとりごと
ひとりごと ばか親 昨夜、正確には今日の早朝より、2歳4ヶ月になる息子がヒューヒュー? ズヒィーズヒィー? 上手く表現できませんが、変な寝息をたてはじめました。何事かと思い妻と二人様子をうかがうと、「変な寝息」ではなくどうも呼吸が苦しいいわゆるゼーゼー状態らしい。すわっ、こりゃ大変だと抱きかかえてみると、熱い熱い。完全に、風邪の症状。産まれてこのかた、風邪らしい風邪もひかず、夜中に熱を出すなんてはじめてという健康児の異常事態に、なれない親二人はおろおろしてしまいました。すぐに病院に行った方がよいのだろうかと迷い、夜間の医療相談に教えてもらった救急受付の病院に電話をかけて症状を伝えたところ、眠れるようなら朝まで様子... 2011.02.17 ひとりごと
ひとりごと ある雪の日のおはなし 雪が、降りましたね。でも、新潟県出身者としては、このくらいの雪で、何をそんなに大騒ぎしているのかと…(発言が不謹慎だったらすみません)上京したての頃は、雪がない冬の方が、私には不思議なものでした。呑猫さんも、きっとそう思っているはず*雪が降ると思い出すシチュエーションがあるんです。姉が初めての出産の時。1月の、それはそれは‘これぞ新潟の冬!’って感じの、ふわふわで大粒の雪が、みるみるうちに静かに大量に積もるような一日で。姉の旦那さんは、雪が全く降らない国の人だから、とても感動して。その日は、‘降ってくる雪’を見ることが、生まれて初めての出来事だったらしく、いつもは、すっごく落ち着いててジェント... 2011.02.15 ひとりごと
ひとりごと 思うようにことは運ばないのだ 昨日、ハムコより展覧会の紹介をしてもらい恐縮している凹山人です。天候もよく、おかげさまで初日から多数の方々に足を運んでいただきました。本当にありがたいことです。会期は2年も前からわかっていたことで、教科書の入稿時期と重なることが当然予想されました。編集者は仮の姿、とは自らは申しません、どちらも言い訳にしたくありませんから。どちらもピッチリこなすためにも、ここは早めに作品制作に目処が立つように準備をしようと、自分で言うのもなんですが、それはそれは立派な心づもりでいたのに、あーいたのに……。思うようにことは運びませんね。終わるはずの制作は終わらず、昨年の秋から年明けまで、休日返上の状態が続きました... 2011.02.08 ひとりごと
ひとりごと そこのあなた、30年おくれてますよ 昨年の秋頃から、毛皮のようなものをつけたブーツをはいた女性を街でよく見かけるようになりました。ファッションに疎い私も、あーこういうのが流行ってるんだ〜と認識できたのですが、流行云々以前に真っ先に思ったのが、これはあの人の真似じゃないか!、ということ。ネット上などでも多数の人が既に指摘していることですが、あの人とはもちろん「ブルーザー・ブロディ」。誰?っていう人もいるんだろうなあ。30年くらい前、ちびっ子プロレスファンに強烈な印象を残したプロレスラーです。一番好きでした。傍若無人キャラなんですけど、いわゆるヒールキャラとはひと味違った感じが子供にもわかりましたね。『プロレススーパースター列伝』の... 2011.01.26 ひとりごと
ひとりごと しっとり。 新年早々、また引越をしたハムコ。昨年まるまる一年かけて「断捨利」したはずが、新居はすでにガラクタであふれ・・・隣の隣が古本屋という立地条件を生かして、もう少し、本は整理をしよう!バサバサと「捨てる」「残す」「捨てる」「残す」この繰り返しもそろそろ終わりにして、今年のハムコは「しっとり」いきたいものです。全72冊の通信教育課程「学習指導書」も入稿の目処がたち、なんとか峠を越えました!年中行事になってきた「ファシリテーション能力獲得プログラム」2010年度報告書と単行本『造形ワークショップの広がり』がこれから2か月の仕事です。「ワークショップ」系の本や報告書を何冊も手がけながら、ワークショップに対... 2011.01.17 ひとりごと