展覧会情報

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急げ!!和様刊本の世界へ

いま、武蔵野美術大学美術館で「和語表記による和様刊本の源流」という、素晴らしく密度の濃い展覧会が開かれてます。会期は12月18日まで。残すところ、わずかに11日。見逃すには惜しい、見どころ満載の内容ですので、この週末を利用してぜひ鷹の台まで足を伸ばして下さい。展示会場に並ぶのは貴重なものばかり。仏書の荘厳な美しさや、ずらりと並ぶ嵯峨本の謡本90冊以上は目の正月どころか、門外不出とまでは言わないまでも、他の展示ではほとんどお目にかかれない内容です。能の演目ごとに、箔押しの表装で飾られた謡本がズラリと並ぶ壮観さにt:eehなんて眩暈がしました。うわぁ「井筒」が「羽衣」が「定家」が並んでるし「鵺」も...
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ギャラリーαMのプロジェクト2018は

「絵と、」と題し、今年の4月7日から始まり来年3月23日に終了します。東京国立近代美術館の蔵屋美香さんをキュレーターに迎え「絵画が現実に関わる」とはどういうことなのかを問う連続企画です。1回目が五月女哲平さん、第2回が藤城嘘さん、第3回が村瀬恭子さん、第4回が千葉正也さんで11月10日から2019年1月12日まで開催中です。ラストは中村一美さんで、2019年1月26日から3月23日まで開催されます。いずれも「絵と」現実を、絵画ならではの方法で切り結ぼうとしている人たちであると蔵屋さんは言います。なぜいま絵画を連続企画で取り上げるのか。(「絵と、」に貼ったリンクをぜひご覧いただきたいのですが)そ...
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【おすすめ展覧会】「ムンク展―共鳴する魂の叫び」 2018年10月27日(土)~2019年1月20日(日)

芸術の秋、興味深い展覧会が目白押しですが、昨日、編集長のハム子と共に「ムンク展―共鳴する魂の叫び」へ東京都美術館へ行って参りました。「西洋近代絵画の巨匠、エドヴァルド・ムンク(1863-1944)。画家の故郷、ノルウェーの首都にあるオスロ市立ムンク美術館が誇る世界最大のコレクションを中心に、約60点の油彩画に版画などを加えた約100点により構成される大回顧展です。」公式HPより期待が高まりつつ、久しぶりに見るムンク。死や狂気がテーマとして多いので、暗いイメージなのですが、北欧らしい色彩の美しさを再発見することが出来ました。見応えタップリの絵画や版画なのですが、お土産も忘れてはいけない。ミュージ...