日常の業務

刊行・販売案内

装丁合戦

今週のMAUPは、緊張感(悲壮感)が漂っている。入稿がつづく年度末の恒例。昨日は『総合学習とアート』『ファシリテーションの技法』2冊のカバー色校が届き、呑猫がさっそく裁断して束見本にかけてくれました。左下は昨年度刊行の『特別支援教育とアート』右側の『総合学習とアート』はその姉妹編。いずれもムサビで教職課程を履修する学生の皆さんの教科書です。左上の『ファシリテーションの技法』は、ややや、いつもと違います。下の姉妹編とおなじく、デザイナーは臼井新太郎さんなんですが「変化球」をあえてお願いしました。姉妹編はこれから教師になろうとする人の教科書、『ファシリテーションの技法』は教員免許更新講習の教科書で...
日常の業務

祝・入稿!

2月末納品の2タイトル「総合学習とアート」「ファシリテーションの技法 アクティブ・ラーニング時代の造形ワークショップ」本文入稿!1色刷で、社内で組版して、pdf入稿で、印刷所が精興社さんだから、こんなギリギリな進行にしてしまっています。それでも今年は「白焼きが出せません」という掟やぶりの進行にならなくて、まずはよかった。ハムコ編集長がお正月返上してくれたおかげ! そして、スペシャルな力量のDTPマスター、Tさんのおかげ!これから1週間は、3月刊行の4色刷のタイトル入稿と、1色刷だけど外校正さんにお願いするタイトルに全力です。……ほかも、もっとあって、それぞれに全力してます。最後まで駆け抜けたい...
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校正の毎日

今年度中刊行の2019年4月教科書は少なめで『総合学習とアート』と、免許状更新講習(選択必修領域)と通学「ワークショップ実践研究Ⅰ」の教科書『ファシリテーションの技法』です。本学教科書に限らず、広くアート関係者や美術教育に興味のある方々にお読みいただける内容になっています。じつはこの教科書の著者が、2冊の校正時期が重なって、てんやわんやになりました。さらに問題は、同業他社のT大さんの本やT郎さんの本の校正時期がかさなったようで、著者本人は何の校正をしているかわからなくなって、ケロケロと騒いでいました。困ったものです。T郎さんのところは2月15日、T大さんは3月刊行と伺っています。出版されました...
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ありがたき校正

2月末納品の教職教科書『総合学習とアート』、教員免許状更新講習のテキスト『ファシリテーションの技法』は、最後の仕上げの段階です。この2冊の校正は、プロの校正者+教職資料閲覧室のスタッフ、元スタッフ(抜群の校正能力!)にお願いしており、これほど盤石な体制は珍しい。「さすがプロ!」という指摘もあれば、なぜかプロの目をスルーした単純誤植をシロートであるスタッフが発見ということもある。そのたびに「うぎゃー」「ぐえ〜」「どわぁ」と叫ぶハムコ。校正の前に、もちろんハムコは読んでいる。熟読したはずだ。なぜ気付かぬ?自らの校正力の貧しさに嘆く(毎度)某市の名前の由来について、校正者から「某市のホームページには...
日常の業務

あけましておめでとうございます

みなさま、良き新年をお迎えのことと存じます。旧年中はたいへんお世話になりました。MAUPは、本日より営業開始いたしました。例年、年始めのご挨拶は編集長のハムコが担当しておりますが、編集長ハムコは年末は12/31日まで、年始は1/2から、ちょこちょこと鹿威(ししおど)しのように届く御原稿を受取り処理しつつ、やっと出揃った御原稿を前に、すでにフルパワーで格闘(!?)しており、僭越ながら私ことzucchiが年頭のご挨拶をさせていただいております。正月休みが1日しかなかったハムコの前で言うのもなんですが、みなさまは、ゆっくりと出来ましたでしょうか。私は実家へ里帰りしたり、リフレッシュが出来ました。しか...
MAUPのヒミツ

2018年ー2019年「行く年・来る年」ありがとうございました。

MAUPは12/29(土)〜1/6(日)まで、冬期休業とさせていただきます。毎年言っておりますが、あっという間の1年でした。MAUP2018年の刊行物は、計8点。『賞味無限アート以前ファッション以後』津村耕佑/著『アートマネージメントを学ぶ』新見隆・伊東正伸・加藤義夫・金子伸二・山出淳也/著『デザインとコミュニティ』上原幸子/著『コンピューターと生きる』佐藤淳一/著『あたらしい表現活動と法』志田陽子/編『新しい教育通義』高橋陽一/著『特別支援教育とアート』高橋陽一/篇『イサム・ノグチ 庭の芸術への旅』新見隆/著(発売は2017年12月末)上記の他にも、学習指導書やご要望の教科の教材、通信教育課...
日常の業務

年の暮れ

MAUPの仕事納めは、12月28日。この日、バタバタと人にお頼み事をするわけにはいかない! と、昨日はかなり息を止めて仕事をしていた感じ。今朝から「了解しました」「承知しました」メールが相次いで届き、年明けはスムーズにいける手配ができました。振り返れば、2018年。最近の出来事だからではなくて、やっぱりWEBのリニューアルが1番嬉しかったなあ。そして、iMAC27インチを導入してもらったことも。組版は、やっぱり大きなモニタの方がやりやすいことを実感しました。来年は、「きゃーいそがしいー!」とたくさん叫ぶほど、増刷ができるといいな。新しい年もどうぞよろしくお願い申し上げます。[制作:呑猫]
日常の業務

祝! Webサイトリニューアル

できあがりました!!新しいwebサイト。6月から本格的に動き出して「デザインまわりは従来とそれほどかわりなく、スマホ対応にして、検索やSNSをレスポンスよく、全ページは自分たちで更新できるように」というオーダーでした。新規原稿もそれほどないし、確認作業くらいかなあ、と思っていましたが、やはり甘かった。先月は、季刊武蔵野美術の書影と目次をスキャニングしたり(こんなことは夏にやっておけばよかった)、管理用ページのためにグッズの販売日をリストで送ったりと、てんやわんやでした。でも、「こんなふうにしたい」「こんなことができたらいいな」ということを、すべて叶えていただきました。制作してくださった建築シス...
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電子書籍「分冊」の術

2019年春になったら本格的にサイトを読んで、自社製造で参入できたらいいなあ、と思っていたkindle本の販売。思いがけないことから、前倒しで現在、制作を進めています。購入しやすい価格は700〜800円とのことで、いくつか「分冊」で販売しようと考えています。すると、理想の価格帯になるというもの。しかし、準備を始めるとわき起こる疑問の数々。ログインして問い合わせをして……を繰り返しております。年明けには販売の見通しがたち、ご案内したいと思います。乞うご期待![制作:呑猫]
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FINAL HOME

ついにここまで!きました。津村耕佑・著『賞味無限 アート以前ファッション以後』の色校正が届きました。本文の画像は、夏にテスト印刷をしていたので心配なかったけれど、カバーや表紙、今回は見返しも印刷・加工しており、どんな具合?? 丁寧に包まれた封筒を開けると、津村耕佑先生の代表作「FINALHOME」のオレンジ色、カーキ色といったカラーが飛び出してきました。カバーは、色合いでいったら、淡いのですが、それを取り払うと、グッとくる仕掛けです。取次の状況でなんともハッキリとお伝えできないのですが、12月中旬には書店販売できる予定です。乞うご期待!くださいませ。[制作:呑猫]