日常の業務

刊行・販売案内

大学生協・全国書籍部門セミナーへ参加してきました

みなさまお暑い日が続いていますが、熱中症対策などされていますか?至る7/28(金)。全国大学生活協同組合様主催のセミナーと出版社商談会、夜には懇親会があり参加してきました。生協の方が約150名、出版関係者約170名と盛大な会でした。基調講演に『大学のゆくえ、本のゆくえ』として、東京大学大学院情報環の吉見俊哉教授の基調講演を拝聴。*吉見先生の御本はこちら山形大学、近畿大学生協書籍部の方の教科書事業についての御報告、生協書籍担当者育成プログラムメンバー・専門書委員5名によるやはり教科書販売についてのパネルディスカッションと大学での書籍販売の核になる教科書について、貴重なお話を伺ってきました!MAU...
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新しい本と岡本太郎

今年の秋に刊行を予定している企画本の最後の原稿が6月末に届きました。詳細は今月末あたりにお伝えできますが、芸術文化学科・高島直之先生の本で、最後に届いた岡本太郎論を読み、手応えを感じております。期待して待っていてほしいです。原稿が出そろい、図書館に籠って掲載図版を探し、レイアウトが固まり本の容貌が定まってくるこの時期は、本作りで一番スリリングで楽しい時期とも言えます。で、岡本太郎の話題から、じつはハムコの家に岡本太郎の「手の椅子」があるはずだった、という話になりました。話をものすごくはしょりますが、ハムコの父上が岡本太郎に「娘が太陽の塔の文鎮を気に入り、枕元に置いて寝ている」と伝えたところ、す...
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「通信卒制集H28年度」祝・入稿!

「大学院修了集」に続いて、本日「通信卒制集H28年度」が入稿の運びとなりました。めでたし!デザインコンペを開催し、フォーマットが一新しています。通信教育課程卒業生のみなさま、楽しみにしていてください![制作:呑猫]
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「大学院修了集H28年度」祝・入稿!

新刊案内はありませんが、MAUPはしっかり働いております。6月は、非売品ですが大学からの発注を受けて「大学院修了集」と「通信卒制集」の制作がラストスパート。昨日、「大学院修了集H28年度」が入稿の運びとなりました。納品はもちろん、一大イベント的な区切りなのですが、入稿も「祝」をつけたくなる区切り。「大学院修了集」の本文は、1人見開き(2ページ)で、修了制作作品を掲載します。だから、どんと束幅もあるし、見開きでどんと作品を掲載できるもの。社内で本文のデザイン・組版を行っていますが、色補正を印刷所(図書印刷さん)にお頼みする関係で、InDesignデータで入稿。「これで入稿するぞ!」となってから、...
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コミュニケーションデザイン

連休明けて一週間。maupはみなそれぞれに慌ただしい。コミュニケーションデザインをテーマとした教科書刊行の準備を進めています。コミュニケーションデザインとはなんぞや。地域、社会、学校等それぞれのコミュニティで必要とされるコミュニケーションにデザインの力を活かしたい。すでに学んだグラフィックデザインの力をもとに、デザイン的思考をもってより豊かな社会を実現する力を養うーーという教科書です。こういうことは具体例に接するのが一番わかりやすいのではないか、ということで、ワークショップ的手法を活用し、縦割りでも上位下達でもない、これまでと異なる関係性で人と人、人と地域社会の繋がりを構築するための様々な事例...
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「山崎博 計画と偶然」展、5月10 日まで

あ、という間に5月。そして、あと1週間。「山崎博 計画と偶然」展のことです。東京都写真美術館で5月10日までの開催ですよ〜!年末から息を止めるような気持ちで進行した図録。おかげさまで追加、追加納入しました!山崎博先生の45年以上のキャリアを美術館でみるG.W.、ぜひに!ちなみに、私は図録P.77に掲載されている作品が好き。[制作:呑猫]
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きたるべき…

きたるべき、というか、来ているはずの春がなかなか実感できない毎日です。今日も気温10度に達せず。冷たい雨の中、鷹の台にある武蔵野美術大学美術館・図書館へ行ってきました。美術館・図書館は、美術関連の資料、図録、書籍の充実は当然のこと、雑誌のバックナンバーもとても充実しています。探していたのは京都服飾文化研究財団発行の『Dresstudy』35号(1999年春号)で、空間デザイン学科の津村耕佑先生のインタヴュー記事「来るべき未来のマザー」(くるべき、じゃなくて、きたるべき、と読んでください)が掲載されています。1998年に発表、2000年の第7回ヴェネツィアビエンナーレ建築展の日本館にも展示された...
刊行・販売案内

新学習指導要領と大学のテキスト

 3月31日に幼稚園教育要領や小学校と中学校の学習指導要領の全部改正が文部科学省より官報で告示された。戦後しばらくは、学習指導要領は文部省から書籍のスタイルで発表されたので、現在でも「改訂」や「改定」とマスコミや現場も言うのだが、本当は法令と同じく政府の新聞『官報』に文部科学大臣告示として公示するので、「改正」が正しい。今回はほぼ10年に一度の要領全体にわたる大幅な「全部改正」である。 この全部改正は本文の文言や構成もかわるので、教員になるために学生が学ぶテキストも、改正が必要になってくる。もちろん、内容やそれにもとづく学校教育現場の実践が変化するのだから、学校現場とともに、大学の教員養成現場...
刊行・販売案内

『現代アート10講』全国書店で発売中![書店探訪編]

2017年3月中旬に刊行しました『現代アート10講』田中正之編は、全国の書店で販売しております。店頭にない場合は、お取り寄せできます。↓の写真は、ごく一部の書店様です。ほかにも沢山の書店様でお取り扱いいただいています。ご紹介できずにすみません!白い装幀が目を惹きます。(ジャケットデザインは、寺井恵司さんです!)↑よく見ると、『ホスピタルギャラリー』も並んでいます!『現代アート10講』のまわりに置かれている本がそれぞれ違っていて、各書店の特色が出ています。これがあるからリアル書店は楽しいんですよね。*書店様の許可をいただいて撮影していますまた著者の橋本梓先生が研究員をしている国立国際美術館ミュー...
ひとりごと

絶対一致が原則

2、3年前のこと。お正月、帰省して東京に戻る際、1月3日か4日の朝の8時台、実家から最寄りの上越線新幹線の駅で「自由席かなり空いているのに、指定席結構埋まっているなあ。みんなリッチ? 心配性?」などとホームに入る新幹線を観察し乗り込むと……自由席車両は東京駅まで、ほかに誰もいない! という驚きの体験がありました。なんてことはない、JR東日本の「えきねっと」というサービスを多くの人が知っていて利用していたのでしょう。WEBで予約+もろもろ条件をクリアすると、料金は「新幹線の特急券自由席+乗車券 > 新幹線特急券指定席+乗車券」になるのでした。 似たようなサービスは以前にもあったけれど、私が利用す...