刊行・販売案内

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春に向けて新刊ラッシュ!

2/3の呑猫のブログにもありましたが、高橋陽一先生の『新しい教育通義 増補改訂版』刊行準備中です。HPに情報をアップいたしました。全国書店への発売は3月下旬(3/20前後)となります。出版局では、メールでご予約承ります。また1月発売の小林のりお先生の写真集『ClusterofDreams』、2月発売ほやほやの小幡正敏先生の『見知らぬ者への贈与』。こちらも書店でご覧ください。そして、4月上旬には、冨井大裕先生、藤井匡先生、山本一弥先生の『わからない彫刻 つくる編』、布施茂先生の『布施茂建築作品図面集』を刊行いたします。まさに春の新刊ラッシュという感じです。[営業zucchi]
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マルセル・モースの贈与論の読み解く。『 見知らぬ者への贈与』【近刊情報】

武蔵野美術大学教授・小幡正敏先生著『見知らぬ者への贈与〜贈与とセキュリティの社会学』が2月上旬(2/6予定)発売になります。パンデミック、そして終わりの見えない破壊と殺戮。行き詰まり閉塞した今だからこそ、マルセル・モースの贈与論の読み解きを通して、来るべき新しい社会のシステムを模索します。MAUPサイトでも予約受付中です。発売まであと少し。ご注目よろしくお願いいたします。[営業zucchi]
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最強寒波到来。あたたかい部屋で『Cluster of Dreams』を。

明日24日(火)からは近年でも最強レベルの寒波が襲来するとのこと。とくに日本海側は大雪や暴風雪に最大限の警戒が必要とのことで、お住まいの方はさぞ不安でいることかと思います。全国的にも広い範囲で外出を控えるようにとニュースが流れています。みなさま、どうぞお気を付けてお過ごしください。MAUPでは、小林のりお先生(映像学科教授)の雪の写真集『ClusterofDreams(クラスターオブドリームズ)』が発売されたばかり。こたつの中でのアイスならず、こたつの中での雪の写真集。なかなかオツでございます。 ▲長野県・蓮池 ▲長野県・発哺温泉ぜひ皆さま、お試し下さい。[営業zucchi]
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見知らぬ者への贈与 贈与とセキュリティの社会学

社会学者、小幡正敏先生の新刊『見知らぬ者への贈与 贈与とセキュリティの社会学』が本日納品されました。とても真面目な本です。人が社会的なつながりの中で生きていくということはどういうことなのか。格差拡大、人権、環境問題、コロナ禍という3年続くパンデミック、そして戦争。世界は様々な局面で分断されてしまったと人は言います。「私たちはどうしてこんな時代にしてしまったのだろう」と悶々とすることが多いのですが、悶々としているだけではダメなわけで、著者は社会学者として、マルセル・モースの贈与論を読み解き、さらに今起こり続けている社会的事象とその歴史的な変遷を説き、社会的な連帯を取り戻す術への道筋を探ります。全...
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小林のりお写真集『Cluster of Dreams(クラスター・オブ・ドリームズ)』発売まもなく!

小林のりお先生の写真集『ClusterofDreams』書店発売まで、あと少しです。1/25に書店発売となっていますが、所によっては、その前後の発売となります。小林のりお先生が、還暦をすぎたあたりから、雪の魅力、有りように心惹かれ写したさまざまな雪。それは美しくもあり、怖くもあり。よごれた残雪は、それもまた人生のようにも感じ取りました。「雪」の色々な雪の表情がみてとれます。この季節にぴったりの1冊です。 ▲長野県・発哺温泉 ▲長野県・奥志賀高原[撮影地]長野県・発哺温泉山梨県・清里長野県・野辺山群馬県・上信越高原山中長野県・熊ノ湯群馬県・草津秋田県大館市山梨県・美し森長野県・サンバレースキー場...
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【2023年2月上旬】小幡正敏著『見知らぬ者への贈与』発売!

今日はだいぶ冷え込みました。冬らしい一日です。来年の話であすが、2月上旬に小幡正敏著『見知らぬ者への贈与 贈与とセキュリティの社会学』を発売いたします。詳細はこちらを御覧ください。ご予約承ります。発売までお待ちください。[営業zucchi]
いぬ・ねこ・かえる

小林のりお先生『Cluster of Dreams』印刷完了!

12月1日と2日は、朝の9時に北朝霞駅に集合。集合したのは、写真家の小林のりお先生と、デザイナーの中新(なか・あらた)さんとハムコ。東京印書館の営業マンが迎えに来てくださる。車で約10分ほどで、本社ビルとは少し離れたところにある工場に到着。工場に隣接した小さな建物の2階の待合室で、写真家・デザイナー・編集者が待機していると「カバーができました」と呼び出し。急な階段を降りて、事務室を通って、印刷機のすぐそばへ。す・ん・ば・ら・シぃー!テスト印刷の段階で、プリンティングディレクター高柳さんと時間をかけて打ち合わせをしているので、本番で新たな「注文」はほとんどナシ。それでも1台ずつ調整があるので、毎...
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100年目の「贈与」その2

来年1月刊行予定の、小幡正敏著『見知らぬ者への贈与ー贈与とセキュリティの社会学』はただいま外部校正者の精緻なチェックのもとにありますが、ちょっと気の早い宣伝の第2弾です。著者が「贈与と交換」というテーマに出会ったのは1980年代初頭のこと。それから30年。新自由主義的な政治経済の手法が隅々にまで行きわたり、市場の論理や効率化が当然のこととして語られ「格差社会」という言葉が日常的な言葉になった社会に対して、「贈与と交換」という視点でもって社会的連帯を探ることができないかーこれが本書の出発点となります。マルセル・モースは1923-24年に執筆された贈与論の結論部で、20世紀初頭に西欧諸国で整備され...
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来年はつづけて作品集3冊

先日、吉祥寺のアトレの本屋さんに寄り、その隣の雑貨屋で絶句。クリスマスツリーが飾られているのではありませんか!えっ、いま、いつ???例年よりも寒いこともあり、急に焦燥感がムクムクと。。。嗚呼、すぐに師走が来てしまううう(絶叫)作品集を3本立てで担当していることもあり、なんとなく例年とは違うのです。1月には、日本画の重政啓治先生の作品集(残念ながら非売品)と、小林のりお先生の写真集『ClusterofDreams』が刊行されます。そして3月には建築家・布施茂先生の作品集。奇妙な表現になってしまいますが、作品集は「アクセルの踏みどころ」が難しい。3冊ともまったくタイプが違い、つくりも違い、印刷所も...
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100年目の贈与(論) 

来年、2023年新春に贈与論の本を刊行します。『見知らぬ者への贈与ー贈与とセキュリティの社会学』。著者は社会学者の小幡正敏先生です。マルセル・モースが「贈与論ーアルカイックな社会における交換の形態と理由」を書いたのは1923から24年(公刊は1925年)。フランスの社会学年報に掲載されました。それからちょうど100年目の贈与論です。「贈与」という行為やその思想性について論じるだけではなく、私たちが生きる「社会」との具体的な関わりという観点から、贈与論の可能性について論じます。小幡先生に書籍刊行の依頼をするきっかけになった「無償の愛と社会喪失」「不純な贈与」という論考(いずれも本書2章3章として...