
教育相談論
来年の春刊行に向けて『新しい教育相談論』の校正がたけなわ。教育相談というのは、現場の教師も、心理学者も、大正昭和期からやっていた課題だが、近年では専門家のスクールカウンセラーの配置も進んで、学校現場の正面の課題になってきた。そんなこともあって、どの大学でも教職課程の必修科目である。現在の通信教育課程教科書『教育相談論』とくらべると、心理学やカウンセリング論の基礎部分が増強されている。教師もカウンセリングの基礎技法に慣れておく必要が増えた。スクールカウンセラーとも連携した「チーム学校」が現場のキーワードになった。ついで、かなりリアルな学校のトラブル対応等も増強してあること。不登校やイジメの対応は...