イベントのお知らせ

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速報!! 造本装幀コンクール

7月9日、東京ビッグサイトで第45回造本装幀コンクールの授賞式がありました。『石元泰博 写真という思考』(森山明子著、装幀:杉浦康平+佐藤篤司)が東京都知事賞を授賞し、晴れがましい舞台に参加させて頂きました。授賞式の様子は後日、呑猫よりお知らせします。が、お先に賞状とトロフィ(かっこいいぃ...。トロフィって、響きがかっこいい)を見せちゃいましょう。東京都知事賞は文部科学大臣賞と経済産業大臣賞に次ぐ賞で、「造本装幀、創造性等優秀と認められ、社会教育および出版文化の発展向上に寄与するもの」と認められた本が授賞対象となります。maupはこれまで2度入賞しましたが、3賞入賞は初めてです。審査会場の様...
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もっと知ってもらおう!

出版局の業務と二足のわらじ状態だった大学の授業。最初はどうなることかと思いましたが、前期の担当分が昨日無事に終了しました。受講生が1、2年生で皆素直でとても授業がやりやすく、助けられた感、大です。みんな、ありがとう。少しでも、銅版画って面白い、と感じてもらえたらよいのですが。で、その授業の合間に学生によく訊かれたのが、「先生は他に仕事してるんですか?」といった問い。「吉校の出版局で編集やっとる」などと答える。すると、決まって返ってくるのが、訊いたはずの仕事のことではなく「吉校ってなんですか?」「……」鷹の台に通う通学生は、吉祥寺校舎知らないかぁ。こんな会話をするたびに、ムサビのルーツの地なのだ...
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ご来店をお待ちしております

今週末、6月18日(土)・19日(日)に、ムサビのオープンキャンパスがあります。7号館の下で、世界堂と合同で出版局もお店を出させていただきます。オープンキャンパス‘限定’の、お得なセット販売を企画しておりますので、ぜひお立ち寄りください。「こんなにお得でいいの?!」ってくらい本当にお得です!昨日の吞猫さんのブログにあったように、F6クロッキー&b-bagセット、ポストカードブックご購入の方には、出版局特製‘合格祈願’缶バッジが、もれなく付いてきますよ!(でも、数に限りがございますので、先着順とさせていただくかもしれません。そうなってしまったら申し訳ございませんが、ご了承ください)過去に受験生だ...
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芸祭

先日、ムサビの芸祭が3日間ありました。 初日。まさかの台風…台風…嫌いじゃないけど、今日から芸祭なのよ。空気読んでよね。って、空を仰いでみてもしょうがないのですが。学生さんたちの気持ちを思うと、ちょっと切なくなりました。この3日間の為に、どれほどエネルギーを注いできただろうと思うと…私も学生の時、友人たちと模擬店とかやったから…楽しさとか苦労とか、いろいろ思い出します。後半はなんとか晴れて良かったですね。…い、一応、出版局も1号館の下でお店出したんですよぉ…学生のみなさん、本当にお疲れさまでした。楽しめましたか?今年初めての芸祭だった人も、今年最後の芸祭だった人も、思い出刻んでいきましょう。[...
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ミュージアムとデジタル

文化財の保存と公開という高尚なお話だ。平城京遷都1300年を記念して、いま奈良ではいろんな催しがあります。たとえばですが、日本三大文殊菩薩として有名な安倍文殊院の獅子に跨った文殊菩薩は、800年に一度の修理のため、獅子からおりて仮の台座に腰掛けてらっしゃる。ちょっと所在ないような、お茶目なような。この文殊さま、色男であります。ま、それはいいんですが、保存と公開はむつかしいよね、といつも思うわけです。そんなところへ、デジタル技術を結集して保存と公開を考えようというシンポジウムのお知らせが届きました。11月5日金曜日13時から17時まで、有楽町の朝日ホール(有楽町マリオン11階)で、「進化するミュ...
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秋の展覧会情報です。

MAUPの話題はまだまだ水戸芸術館での「石元泰博写真展」と「ジョン・ケージ」吉田秀和賞の話題をひっぱっています。やはり芸術の秋、美術館はいいですね。やはり、注文も「石元泰博ー写真という思考」「ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー」を中心に書店さまからいただいています。お買い上げ頂いたみなさまありがとうございます。まだ読んでいない方もよろしくお願いします!そして、今度は身近に東京散策へのお誘いです。今年の6,7月に青山ブックセンターで「本と重なるときFASHIONASARTPROJECT」でお世話になりました武蔵野美術大学空間演出デザイン学科教授の津村耕佑先生がご参加される、[デザインタイドト...
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報告。10月8日水戸。10月9日水戸。

10月8日水戸芸術館。9日から始まる石元泰博写真展に先駆けて内覧会がありました。今年5月、MAUPは『石元泰博 写真という思考』を刊行しています。内覧会に出席。展示された300点の写真は予想をはるかに超えた素晴らしさ。ため息というより驚嘆とともに見入りました。石元さんのキャリアとお人柄に相応しく、内覧会の顔ぶれもゴージャス!!ひな壇に並ぶ石元さん、吉田秀和さん、磯崎新さんに目がくらみそうでした。10月9日水戸芸術館。第20回吉田秀和賞の贈呈式がありました。何回も書いてます。でもうれしいのだからしょうがない。おめでたいから許してね。白石美雪著『ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー』が第20回吉...
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石元泰博 写真展

10月9日から水戸芸術館現代美術ギャラリーで石元泰博写真展が始まります。いよいよです。すごく楽しみです。会期は11月7日まで。石元さん自身が焼き付けたオリジナルプリント約300点が一堂に会します。どれほどすごいか...。考えるだけでうっとり。A4サイズの展覧会のチラシです。たとえばですね、この偉大な女性のワンピースの生地の触感とテクスチャーが写真を通して伝わります。砂浜の砂の一粒、沖で泡立つ白波の動きがリアルです。そして、二の腕にまわった脂肪の、厚みと軟らかさと逞しさまで...。細部に驚嘆しつつ、全体の構図に引き込まれ、一枚の写真に惚れ惚れと見入るわけです。そんな写真が300枚。石元さんご自身...
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造本装幀コンクール表彰式

7月10日、第44回造本装幀コンクールの表彰式がありました。これは東京ビッグサイトで開催されている国際ブックフェアの併設イベントでもあり、ブックフェア会場には受賞作品が一堂に展示されます。土曜日で、ブックフェア会場はたいへんな人出でした。表彰式と記念パーティーは会場近くのレストランで行われました。文部科学大臣賞、経済産業大臣賞、東京都知事賞の三賞、審査員奨励賞(5作品)、日本書籍出版協会理事賞(9作品)、日本印刷産業連合会会長賞(12作品)のほか、後援団体賞4作品、国民読書年特別賞1作品の総計34作品の表彰です。たいへんな盛会でした。『ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー』が受賞したのは、三...
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宇宙ヨットと石元さん

宇宙ヨット「イカロス」が帆の展開に成功!というニュースが届いたのは、はやぶさが長い旅から帰還するほんのちょっと前だった気がします。暗黒に極薄の膜を広げてキラキラ輝く姿は優雅でもあり、孤独でもあり。ゆっくり旋回するイカロスの姿を眺めつつ、この映像を送ってくれているカメラの存在を強く感じたものでした。で、それがなぜ石元さんと関係あるの、という話です。関係はないです。イカロスの優雅な姿を眺め、t:eehが石元さんの写真を思い浮かべたという話です。いや、だってね。石元さんの写真の黒の深さがただごとではなく、帯にもあるように、black-blackness-darkness---(これは、カメラの詩人と...