一昨日のブログでケロT先生が書かれていた通り、ムサビの後期授業が今週からはじまりました。
今月は私も授業を担当しており、週に2~3日は鷹の台へ通う掛け持ち生活になります。
で、昨日も鷹の台。
午前中の授業を終え研究室のスタッフと食堂で昼食をとっていたところ、今編集を担当している教科書の著者の一人であるI先生が入っていらっしゃいました。
あ、I先生と思った瞬間、先生は驚くべきスピードでくるりと踵を返し、そのままさーっと去っていかれました。
私は瞬時に、逃げたな、と思いましたね。
そして、なんだか悲しくなりました。
確かに原稿締め切り間近ではありますが、なにもひとの顔をみて逃げなくても……。
ましてやI先生とはコンビを組んで一冊つくった仲ではないですか。
ときには鬼の形相はしても、心は仏。
編集者は著者の一番の味方なのになぁ。
それで少しがっかりした気分になったわけですが、今日になってI先生は、逃げた、のではないことが判明。よかった。
ただ、ハムコによれば、うちに限らず編集者の顔を見て逃げる著者は結構いるのだとか。とほほです。
ちなみに、件の教科書の原稿締め切り日は9月5日、本日でした。
ただ今、18時30分現在、著者5名から原稿は1本も届いていません。
うーむ。まだまだ仏。
でもいつかは、ほんとうに鬼になりますよ。
(編集:凹山人)
コメント
わ、わたし、20時22分に原稿出しました。
ありがとうございます!
鬼ごっこは、なしですね。