耳寄りなお話

道徳科教育講義のこと

弊社が4月に刊行した『道徳科教育講義』ですが、教育勅語をめぐるうごきで、意外に引用されているのがうれしいです。 8月13日の『朝日新聞』朝刊の特集記事では、弊社の本から引用の形で教育勅語の現代語訳が掲載されました。 岩波書店が10月5日に刊行するブックレットでも、同書を参考にして、引用があると聞いています。 教職課程の学生向けの、新しい道徳教育のテキストですが、歴史のお話もくわしく説明しているので、いろいろなところでさんこうになるはうれしいですね。〔ケロT取締役〕
フェア情報

【美術書出版会フェア】紀ニナル本! 暗黒エネルギーアートブックフェア【紀伊國屋書店新宿本店で開催】

紀伊國屋書店新宿本店様/芸術書売場7Fで「紀ニナル本! 暗黒エネルギーアートブックフェア」を開催しています。ところで「暗黒エネルギーって!?」となりますよね。暗黒エネルギーもしくはダークエネルギーはですね、2011年にノーベル物理学賞を受賞したサウル・パールムッター教授らによって実証された謎のエネルギーです。理論的には縮むはずの宇宙がいまだに膨張し続け、さらに加速しているのはなぜか?それは縮む力(重力)に対抗して宇宙を押し広げるエネルギーがあるからだ。ということで、あることは確かだけれど、でもその正体ががよくわからない。ミステリアスな謎に満ちたエネルギーのことです。「一冊の書物に詰まった知識、...
やめよう自慢

ggg「組版造形 白井敬尚」に行こう!

26日の火曜日、凹山人、t:eehとハムコは、銀座7丁目のギンザ・グラフィック・ギャラリーに白井敬尚先生の展覧会「組版造形」オープニングに揃って出かけました。ずらりと並ぶ端正な組版。なんと美しいことよ!日々、美しいものを眼にしていなければ、その基準値がどんどん下がってしまう・・・そういう焦燥感すら感じるような展示です。地下展示室のいちばん奥。最初に白井さんにつくっていただいた『建築』と白井さんがいなかったら一冊にまとまらなかった『保田龍門・保田春彦往復書簡1958-1965』が並べて置かれていた。その向こうには『カウンターパンチ』。ハムコ、大感激。みなさま、どうぞお運びくださいませ。[編集:ハ...
刊行・販売案内

『芸術の不可能性  瀧口修造 中井正一 岡本太郎 針生一郎 中平卓馬』

何度もしつこいかしら、という気もしますが、まだ皆様のお目に触れていない『芸術の不可能性 瀧口修造中井正一岡本太郎針生一郎中平卓馬』は明日28日に全国一般書店に並ぶ予定です。大きな書店では既に並んでいるかもしれないそうです。黒と白の本で、こんな顔してます。写真映りが悪いんです。ほんとはもっと男前ですから。まずは手に取って、独特な感触を味わってください。で、10ページほどページを繰ってみてください。なぜ、そんなことを言うのか?それは触った人にはわかるはずお彼岸を過ぎてしっかり秋になりました。読書の秋です。ありとあらゆる本を手当り次第に読みましょう。彼岸の中日の、午前の雨が上がったあとの酔芙蓉です。...
イベントのお知らせ

展覧会「組版造形 白井敬尚」

本日より、日頃から大変お世話になっているムサビ視覚伝達デザイン学科・白井敬尚先生の展覧会が始まります。ギンザ・グラフィック・ギャラリー第362回企画展「組版造形 白井敬尚」会期:2017年09月26日(火)~11月07日(火)    日曜・祝日休館時間:11:00am-7:00pm会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)住所:〒104-0061東京都中央区銀座7-7-2DNP銀座ビル1FTEL:03-3571-5206/FAX:03-3289-1389入場料無料今日の5時30分よりオープニングパーティが開かれます。オープニングパーティ日時:9月26日(火)5:30-7:00pm会場:ギ...
フェア情報

「ムサビしおりデザインコンペ2017」投票29日まで!

9月も残すところ、あと1週間です。オリオン書房ルミネ立川店さんでのフェア「MUSABIARTBOOKFAIR2017」と同時開催の「ムサビしおりデザインコンペ2017」も、あと1週間。正しくは1週間をきっています。開催は29日までです。しおりデザインコンペは、来店の方の投票によって優秀賞を選出し、しおりとして印刷して全国の書店に配布するものです。投票は1日1回がルール。これはぜひ!という作品は毎日来店して1票投じることもOKなのです。営業時間は22時まで。ぜひ、お立ち寄りください。ラスト盛り上げていきたいです。ぜひ1票よろしくお願いします!(←選挙っぽくて、スミマセン)[制作:呑猫]
武蔵野美術大学♥

武蔵野美術大学 芸術祭 2017

秋ですね。美味しいものがたくさん出てきて、お酒も進んでしまいます…f^_^;)一人酒(晩酌?)とか、かっこいいコトはできないのですが…この時期にいただくお酒と秋の恵みは、中枢神経から「五感を満たせ」発令が出る感じ…(笑)食欲の秋!芸術の秋!…ということで、ちょぉ〜っと告知には、気が早いかもですが、今年もムサビ芸術祭が開催されます!期間:10月27日(金)~29日(日)時間:10:00〜19:30今年のテーマは『ゲーム』。特設サイトもオープンしていますので、ご覧になってみてください。攻略法を見てから行った方が、クリアも早いと思います(笑)何を以てクリアなのかはさておき…f^_^;)自分内に、どん...
フェア情報

ムサビ書店2017! 武蔵美の先生の作品集も豊富にございます。

現在、世界堂武蔵野美術大学店で美術書出版会が開催しています、「ムサビ書店2017」へはお立ち寄りいただきましたか?約180タイトル(合計500冊ほど)をご紹介していますが、特におすすめしたいのが、武蔵美の先生の作品集、卒業生の作品集です。ほんの一部ですが、書籍のタイトルをご紹介。『丸山直文全作品集』『三沢厚彦アニマルズNO.3』『袴田京太朗作品集』『ふつうの暮らし、あたりまえの絵小林孝亘の制作ノート』『塩谷亮画集』『石田徹也ノート』『石田徹也遺作集』『五味文彦画集 瞳の中の触覚』『諏訪敦絵画作品集 どうせなにもみえない』『島村信之画集』『小尾修画集 痕跡』『池田良二アートワーク1975-201...
ひとりごと

表記統一なんてキライだ!

いただいた御原稿は一気にガーッと読む。まずは一気呵成に読む。気になる箇所には線を引いたり、「加筆依頼」と四文字熟語を書き込んだり、「トル」というカタカナ2文字もよく登場する。何百頁もあるときは、ひとまず30枚程度をこんなふうに拝読してから、その後の方針を考える。2回目はゆっくり。再考のお願いがあれば青ペンや鉛筆で、できるだけ丁寧にその理由も書き込む。こうなると、著者とのやり取りは「紙」のうえだけで行っていくことになる。同時に、表記統一も提案していく。「気の済むまで」「気のすむまで」どっちも同じではないか!と怒られることもしばしば(笑100年前、1917年は大正6年のベストセラーは、倉田百三『出...
やめよう自慢

秋のまつりと熱気球

『芸術の不可能性』が祝・納品! 編集・t:eehから高島直之先生へ著者献本も完了!これからの取次納品の進行も、予定通り進められる……ことが先週末確定して肩の荷が半分おりた私は、この3連休は地元の越後は魚沼に里帰り。十五夜まつりを楽しんできました。神輿に屋台囃子、民謡流しともろもろ催しが多いのですが、家からもキレイにみることができるし、歩いて2分くらいの土手にあがって眺めてもよしの花火が、一番の目当て。夜空に咲く、花も好きなんです。そして、高いところも好きなんです。この時期の帰省は3年ぶりで、以前はなかったイベントに気分上々!小学校のグランドで、熱気球の体験試乗ができると知り、飛びつきました! ...