いぬ・ねこ・かえる

柳亮『あの巴里この巴里』

『保田龍門・保田春彦往復書簡1958-1965』はいよいよ校正の段階となり、さまざまな最終調整に入っています。読んでいてどうもひっかかる、わからない箇所の1つに、龍門先生の「フェノサ氏のことを柳亮のÇaetlàで読み直した。」というフレーズがあり、雑誌に連載されたコラムだろうと推測して、図書館で当時の『みずゑ』『アトリエ』をひっくり返してみたが見つからない。気になる。ネットであれこれ検索するが行き当たらない。これは手強い・・・ついにこのあたりに詳しそうな先生にメールでうかがってみたが、どうもわからない。すると、K子先生が「雑誌ではなく、1949年刊行『あの巴里この巴里』のこと ではないか?」と...
フェア情報

【フェア情報】京産大BC アスケラ!

紀伊國屋書店京都産業大学ブックセンターAscella(アスケラ)のオープンに合わせ、大学出版部協会の創立50周年を記念したフェアを開催いたします!約650タイトル(合計855冊)の選りすぐりの書籍が並びます。特別コーナーとして、北海道大学出版会の僅少本。平台コーナーでは「めくるめく論理と数学の世界」と題して、56タイトルを展示・販売します。また参加21出版部の図書目録も配付中です。皆さまのご来店を心よりお待ちしております。京都産業大学ブックセンター「Ascella」(アスケラ)住所:〒603-8555 京都市北区上賀茂本山京都産業大学内開催期間:2013年9月17日より12月末まで(予定)営業...
半径2m以内

夏の終わりのサンタクロースである

この場合の、サンタの贈り物はブログのネタである。そして、サンタはハムコである。ずっち☆が帰り、ハムコとt:eeh、追い詰められた編集者二人は黙々と泣きながら仕事をしていたのであった。すると。バキッ!!!!というものすごい破壊音が(大文字にしたい...)。そしてハムコのギャアという叫び声が。見ると、隣のデスクのコンピュータの首がちぎれているぅぅぅぅ、いや、液晶画面を支えていた部品が折れている。ハムコは呆然、そしてt:eehはあっけにとられ、ついで笑ってしまったのだ。ごめん。だけど、似合わない。maupで一番華奢なハムコと壊れた機械(t:eehには機械に見える)はほんとにミスマッチ。いいのっ。私が...
ひとりごと

最近の出来事

一月以上前、これはいけそうでない? ということで発芽を試みたアボカドの種。おおいに期待したのに一向に芽を出す様子もなく、はずれだったかと半ばあきらめつつ、ただ水を絶やさないようにだけ気をつけてきた。それが突然の出根。暑い夏に、種も鳴りを潜めていたということか?いずれにせよ、よかった。こいつも数年すると、こんな感じになる予定。数年前に芽を出しすくすく育ちも育ったり、今では2メートルを超える勢いの先輩。ただ、何年たっても花や実をつけるでもなくただただ大きくなるばかりではあるが……。相当大きくなるらしいので、まだまだひよっこなのかな?花といえば、この夏の宿題(文章)を不完全ながら担当編集者・ハムコに...
ひとりごと

「プレゼンテーション」の普及

昨日の早朝から、2020年東京五輪!で世間は賑わっているものの、万歳と双手を挙げるには気が引ける・・・とハムコは思っている。もちろん、ニュースには私のような者は登場しない。良かった良かったと皆が喜んでいる。報道では「決め手は日本のプレゼンテーション」という評価が多いようだ。美大では「プレゼン」という言葉をしょっちゅう使う。「プレゼンテーション」とは言わず「プレゼン」と言う。「それはプレゼンの勝利だね」「プレゼン上手にだまされちゃダメだよ」「プレゼンで何もしゃべれなかったんだって? アホか!」などなど、その上手下手が命取りにもなることを美大生は身に染みて知っている。一般的には、そうおなじみではな...
イベントのお知らせ

学園の学園祭

この時間(今18時半ぐらい)になると、すっかり秋ですね…今日は、武蔵野美術学園の学園祭!!(&オープンキャンパス)お仕事の合間にちょっと遊びに行ってきましたよ〜この白い馬はおみくじマシーン。青い目を一回転させると(しっかりビューラーしてるから、まつ毛に気をつけて!)口からおみくじが出てきます。早速トライ! じゃーん!大吉…t:eehさん中吉…ピロイ小吉…ハムコさんという結果でしたー。楽しい!武蔵野美術学園の学園祭は、本日から9月8日まで。詳しくはHPをチェックしてくださいね。子どもさんがたくさん来てて、吉祥寺校内に子どもの声が響いてて…なんか、いいね…と話してました。空気が変わる。なんかみんな...
日常の業務

たのしいアウェイ

「たのしい社会見学」と題するべきか?午後、東京大学出版会さんのお声かけに、手をあげ最後まで手を下ろさず、1人アウェイ状態で東京大学出版会さんの倉庫(書籍の入出庫)の見学に行ってきました。発端は、東京大学出版会さんのインターンの学生さん向けに倉庫見学をするけれど、興味のある人は?と大学出版部協会(AJUP)営業部会のメーリングリストに投げかけられ、「は〜い!行きたいです!」と名乗り上げた次第。ちなみに私は、営業部会ではなく、電子部会のメンバー。ほかのAJUP営業部会の皆さんも、いろいろ都合がつかず、結果、AJUPから私1人の参加となったわけです。いいですね。MAUPの倉庫見学…というか確認とは、...
フェア情報

ムサビ書店がやって来た!という名のフェア

みなさま、あっという間に9月ですね。夏バテなどこれから気を付けたいところです。さて、9月10日(火)から武蔵野美術大学(たかの台)にある世界堂武蔵野美術大学店で、『ムサビ書店がやって来た!』という名のフェアを開催します。美術書出版会がムサビ生、先生、関係者に向け特別にセレクトした美術書約100タイトル(合計300冊ほど)を販売します。このコーナーでお買い上げの方全員に、全国で世界堂ムサビ店だけでしかない美術書出版会オリジナル缶バッジ(貴方にお似合いの出版社占い付き)をプレゼントします。中身はお楽しみに!また今回、大看板を制作してくれるのは、いつもお世話になっている油絵学科3年生のA.EさんとH...
いぬ・ねこ・かえる

秋のハトとグッピー

不鮮明な写真ですが、9月2日、鷹の台校の近くの畑で80羽ほどのドバトのみなさんが落穂拾いをしていました。壮観です。画面の中央の黒い点のあつまりに見えるのが鳩さんです。研究室のグッピーのみなさんも、ぶじに猛暑を乗り切りました。といって本日も高温ですがなんとなく9月だなあって感じです。こちらもぼけぼけ写真ですいません。東京でも8月最終週から3学期の始業式の小学校などが増えていますが、武蔵美は9月2日が通学課程の授業の開始。通信教育課程の社会人学生と入れ替わって本日から若い学生たちの声が響いています。[ケロT取締役]
耳寄りなお話

切実なもの

いよいよ夏も終わるか...という切迫した気分の今日この頃。今年も残りあと3ヶ月なわけです。切実です。季節外れですが、桜とツリフネソウの写真です。今年の春、友人から送られてきました。高知の牧野富太郎記念植物園で撮ったとか。正式には高知県立牧野植物園と呼ぶようです。お伽噺のような何枚かの写真と、そこがどれだけ楽しい場所であったかという報告と、だから植物はきっちり剪定すべきであるという忠告と。たしかに、いま庭は茫茫を通り越して緑が縦横無尽にのたくっています。庭仕事も切迫している。植物園には内藤廣さん設計の牧野富太郎記念館があります。記念館に行ったのかと聞くと「行って来た。テラスで春の限定なんとか弁当...