ひとりごと

名称変更

いつもにない夏秋の仕事状況だったこともあって、いつもにない年末を迎えている。今この時期に「間に合うかな?」「きぃい〜間に合わない!」という心拍数バクバク、がないのだ。ここ数日の仕事は「学習指導書」(2022年度は87タイトル!)の進行管理と確認、オンデマンド印刷の見本の確認、電子書籍KinoDen(次回のブログでご案内する予定)の確認などなど穏やかな状況。「急ぎでないなら、話しかけないで」モードも解除しているつもり。今年は年度末刊行のラストスパートの頃から、突然の会社名変更の通達。名称変更は行き届いたと思っていたのだけれど、ああ、まだまだだと郵便物を開封してガクン。年に1度更新手続きをしなけれ...
ひとりごと

波乱万丈 2021

2021年、今までになく、私にとっては、いろーーーんなコトがあった年でした。去る方がいれば来る方もまた然り。この世の摂理は変わらずそうです。お仕事の上でも、家族のことでも、、、それに連動して必然的に自分も状況が大きく変化せざるを得ないような、そんな一年でした。青天の霹靂とは、こういうことを言うのだろうなぁ。。。…不思議なのですが、今年結構大変なことが起こったのに、人に話すと結構、驚かれるようなこと…だよなーと思うのですが(実際驚かれますし)、私には、ちゃんと人間らしい血や涙が流れているのだろうか…と、思うほど、そんなに感情が大波を立てないんですよね。。。喜怒哀楽で大波立ってる人を、傍観してしま...
イベントのお知らせ

武蔵野美術大学公開講座公開講座2021 『ぺらぺらの彫刻』についてペラペラ語る会

2022年1月23日(日)14:00-16:00武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパスにて、『ぺらぺらの彫刻』(2021年刊)の著者9名が3名ずつに分かれ、本書で言及した論点を中心に語り合い、彫刻の可能性について更に議論を深める無料の公開講座を行います。会場では、『ぺらぺらの彫刻』を特別価格にて販売する予定です。*詳細は追ってお知らせします。*お申し込み詳細は大学の案内ページへどうぞ【日時】2022年1月23日(日)14:00-16:00【登壇者(五十音順)】石崎尚(愛知県美術館主任学芸員)伊藤誠(彫刻家、本学彫刻学科教授)鞍掛純一(彫刻家、日本大学芸術学部美術学科教授)田中修二(美術史研究者、大分大...
MAUPのヒミツ

ちょっぴりオトナになったこと

朝日新聞の朝刊に、益田ミリさんが「オトナになった女子たちへ」という連載をしておられ、今年で10年を迎えるという!(なんとメデタイ)そこで読者に「10周年ちょっぴりオトナになったこと」を問いかけて、4人の方の回答が掲載されている。(1)スタバで緊張せずに注文できるようになった(60歳)(2)居酒屋で皿を下げられそうになっても「まだ食べています」と言えるようになった(50歳)(3)白黒ハッキリ決着をつけず、グレーを受け入れられるようになった(69歳)(4)自身の癌の手術を経て、もし身近な人が癌になったら優しく寄り添えるように思う(64歳)(1)に似た感情として、ハムコは「もはやマクドナルドで注文は...
ひとりごと

紙の記念日

今日は「紙の記念日」だそうで。1875年の今日、民間初の製紙会社の工場で営業運転が開始されたことに由来するとのこと。製紙工場というと、家人の田舎である釧路の日本製紙の工場が今年の8月に紙の生産を終了、9月末で工場を閉め、その101年の歴史に幕を下ろしました。コロナ禍のため私は2年以上訪れていませんが、工場の高い煙突が煙をたなびかせながら立っている様子が、風向き次第で漂ってくる独特な匂いとともに思い出されます。基幹産業の撤退で経済面の影響が大きいのはもちろんでしょうが、ずっと日常の中にあった町のシンボルのような存在がなくなるのは寂しいことです。言うまでもなく、世の中は加速度的にペーパーレス化が進...
ひとりごと

永年皆勤

仕事のことでは、いろいろなことが大波でやってきて心休まることがなかったこの1年。まず、めげないことを目標にしていた。趣味で続けている小原流いけばなのように。その小原流東京支部から届いた先月の通知。2022年に支部創立100周年を迎えるのだけれど、12月の研究会に出席すれば、100周年記念講習会で永年皆勤10年以上として表彰されるという。花材と型と花器があらかじめ提示されていて、一斉に50分でいけて、採点されるという月に1度開催される研究会。お稽古をしてから臨むのに、ダメダメな白札85点が続くと、凹むことこのうえない。それでも、続けていれば少しづつでも社中の先輩方のように、いけられるようになるは...
ひとりごと

棚卸し迫る

今年も残すところ2週間ちょっと…年末の大仕事、棚卸しが迫っております。クリスマス前に、なんとかスッキリしたい(気分的に笑)という訳で、棚卸しの簡素化を目指し、倉庫整理などしております。コロナ前までは、鷹の台校から協力を仰ぎ、総勢4人でしていた棚卸も、今年もコロナが完全収束ではない為、昨年に引き続きzucchiさんと2人体制でがんばります。来年は、来年こそは、韓国へ行きたい…その韓国が、今、感染拡大で大変なことになっていますが😔昨年、おうち時間が増えたことで、今まで興味もなかった韓国ドラマを見始めた人が増えたそうです。渡韓できるようになったら、いっぱい行きたい人、いるだろうなぁ✈️JC(女子中学...
やめよう自慢

今年の漢字は「金」。あなたの今年の一冊は?

検索エンジンで、書店さんの住所を探っていると、ふいに飛び込むネットニュース。今年の漢字の発表。「金」だそうです。今夏はオリンピック・パラリンピックが日本で開催され、とくに出版の大先輩で友人でもあるMさんの家族、パラリンピック競泳の鈴木孝幸選手を応援していたら、すばらしい金(1)銀(2)銅(2)の大活躍で、一度しかお会いしていないのに、友人親戚に自慢しまくりと、虎の威をかる狐(狸みたいな体型ですけどね)状態でした。そして、漢字発表も「金」。これはこれは鈴木選手のことでもあります!わたしにとってもこの「金」が嬉しく、アスリートの活躍に救われた年でした。自分の中では、ほかに"変化”の「変」というのも...
いぬ・ねこ・かえる

21年下半期読書アンケート『イメージかモノかー日本現代美術のアポリア』

明日発売の、図書新聞12月18日号には恒例の「21年下半期読書アンケート」が掲載されます。文学者、研究者、批評家など錚々たる方々が、2021年下半期に刊行された書籍・雑誌の中から印象に残った3冊を挙げ、充実した回顧文とともに一年を振り返るという、本好きにはたまらない記事です。そして、布野修二さん柏木博さんが高島直之著『イメージかモノかー日本現代美術のアポリア』を選んでくれました。うれしいです。一般書店に置いている新聞ですので、ぜひご覧ください。文字たっぷり、ボリュームタップリで読み応えがあります。活字離れとか、長い文章を読まない/読めないとか、いろいろ言われますけれど、一筋の、文字が連なるテキ...
展覧会情報

若月公平展

来週から、私も学生時代に指導していただいた銅版画家、若月公平先生の展覧会が始まります。「若月公平展」会期:2021年12月13日(月)〜12月25日(土)    ※日曜休廊時間:11:00〜17:00 ※最終日は15:30閉廊会場:養清堂画廊   住所:東京都中央区銀座5-5-15    電話:03-3571-1312画廊facebook→こちら若月先生はムサビ版画の大先輩であり、2001年、東北芸術工科大学(山形)の版画コース開設とともに教授として着任され、以降20年にわたり教鞭を執られてきました。この春に定年退職され、その後も山形を拠点に制作を続けられています。本展では、高度な銅版画のテク...