刊行・販売案内

鬼が笑いますか!? 2021年2月発売の近刊情報

本日、12/4(金)は『鬼滅の刃』の最終巻の発売日だそうですね。はやりのことに疎くマンガは読んでいないのですが、あらすじは知っています。竹を加えたヒロインというのは、ほんと珍しくて魅力的ですね。久しぶりに新宿の書店さんに新刊のご案内に伺いたかったのですが、やはり今日は大忙しでしょう。来週に延期になりました。鬼にちなんで、鬼が大笑いしそうな来年2月のお話です。武蔵美・油絵学科研究室の水上泰財先生の画想の原点をたどる随想『ずっと人間描かれ』をMAUPより刊行いたします!巻頭カラー16ページには先生の御作品、また本文には描き下ろしの挿画多数。先生のあたたかくユーモラスな随筆は、どれもこれもその情景が...
ひとりごと

コロナ禍で変化/定着したこと

個人的にコロナ蔓延によっていちばん変わったのは、朝ごはんを食べるようになったことだ。台所をきれいに片づけてから外出したいハムコ、朝はその時間を確保できないので「食べない」ことにしていた。だから午前中は、ずーっと空腹。でも在宅勤務ならば、通勤にあてていた時間で片づけができる。ずっと家にいると、食事や片づけを挟むことで「区切り」がつけやすくなるので、1日3食がすっかり定着した。しかし秋口から、在宅ではとてもではないが仕事が捌けなくなってきた。出社するとみっちりと忙しく、あまりにも疲れて、ついには早い時間に就寝。その結果、なんと、早起きになってしまった!以前は「片づける時間がないから朝ごはんを食べな...
ひとりごと

明らかに極める

コロナの話題が収束することないまま...12月です。新語・流行語大賞は「3密」。12月といえば年末の棚卸しなのですが、例年でしたら、鷹の台校から応援に来ていただき、総勢4人で行っておりました。しかし今年は「密」を避ける為、zucchiさんとピロイ2人ですることに。改めて、大きく状況が変わったり、我慢したり諦めたりした一年でしたね。毎年当然のことのように行っていた韓国も、舞台やライブも…。日常の飲み会でさえも、なんて尊い時間だったのでしょうか🍻そんな中ではありましたが...このコロナ禍の中で再び注目された、五木寛之著「大河の一滴」。(以下引用)「あきらめる」の語源は「あきらかにきわめること」。物...
展覧会情報

第45回 全国大学版画展

今日は12月1日。信じたくありませんが、12月になってしまいました。この時期恒例の展覧会「全国大学版画展」が、新型コロナウイルス感染拡大の影響により全てが例年通りとはいかないながらも、今週末から開催されます。「版画の彩展2020第45回全国大学版画展」会期:2020年12月5日(土)~12月20日(日)  ※月曜日休館時間:[平日]10:00~17:00(入場は16:30まで)   [土・日]10:00~17:30(入場は17:00まで)会場:町田市立国際版画美術館   東京都町田市原町田4-28-1観覧料:無料全国の美術大学・教育系大学・短期大学・専門学校で版画を専攻する学生の版画約100点...
ひとりごと

新しい風

私が15年来お稽古を続ける小原流いけばな教室の話。「在宅勤務になって通勤時間がなくなる分、時間ができる人はいるし、お花は癒やされる、いけばなをやってみたいと思う人はいるはず。コロナ禍はチャンスなのよ」と教室の新規生徒募集にアクションを起こした先生。そのアナウンスによって、現れた新しい風。木曜日の夜の教室(だいたいいつものメンバーは私を含めて10人。教室は現在ほかに火曜と土曜日に開催)は、これまで、ほぼほぼ一級家元教授の先輩ばかりで、私はペイペイ(それでも、今年一級家元脇教授に進級しました)。とある木曜日、お隣はお見かけしない顔だなあ、「うわあ、かたむける形をやっている。きっちりノートをとってい...
刊行・販売案内

いよいよ書店発売間近! 十時啓悦著『日々の器 悠久の漆』

十時啓悦先生の著書『日々の器 悠久の漆』が12月4日に発売になります。書店によっては予定より早く入荷し発売が早いところもございます。ぜひお手にとってご覧いただきたいです。また武蔵野美術大学美術館では十時啓悦先生の退任記念「樹木と漆と暮らし」展が開催中です。12/19(土)まで開催中です。 実際の漆の美しさを堪能いただければと思います。蜜を避けて、お越しください!わたくしごとではありますが、私の父方の祖父も叔父も、実は漆職人でした。十時先生の書籍もきっかけとなり、大人になってその魅力を知りました。もっと話を聞きたかったな〜。なかなか敷居が高いと思いがちな漆の製品ですが、漆器など、生活が潤うアイテ...
MAUPのヒミツ

コロナのせいなのかどうかわからないが静かな夏だった

お尻に火がボーボーの凹凸人と背中合わせに座っているハムコ。こちらは「お背中カチカチ山」である。ふたりが背後から噴射している炎で、火柱が立っていてもおかしくはない。そこから龍が、ほら、ぐわーっと天井をぐーるぐる。。。昨年度に比べれば、ハムコ担当の著者数は三分の一、総ページ数は三分の二くらいのもの。「楽勝ぢゃ〜ん」なんて思っていたのは、まだ暑かりし頃・・・木枯らしが吹くと同時に押し寄せるお原稿の嵐、嵐、嵐。なぜだ。締め切りは、夏だったはずだ。今年の夏は、たしかに静かだった。(編集:ハムコ)
未分類

リンゴと新聞紙…とくれば!

凹山人さんより、リンゴをいただきました🍎✨めちゃ大きいです。…デッサン&着彩した絵みたいになっていますが、写真ですよ🤗こういう構図を見ると、受験生だった頃を思い出します…。リンゴとか新聞紙って、デッサンのモチーフには欠かせないくらい描きましたよね✏️手の皮が擦り切れるくらい描き込めと..いぇ真面目な話、本当に手の皮擦り切れて、テーピングとかしてました、私。受験生の皆さん、ラストスパートの時期ですね。皆さんが、自分がときめける場所へ、行けますように。[総務:ピロイ]
ひとりごと

どうしよう……

今日の東京地方、先週の暖かさはどこへやら。今の季節らしい、ひんやりとした空気が感じられる一日でした。そんな中、いろいろとつけがまわってきた感じでお尻がボーボー状態の私。別にサボっていたわけではありませんが、こもっていた時期にもっとやれることがあったのでは? などと自分を責める毎日が続いています。そんなこと考えても仕方がないとわかってはいるんですけどね……。いや〜諸々間に合わないかも……。どうしよう……。なんとかなるさと無理やり思って、明日も頑張るしかないなー。でも、どうしよう……。(編集:凹山人)
いぬ・ねこ・かえる

漆は素敵 !!『日々の器 悠久の漆』刊行その3

それは15年前のこと。通信教育教科書『木工 樹をデザインする』を制作していた時、テキスト巻末の漆の作品制作のページをまとめつつ、いつか十時啓悦先生の漆の本が作りたいなぁと夢想したのでありました。漆作品の造形の素晴らしさはもちろん、樹木や木の道具への十時先生の考えを一冊にまとめたいなと。それは、自然から生まれたものを自然に還すという循環の中で制作したいという作家としての姿勢に共感したからでもありました。十時先生は木地制作から加飾まで一貫して制作するので、漆ならではの質感や触感の魅力はもちろん、木地の造形の面白さも魅力の一つとなります。本書には花器、茶道具の水差し、大鉢、酒桶、根来塗の盆、丸盆と生...