【4月上旬発売】『絵画組成 絵具が語りはじめるとき』『デザインに哲学は必要か』
『絵画組成 絵具が語りはじめるとき』『デザインに哲学は必要か』が4月上旬発売になります。
『絵画組成 絵具が語りはじめるとき』
武蔵野美術大学油絵学科研究室 編
川口起美雄+丸山直文+袴田京太朗+水上泰財+小林孝亘+樺山祐和+赤塚祐二+長沢秀之+遠藤彰子+小尾 修+塩谷 亮+中尾直貴+柿沼宏樹 著
A5 判・264頁・4 色刷
ISBN978-4-86463-100-6
3,456円(8%税込)(本体価格:3,200円)
「絵画組成」とは素材研究であり
工程であり技術と思考の融合である。
第1章では9人の教授による徹底的なアトリエでの個別指導を再現。第2章では「絵画は物質から成り立っている」ことを分析し、フレスコ、テンペラをはじめ、ヴェネツィア派以降17世紀のオランダ油彩技法まで、古典技法の研究を通じて各時代の絵画の構築と思考法を学ぶ。第3章はその実践編。小尾修、塩谷亮らがデッサン・油彩・混合技法等の制作過程を多数の図版で再現。初心者からプロまで使える技法書。
武蔵野美術大学油絵学科の授業が1冊に。
『デザインに哲学は必要か』
古賀徹編
板東孝明+伊原久裕+山内泰+下村萌+シン・ヒーキョン+小林昭世+池田美奈子+藤崎圭一郎 著
A5判 272頁
ISBN978-4-86463-101-3 C3070
2,376円(8%税込)(本体価格:2,200円)
デザイナーに必要なデザイン基礎理論を身につける!
デザインは、身体の身振り、行為の無意識を意識化し、技術と人間の関わりを観察する。哲学は物事の前提を疑い、根本から考え直し、既存の世界観や人間観の枠組を問い直す。ではデザインと哲学の決定的な違いは何か。デザインは具体物を制作する。それは実践を通して世界と人間のありさまを具体的に認識する行為である。すべてのデザインは、世界を新しく解釈する理論的実践のプロセスなのだ。
2019.03.05 更新