吉祥寺駅からMAUPまで、毎朝、ほぼ同じ道を歩きます。
その途中、細い路地に軒先の小さな棚の上で鉢物を販売しているお宅があります。商品は草物、樹木、観葉植物などさまざま。どれも小さいものばかりで、お代も100円から高くても500円と手頃。短い期間でちょっとずつ顔ぶれが変わるので、棚の前を通るときに横目でながめてはチェックしています。
そして、そう頻繁にではありませんが、気になるものが並んでいると、代金を備えつけの箱にいれてお買い上げ。
最近も多肉植物をぽつぽつといただいてきたのですが、今日もつぼみがついた一鉢が眼にとまり、思わずチャリン。名札には「四海波」とあります。
MAUPにつくと明るい窓辺にほかの鉢とともに並べました。
お昼にふと見ると、咲いていました!
明るい黄色は、しばし冬の寒さを忘れさせてくれます。
急に暖かい室内に連れてきてしまったから、慌てて咲いたかな。
これではすぐに散ってしまうんだろうなぁ、などと思いながら、夕方になってまた見ると……
朝のつぼみのような状態に戻っている!
ちょっと調べてみたら、咲いたりとじたりを日の光にあわせて繰り返す種類らしいです。花期も、わりと長そう。
じっと沈黙のイメージの強い多肉植物ですが、これだけはっきりとした動きがあると、生き物を手にした感が強く、なんだかとても責任を感じます。
枯らさないようにしなければ。
(編集:凹山人)
コメント