GW、12時32分発の上越新幹線に乗り、故郷へ。東京駅でお目当ての駅弁を購入して、車中でいただこう! というのは計画に終わったけれど、新幹線の車内販売で高崎のだるま弁当を購入して、久しぶりに駅弁を食べました。
どうしてこんなにも、東京駅の駅弁を食べたくなったかといえば『駅弁革命』(小林祐一・小林裕子著/交通新聞社新書)を読んだから。懐石の料理人である横山勉氏が、「冷めてもおいしい」駅弁づくりにたずさわり、「極附弁当」など数々のヒットを放つまでの悪戦苦闘が、いきいきとしたタッチで綴られたドキュメンタリーです。ひとつの駅弁にこんなにもドラマがあったのだと感銘を受けました。著者は、私がMAUPにごやっかいになる前に、仕事をご一緒させていただいたおふたり。さすがの筆致です。
手にとる者にはわからない舞台裏。ひとつの駅弁にもドラマがあるように、書籍や制作物すべて、完成までのドラマがあります。そんなアレコレを書いていこうとスタートした「MAUP日記」も6カ月目に突入しました。今後とも、どうぞご愛顧ください。
[制作:呑猫]
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