出版社の編集部というのは、たいていどこも雑然としている。
数々の本や雑誌はまだしも、プリントした原稿、初校再校三校・・・
一冊できあがったら、ゲラなどすぐに捨ててしまえばよいのだ。
箔屋さんに行って押してもらったときの見本など、
残しておいて意味があるわけではないんですよね。
「もっと、ギューッと遠慮なく押しちゃってください!」
「いや、ルーペで見てください、これが紙の破れる限界ですよ」
「じゃ、もうちょっとだけ、ほんとのギリギリまで!」
などという会話を思い出すので捨てられず。
ついに「思ひ出」という箱をつくりました。
何が入ってるかはヒミツ。自分ではこんな箱をつくるくせに
周辺各位には「整理整頓清潔第一」を強要するハムコ。
MAUPは来年10周年を迎えます。社内の環境を整備するチャンス。
だてに「整理整頓清潔第一」を繰り返しているわけではないのだ。
今からせっせと片づけています。ひとり勝手に整備月間。
[編集:ハムコ]
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