いちはやく10月上旬に発売の新刊情報をお伝えします。
荒井経(あらいけい)著
『日本画と材料——近代に創られた伝統』
を10月上旬に発売いたします。
荒井先生は、日本画家であり、武蔵野美術大学非常勤講師、
東京藝術大学大学院保存修復日本画准教授でいらっしゃいます。
本書では明治時代から現代までの
「日本画と材料」について追求、
「日本画とは」改めて検証し、その実像を捉えなおしています。
日本画を描いている方にはもちろん、
鑑賞する上でとても役立ち、わたしたちの
知的好奇心がみたされる内容になっています。
表紙は、荒井先生作品の青が美しい日本画
「景色2006.9.18」です。
書影は残念ながら、まだアップしていませんが、お楽しみに!
荒井先生のサイトを覗くと、
東京藝術大学保存修復日本画研究室の
学生やOBのみなさんで取り組んでいる
福島県飯館村にある
<山津見神社オオカミ天井絵復元プロジェクト>なるものが。
2年前に全焼した山津見神社拝殿のオオカミ絵
約240枚のうち、第1期分100枚を復元(制作)
するそうで、現在50枚まで完成されているとのこと。
ここで、日本画の材料の研究が(あたりまえですが)活かされているのですね。
お暑いなか、大変だと思います!
しかも、このオオカミ絵。
なんとも魅力的な表情、姿なのでしょう。
完成したら、ぜひ拝見しに行きたいと心から思いました。
詳細は、
山津見神社のオオカミ天井絵復元プロジェクトへどうぞ。
*7月頭に発売の
最新刊『キュレーターの極上芸術案内』
新見隆著も好評発売中です。
旅ガイドとしても面白い一冊です。
本書を読んでいると無性〜に旅をしたくなります。
いちばん行きたいのは大分県立美術館のある大分!
(関鯖の一夜干しサンドイッチを食べてみたい)。
お盆休み前で少しうかれています。
[営業ずっち☆]
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