『ホスピタルギャラリー』は何の本?

先週末に納品された『ホスピタルギャラリー』

編者である板東孝明先生、ブックデザインの平野昌太郎さんに

まずはチェックをしていただき、次に

著者である深澤直人先生、香川征先生にお届けする。

それから協力してくださった方々に御礼のお手紙とともに献呈。

ようやくその作業が一段落した。

徳島大学病院ホスピタルギャラリーbeの開設当初から

展示写真を撮り続けている川崎孝志さんは、

深澤先生、香川先生との打合せにも同行してくださり、

その写真も『ホスピタルギャラリー』に収められている。

献本後すぐに川崎さんからメールをいただいた。

「焼きたての本といいたいところですが

 刷りたての本が届きました。

 急いで箱を開封し

 出現した本の表紙を見て一瞬絶句。

 「なぜ・・・?」

 しかし、その絶句も帯の一文を読んで

 これまた一瞬で腑に落ちました。」

営業担当ずっちによると「何の本だかわからない」

と各位から厳しい御意見が多かったとの報告があったばかりの

日だったので、このメールには救われる思いがした。

このクリームパン、「手」という課題の学生作品。

大学病院の待合室。壁沿いに細いガラスケースが一本。

そこに恭しくこのクリームパンが置いてあったら、

「なんだこれ?」と思いながら、ぷっと笑ってしまうでしょう?

ギャラリーのある病院なんて、素敵だと思いませんか?

[編集:ハムコ]

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