清水恒平先生『マルチメディアを考える』のゲラが
外部校正から今朝、戻ってきた。
ぎゃっと明らかな脱字、なるほどここはわかりづらい
箇所なのかな、という指摘の数々。
明日、清水先生に相談をし、最終調整をして入稿という
最後の正念場みたいな状態です。
この書籍の装丁は、寺井恵司さん。
寺井さんより、欧文タイトルを入れたいとのこと。
「Thinking about Multi Media」ではいまいちか・・・
こういうときは、ムサビ言語文化研究室の0先生に
「たすけてください!」とメールでお願いし、
お知恵を拝借している。
『マルチメディアを考える』は、デザイン情報学科
「マルチメディア表現」の教科書であり、
テクノロジーとデザイナーとのかかわりを考察し、
これからのデザインを提言する内容であることを
お伝えすると、すぐにいくつかを提案してくださった。
「Using Multi Media」
おおおおお、なんと、ぴったりの英文タイトル!
こういうふうにuseを用いるのか。
いつも0先生は「書籍のタイトルとしては」と書いて
くださり、そうなんです、書籍らしいタイトル、
この「らしさ」はとっても重要です。
ちなみに『ホスピタルギャラリー』の欧文タイトルは
Morphology: A Hospital’s Design Gallery
こちらは「形態学」を前面にアピールしました。
珍しく欧文の奥付までつける張り切りよう。
もちろん、翻訳を見込んでのことです。
[編集:ハムコ]
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