近世以来のガラスの金魚鉢は酸素の供給や濾過や温度管理に適さないのでお魚好きから忌避されている。とくに開口部が狭められた構造が酸素不足を予期させる。
もちろん濾過器なしでも毎日水を少しづつ換えて、ついでに水草などを入れれば十分である。夏なら熱帯魚でも。
何度か書いた研究室のグッピーの皆さんに新規メンバーを加えようと「国産グッピー」(輸入物と区別した呼称だが、どうもなじめない)を1組つれてきて、一度自宅においたら、そのまま金魚鉢に住みついてしまった。
つうじょうの水槽とくらべて狭いのだが、その分、コミュニケーションが取りやすい。すぐに手から食べ物を受け取ってくれるようになる。水替えの湯飲みを水槽に入れても、敵意がないことを理解してくれて、遊んでくれる。ただ、自ら湯飲みにはいるのはよくない。金魚鉢のレンズ効果の特性として、写真を撮るとぼやける。仕方がない。許してください。
夏は通信教育課程の教科書で大忙し。今年も数冊があらたにでます。こうご期待。
〔ケロT取締役〕
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