きわめてHappyなことがあれば、
マジ?と言いたくなるようなことが起きるのも世の常らしくて、
(らしくて、というより世の中たいていそんなもんだ、ということは年の功に教えられます)
晴れ上がった美しい空からいきなり石礫が降る、これぞまさに青天の霹靂というようなこともあるわけです。
少し前、用があって関西に行きました。お寺の住職さんとの約束がずれて中1日ぽかっとあいたので、斑鳩の三塔と言われる法隆寺、法輪寺、法起寺へ行ってきました。
あいかわらずの法隆寺の素晴らしさは言わずもがな。
これはコスモスでも知られる法起寺の境内です。撮りたかったのは池ではなく、池に浮かぶ蓮の花2輪と蜘蛛の糸です。
ブログ用に解像度とサイズを落としてしまうとほとんどわからないのが悲しいですが、画面を右上から左下へ斜めに走るぼんやりした光のようなものは、巨大な蜘蛛の巣の糸が光に反射して生まれた虹です(大きな画面だと虹の光の層が分かれているのも見える)。
虹色の糸のまわりにもキラキラ光る蜘蛛の糸が縦横に走っているんですけどね。
主の蜘蛛も、池の奥の2輪の蓮も見えませんが、厳かでのどかな秋の日の古寺のたたずまいです。
ここにはどんな石礫も落ちてほしくはないな。
編集:t:eeh
コメント