「はいはい、5時頃? え、わざわざ来てくださるの?」
精興社のKさんが『道徳科教育講義』『現代アート10講』
の見本5冊を御持参くださるとのこと。ありがたし。
明日には『工芸の教育』も図書印刷から納品され、
即座に通信教育課程の受講生のもとへと発送。
次年度の新刊教科書はこの3冊。
本が出来上がると、つぎに始まるのは献本作業。
ぼーっとしてないで、さっさと献本の準備をすればよい
ものの、なんか、今日あたりはボーッとしている。
大きな会社ならば、アルバイトに献本リストをポンと渡す
のだろうが、弊社のような零細出版社は、何もかも
さいごまで担当編集者が請け負う。
本はただ送ればよいだけではなく、それぞれに御礼状を
用意せねばならない。そのくらいは、今日のうちに
書いておこう、か、なー。で、もー、なんか、なー。
逡巡していると凹山人が「あ、もう用意しました」って、
あーー、エライ、なーー。
『現代アート10講』は80冊くらい献本がでるんですわぁ。
はやく、よーい、しないと、なー。
苦手な海外献本もたくさんあるし。。。
いや、まずは編者の田中正之先生にお送りして、
御返事をいただいてから、献本作業だから猶予がある
(ことにしよう)
ちゃんと本はできているだろうか、できた途端に見つかる
誤植・・・なんて悲劇はないだろうか。
戦々恐々とするあまり、力がはいらない。
いったい何回、何十回やれば慣れるのだろう。
そわそわ、身のおきどころのない午後3時。
おやつどころではない。
[編集:ハムコ]
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