現在、今年4月よりムサビ造形学部油絵学科准教授に着任された、元田久治先生(プロフィール → こちら)の展覧会が開催されています。
「元田久治 – Towers」
会期:2017年7月14日(金) – 8月13日(日) (月曜休廊)
時間:11:00 – 19:00
詳細 → こちら
会場:アートフロントギャラリー
住所:東京都渋谷区猿楽町 29-18 ヒルサイドテラス A棟
連絡先:tel : 03-3476-4869/fax : 03-3476-1765
アクセス情報 → こちら
元田先生は、実在する建築物が廃墟化した姿をタブローやリトグラフで描き続けていますが、3.11以降、作品中の虚構が現実となったような様々な光景を目の当たりにし、また自分の作品を見る者の意識の変化が感じられ、制作・発表することが躊躇われる時期があったとうかがっています。そのような期間を経て再び動き出した元田作品は、私たちにどのような世界観を提示してくれるのか。リトグラフの精緻で繊細な筆致なども見所です。是非、直にご覧いただきたい展覧会です。
次に、今週末から開催されるのが、こちらの展覧会。
「インプリントまちだ展 2017:絵描き・ながさわたかひろ、サッカー・FC町田ゼルビアでブレイク刷ルー!」
会期:2017年7月29日(土)- 9月24日(日)
(月曜休館、ただし9/18祝月は開館、翌9/19火休館)
時間:平日 10:00 – 17:00 (入場は16:30まで)/土日祝 10:00 – 17:30 (入場は17:00まで)
詳細 → こちら
会場:町田市立国際版画美術館 企画展示室2
住所:東京都町田市原町田4-28-1
連絡先:tel :042-726-2771・0860・2889/fax:042-726-2840
アクセス情報 → こちら
ここでも度々紹介しています、ムサビ版画OBながさわたかひろさんの展覧会です。これまでも、プロ野球チームやプロサッカーチームを描くことで応援し、応援することでともに闘うチームの一員と正式に認めてもらうことを真剣に目指し活動してきたながさわ画伯。ただいま追いかけているのはプロサッカークラブ「FC町田ゼルビア」。画伯自身、町田に住まいを移し、今シーズンの試合をじっくりと描いています。
版画美術館が2020東京五輪にむけて打ち出した展覧会企画「インプリントまちだ展」(※本展の展覧会概要をご覧ください)の第一弾としての開催です。全館ではないにせよ、けっして狭くはない展示室を使っての個展。ご本人、気合いが入っています。関連企画も多数。毎週日曜日の午後には、画伯が会場にいらっしゃるとのこと。
同時開催の「紙の上のいきものたち!!」展(詳細 → こちら)や「シリーズ現代の作家 舩坂芳助」展(詳細 → こちら)とあわせて、是非ご覧ください。
(編集:凹山人)
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