みなさま、残暑お見舞い申し上げます。
8月も折り返し地点です。うだるような暑い日は
なんとなくお盆前で落ち着いたような気がします。
ちょうどその頃、私は家人の実家(三重県の奥地)
へ里帰りしていました。
東京では、台風13号で大変だったようですが、
中部地方は、ピーカンの青空でした。
降雨量の多さで有名な尾鷲から、
母の出身である引本港〜父の出身地の矢口浦へ
ドライブ。その途中で、「氷」の暖簾を発見!
水分補給と車を止めて貰い、地元の人しか
こなさそうな雰囲気のお店で、
ちょっと入りにくかったのですが、
店をのぞくと気のよさそうな奥さんが、
いらっしゃいと招いてくれました。
さっそく氷を頼んだんですが、
家人は「金時」、私は「いちご」です。
「いちご」は、東京のシロップより
甘く良い香りで、美味しかった!
そして家人が頼んだ「金時」に掛かっている
シロップの色、、、。
おそるおそる口にした家人は、
「んー」と目をつむり「懐かしい!」と一言。
家人は12歳で、この地を離れてしまったのですが、
それはそれは40ウン年前に幼い頃に食べた
かき氷の味だったようです。
お店の方に伺うと、
このシロップは「せんじ」といって、お砂糖を煮詰めたものとのこと。
もの凄く甘い。煮詰めただけあって黒砂糖に近い味です。
しかし「せんじ」?って聴いたことないな、
と調べたら、愛知、三重、岐阜あたりの言い方らしい。
東京やほかの地域では、「みぞれ」「すい」ほかに「甘露」とも言うようです。(「甘露」っていう名前も素敵)
私が東京で、目にする「みぞれ」って、透明ですが、
手作りながらの薄茶色なんだと関心。
中に入っているアンコもお店の手作り。
塩がきいていて、マッチしていました。
いまどき、おっ洒落〜なかき氷が流行っている中、
「いちご(200円ぐらい)」、「金時(350円ぐらい)」は
嬉しいですし、超シンプルで美味しかったです!
そして、来月からはフェアが目白押し。
いまは準備に追われています。
楽しかった夏の一時、カキ氷の写真が懐かしいです。
[営業zucchi]
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