土曜日の大学図書館・土曜日の学食

大学図書館には、いつもとてもお世話になっている。
ある日、地下書庫にあるはずの古い雑誌がなぜかない。
アルバイトの学生さんは職員Aさんにヘルプを出し、
Aさんを先頭に3人で、こっちかな、英文タイトルで
整理されてるのかも、貴重書扱いにはなっていないし
・・・ついにベテラン職員Bさんが呼び出され、
Bさんを先頭に4人で地下をぐるぐる。
申し訳ないと思いつつもハムコは宝探しのツアーに
参加している気分でニコニコ、アルバイトの学生さんは
あきらかにうんざり顔、Aさんはだんだん難しい表情に。
ついには探している記事を他館からコピーで取り寄せ
てもらうことになった。

ある時は『原色現代科学大事典 6』がどうしても見たくなる。
第6巻は「人間」で三木成夫先生が図版解説をしている。
この解説が素晴らしい。引用された数ページのコピーが
手元にある。どうしても全容を見たくなる。
ネットで調べると、他巻は数百円でも買えるのに、
第6巻は3万円也。さすが。。。
まずは近所の武蔵野市図書館を探すが、ない。
図鑑だから他館からの貸し出しはダメだろうな〜、
と思いながらも毎度のようにAさんに相談する。
数日して「館内閲覧ですが、貸してくれる館があったので
取り寄せています」と連絡がくる。感激する。

直接、仕事には関係ないことなので、こういうものは
土曜日に遊びがてら図書館へいき、ついでに展覧会を
見たりする。2時過ぎに学食でラーメンを食べながら、
しばらくぶりにお会いする先生と長々と話し込んで
しまったりする。
会う人ごとに「土曜日も仕事?」と言われ、
なんと返事をしたものか困ってしまう。
[編集:ハムコ]

コメント

タイトルとURLをコピーしました