iPadの発売以来、紙媒体と電子媒体について話題にのぼる
機会が増えました。大方の意見としては、紙媒体が電子媒体に
淘汰されることはなく、共存してゆくだろう。しかしそうなると
紙媒体は紙媒体としてのアイデンティティをますます厳しく
問われるであろう・・・となるようです。
ハムコ周辺でiPadを「買ったよ!」と自慢した人は
酒井道夫名誉教授おひとり。しかも、所有権は奥方様にあるとか。
実際に使いこなしている人に会ったことがないなぁ。
と、思っていたら、先々週末に歯科医院で説明を受ける際に
院長先生が奥からiPadをもってきて、ネットに接続、
サイト上のデータを見せながら説明をしてくれました。
ハム「わぁ、iPadはじめて見ましたぁ!」←大喜び
院長「いやー、接続にちょっと時間がかってね」←自慢自慢
よく考えてみると、べつにiPadを使わなくてもいい状況だった。
そういえば、電車のなかでiPadを使う人も見たことがない。
(ローカルな西武国分寺線では、と云うべきか)
と、思っていたら、つい先週、金髪碧眼のお嬢さんが
なにやらそれらしきものを車内で見つめている。
にじりよるハムコ。
そのお嬢さんがもっていたのはキンドルであった。
おお、たしかにiPadより小ぶりで「小説」向きなかんじ。
文庫本または薄手の四六判を手にしているのと似た雰囲気。
美人にはキンドルがよく似合ふ。
その数日後、車内で若いサラリーマンがiPadを手にして
いるのを目撃。全身で自慢しているようなイケ好かない雰囲気!
ヤ○ザが金ブレしてるみたい←持たざる者のひがみ
おそらく5年後には、電車の中で紙媒体の本を読む人はほとんど
いなくなるでしょう。ハムコもiPadを持っているでしょう。
で、本という紙媒体のアイデンティティってなんでしょうね?
紙だろうが電子だろうが「良書には編集者が介在する」と
確信していますが。
[編集:ハムコ]
コメント
>ヤ○ザが金ブレしてるみたい←持たざる者のひがみ
新幹線に乗ると金ブレしている人を見ることができるよ。やくざじゃないよ。パーマをかけた、大阪の土建屋のおじさん。大きな声で、携帯電話してるよ。
今どきはメッシュのシャツを着ておるよ(今年、ユニクロで売り出したようなやつ)。半径1メートルに近づいただけで暑っくるしいよ。