増刷検討

なんて素敵なひびき!「増刷検討」。
売上がまったくなく、在庫が動かなければ必要がないこと。そうではなく、不足だと思われるタイトルがあるなんて、素晴らしいことではないか! と思って業務にあたる。昨夏くらいから、「急いで増刷しないと、教科書採用の出荷に間に合わない!」「予約していなくて、本文用紙がどうにも間に合いそうもない」ということが続き、営業zucchiと2ヶ月に1度、稼働しているタイトルすべての「増刷検討」をしようと決めた。年に6回じゃないか、1タイトルごとの性格を見極めて基準値をつくり、倉庫から在庫数をダウンロードして云々と、おおよそのやり方は出来上がった。

今日は基準値をつくって取り組む2回目の増刷検討。数字とにらめっこして、これで大丈夫なはずと、まとめ、確認することができたけれど。
在庫過多になってはいけないし、もちろん在庫がなくて注文に応じることができないのはもってのほか。改訂版がひかえていることを考えなければならないタイトルもあり……。後6ヶ月は大丈夫だと思われるけれど、2月末納品の教科書新刊時に、増刷の準備はしていられないなら、今とりかかるか? などなど悩みはつきない。
あ、ひとりごとのようになってしまった。

確実にいえるのは売上は喜びに通じるということ。「現代アート10講」「音楽論」「アートマネージメントを学ぶ」などなど、前回の増刷検討から、よい動き!

[制作:呑猫]

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