日本で最大の教育系学会は日本教育学会ですが、それに次ぐ規模をほこるのが教育史学会です。その、第63回大会が静岡大学で2019年9月28−29日で開催され、地方大会にもかかわらず、200名を超える研究者が集まりました。
大会のシンポジウムは、歴史系の学会に珍しく、体育、スポーツで、オリンピック前年とあってずいぶんと盛り上がりました。また、コロキウムでは、教育勅語研究の集まりもあり、学会では珍しく太郎次郎社さんの編集者による発表がありました。『くわしすぎる教育勅語』が、早くも第3刷がでる予定とのことです。ちなみに、同書刊行以前は教育勅語の本文研究の標準とよばれていた弊社『道徳科教育講義』も、この9月、堂々の2刷りです。
そして、来年。第64回大会の会場は、なんと、武蔵野美術大学です! 美術系の学会の会場になることは多いですが、各分野の方々が参加する学会の開催は、珍しいです。弊社も、この大会にはブースを出して参加するつもり。
2020年9月26-27日の開催に向けて、さっそく各種企画が動いているとのことです。
〔ケロT取締役〕
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