浜辺がピンクに染まるとき@母島

『美術の授業のつくりかた』複数の著者の先生方にご連絡することがあり、
「長い梅雨が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。」とメールに書いた。
しまった! メールを出してから気づいた。
大黒洋平先生は、4月から小笠原諸島の母島の学校に赴任されたのであった。
すると、ご返事には「こちらは、5月末に梅雨が明け、すっかり夏です…。」とあり、写真が添付されていた。

どうしてこ〜んなにピンクなのかしらん。。。
この世の景色なんだろうか。
夢の国?

なんと「珊瑚の産卵でピンクになった浜辺」なんだそうです!
これをみた瞬間、不覚にもハムコは「美術なんていらないぢゃん」と思ってしまったのであった。
ご、ごめんなさいっ、大黒先生!
どうしてそんな不遜な考えが浮かんだのか・・・初等中等教育における図画工作・美術の授業の大切さを力説してきたというのに。
それくらいの強い衝撃を受けた、と言い訳をさせてもらうしかない。

「造形だより」第1号も発行されたとのこと。
これによると、中学3年生が1年間かけて「ここを描きたい!」と思う母島の風景を描く卒業制作に取り組んでいるという。
OGASAWARA 50 COLORSというオリジナル水彩絵の具もあり、、、ふむふむ。

これだけ豊かな表情の海を描くには、いったいどうしたらいいのだろう。
よーく、ながーく見ないと、海の変化についていけないだろう。
ますます観察力がつくにちがいない。
どの瞬間を切り取るのか。
一人ひとりの観察眼が卒業制作に込められる。

いつかこんな海を見に行きたい。

編集:ハムコ

コメント

タイトルとURLをコピーしました