予定通りであれば、世の中はオリンピック開幕直前の賑やかさにあふれていたであろう時期ですが、長引く梅雨もあいまってなんとなく気鬱な日々が続いています。聞くところによると、天気は悪くても蒸し暑く感じることが多いので想像もしていなかったのですが、何十年ぶりかの大変な冷夏になる可能性もあるのだとか。長梅雨の影響が農作物に出ていますが、更に冷夏に見舞われたら一体どうなってしまうのでしょうか。
そう、今日は土用の丑の日ですね。報道によればウナギの稚魚が、史上最低だった昨年の同じ時期と比べて5倍獲れたということで、今年はいくらか安く食べられるのかもしれませんが、どうでしょう。魚といえば、ウナギ以上にサンマのことが気がかりです。ここ数年不漁が続いていますが、先日の釧路での初水揚げでは100匹に満たない漁獲量で、売値はなんと1匹6000円ほどだったとか。もちろんこれからシーズンとなり、量が獲れてくれば安くなるのでしょうが、気軽に今日はサンマにというわけにはいかなくなるのかもしれません。
冷夏というとタイ米のことが思い浮かびますが、ウナギもサンマもできることなら日本のお米とともにいただきたいものです。タイ米はタイ米にあった料理で是非お願いしたい。その選択の余地のない事態とならないことを祈るばかりです。
(編集:凹山人)
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