島 眞一展 SHINICHI SHIMA 1942-2008

今日の東京地方、朝から曇の多い晴れといった感じでしたが、午後になって太陽は完全に隠れてしまったようです。先週末も雨続きでしたから、もう少し陽が照ってほしいところですね。それにしても、最高気温もあまり上がらなくなり、ようやく過ごしやすい時期を迎えました。

今日は、明後日、10月1日(木)から東京・国立のギャラリーで開催される故島眞一先生の展覧会をご紹介。

「島 眞一展 SHINICHI SHIMA 1942-2008」

会期:2020年10月1日(木)―10月13日(火)
   ※10月7日(水)は休廊
時間:11:00―18:00 ※最終日は16:00まで
会場:コート・ギャラリー国立
   東京都国立市中1-8-32

アクセス等についてはギャラリーwebサイトでご確認ください。→ こちら

島眞一先生は、1980年代から30年以上にわたりムサビで教鞭を執られましたが、残念ながら2008年に66歳で亡くなられました。ムサビに着任される前は十数年スペインで活動されていて、滞在中に作家の堀田善衛やカメラマン時代の佐伯泰英と交流されたことでも知られています。島先生の作品というと、そのマチエールからスペインの荒々しい風土や空気感が感じられながらも繊細な意識が画面の隅々まで行き届いた抽象画が思い浮かびますが、今回久しぶりに直に拝見できるのが楽しみです。

引き続き新型ウイルスへの対策を十分にされた上で、現在ムサビの美術館で開催中の「脇谷徹―素描ということ」「イラストレーションがあれば、」とあわせて、是非お出かけください。

(編集:凹山人)

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