昨夜の19時過ぎ、見知らぬ番号から着信あり。
0967って、どこだろう?
知らない携帯の番号なら出ないところだけれど、なんとなくこれは出たほうがよさそうだ。
「はい」と小さな声ででると
「熊本のお宿、◯◯でございます。スズキさまのお電話でよろしかったですか?」と弾けるような女性の声。
くまもと?くまモン! いやいや、わたしスズキさんぢゃないモン。
「あのぅ、おかけ間違いだと思います」と云うと、
「はっ、失礼しましたっ」とすぐに切れてしまった。
熊本に行くなら、まずはRちゃんに声をかけないとね。
そうだ、デザイナーBさんのお嫁さんの実家の居酒屋にも行きたい・・・
ビールを呑みながら、果てしなく妄想は膨らむ。
10月に入って、いきなり忙しい。対面での打ち合わせも、少しずつ再開。
先日は、某先生の研究室に呼ばれていったところ、3メートルはある机の上に関連資料がずらりと並べられていた。
机に沿って移動しながら、時には地図を広げ、時には先生の描いたスケッチブックを覗き込み、、、舞台はローマ。
これまでにないローマ本ができそう!と思っていたら、
先生は心配そうな顔で「こんなコロナの時に、旅心を誘うような本は出さないほうがいいだろうか?」と云う。
「何をおっしゃるんですか、今こそ、こういう本が必要です!」と断言するハムコ。
板垣鷹穂『建築』とはまた違った都市逍遥。
板垣は戦時下の日本で、心はローマに遊んでいた。
そう、私たちの魂は浮遊する、いつでも、どこにでも行ける。
(編集:ハムコ)
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