著者の先生から、思わぬ嬉しいメールをいただくことがある。
つい昨日は『映像のフュシス』三浦均先生から。
『映像のフュシス』の帯は、関野吉晴先生が書いてくださった。
この本をつくっている最中に、突然、三浦先生が
「帯はね、関野さんに頼んだから!」と云うではないか。
(じつは、こういうパターンは弊社ではよくある)
ありがたいことではあるが、正直なところ編集者としてはフクザツな心境。
「帯に短し、たすきに長し」という例えのとおり、「帯」はとても難しい。
果たして、いかなる帯原稿が届くのであろう。。。
関野先生は退任されたが、三浦先生とともにムサビ教授というつながり以上に、お二人とも「下町育ち」という共通点があるせいか(かたや東京、かたや神戸なれど)、専門領域を超え、年齢を超えた友情で結ばれている(ようにお見受けする)
こうしたおふたりの公開対談が、10月17日(土)19時から「地球永住計画」の企画で行われます! 題して「サイエンス(宇宙物理学)と芸術感覚の融合」
このサイトで、関野先生の「帯」もご覧になれます。
「帯」をお願いする際は、書き手の方にゲラ(印刷前のレイアウトした原稿)をお渡しします。
四六判とはいえ340ページ分ものゲラを関野先生は本気で読んでくださったようで、頂戴した帯原稿は200文字以上もあり、大感激したのですが、、、泣く泣く苦渋の選択の末、この文言が残りました。
『映像のフュシス』をお読みになった方も、未読の方も、どうぞ公開対談をご覧くださいませ。
(編集:ハムコ)
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